亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

国家レベルのモラル・ハザード

2011年06月22日 20時45分59秒 | 金市場
夕刻のNHKニュース。ギリシャのパパンドレウ政権の「信認案は賛成多数で可決」という題字で報道していた。確かに賛成多数だが、内容は定数300に対し賛成155、反対143、棄権2という僅差だった(一院制)。パパンドレウ政権が提出している中期財政再建計画に対し与党内からも反対の意見が出ていたことから、造反票が不信任に回れば信認されない可能性があった。結果は、与党議員は全員賛成に回ったことで波乱は避けられ . . . 本文を読む
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