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亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

オバマ政権スタート

2009年01月20日 10時43分00秒 | 国際情勢
オバマ新政権が誕生する。ここでも政策の心理面での効用の重要性を過去書いたことがある。昨年の11月8日に「投資家心理、消費者心理、有権者の心理、心理なのだ」と題して書いた。 その時は『キーワードを挙げるなら「心理」となる。「投資家心理」、「消費者心理」、終わったばかりの大統領選挙でも同じだった。こちらは「有権者の心理」。上院議員経験わずか4年の候補者がChangeを旗印に勝ち進んだのは、ブッシュ政 . . . 本文を読む
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中東戦線拡大で新たな変数登場

2009年01月04日 22時30分36秒 | 国際情勢
年末に始まったイスラエルによるパレスチナ自治区ガザへの空爆は戦線拡大を意味する地上部隊のガザ地区侵攻に発展した。イスラエルサイドへの攻撃を続けているハマスの動きを抑えるのが目的とされる今回の攻撃が近隣のエジプトやイランを巻き込むような事態に至るのか否か。それでなくとも難しい環境分析に新たな変数が加わってきた。近隣諸国の現政権が必ずしも人心を掌握していると言えないからだ。イスラムという宗教色が前面に . . . 本文を読む
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金価格は陽線に

2008年12月29日 23時55分44秒 | 国際情勢
オバマ新政権スタートまで1ヵ月を切り、ブッシュ政権はクリスマスと年末年始で解散状態の間隙を突く形でのイスラエルのパレスチナへの本格的な攻撃。イスラエル寄りの対応を鮮明にしてきたブッシュ時代の内にという動きか。年明け2月にも総選挙・・・・といってもイスラエルの話で、そのために与党に焦りとも伝えられている。俄かに騒がしくなった中東情勢。金市場はこのまま行くと陽線となる可能性が高まってきた。NYコメック . . . 本文を読む
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年末に至り自由貿易交渉、挫折だと

2008年12月23日 23時30分37秒 | 国際情勢
クリスマス休暇入りで全般的に薄商い。昨日、人民銀行が9月中旬に緩和策に転じて5回目となる利下げを実施した中国。にもかかわらず本日の上海株は4.6%の下げ。企業業績への不安が売りの背景。業績といえば、国内では再びトヨタ。業績予想の下方修正が発表された。事前に流れていたように初の営業赤字に。誰もが驚くその落差の大きさ。前期は過去最高益2兆2700億円の営業利益。そして今季は今の時点で1500億円の(戦 . . . 本文を読む
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NHKニュースから・・・勇気ある行動、当局の対応は

2008年12月11日 17時02分11秒 | 国際情勢
12月10日は国連で世界人権宣言が採択されてちょうど60年になるとのことだが(正直言って関心外につき知らなかった)、今朝8時半のNHKニュースは驚きだった。中国でインターネット上で共産党の一党独裁体制を批判する文章が発表され、中国で有名な作家や弁護士ら賛同者として303人の名前が記されているというニュースだった。共産党の一党支配体制の終了や、立法、司法、行政による三権分立の確立、それに民主的な直接 . . . 本文を読む
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やはり「イラン空爆」は・・・・

2008年07月24日 23時55分28秒 | 国際情勢
本日は珍しく平日夜の部のセミナーにて遅くなった。日曜日の日経でも報じられていたのだが、 7月19日スイスでイランとEU(欧州連合)が核開発問題を巡る協議がもたれたが、その場に米国務省のナンバー3のバーンズ国務次官が参加したというニュースがあった。実はこのこと自体がニュース性を帯びるのは、米国側がイラン側がウラン濃縮を停止しない限り一切交渉には応じないという方針を変えたと見られるからだ。今回は、オブ . . . 本文を読む
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プーチン予定通りの続投

2007年12月04日 19時50分58秒 | 国際情勢
ロシアの下院選挙は野党の共産党を徹底的に叩くことよりも、いかにプーチンの基盤を固めるかという部分に焦点が当てられていたのは、報道されているとおり。与党「統一ロシア」の候補者名簿筆頭に自らの名を載せ圧勝することが自分への信任の証とは、よく考えたものだと感心してしまった。今回の下院選は実質的な大統領選挙ということになる。それにしても昨年から自らが指示して野党を立ち上げ、民主主義っぽい形を作っていくあた . . . 本文を読む
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止まれない中国

2007年04月12日 23時08分25秒 | 国際情勢
中国の温家宝首相の国会での演説を見たが、外交関係のニュースで見覚えのある顔が衆院本会議場のひな壇にズラリと並び、日中双方の演説内容を真剣な表情で聞き入っている風景は、それだけでピリピリしたものを感じた。本来的に中国サイドの歩み寄りがそもそも“雪解け”ならぬ“氷溶け”のきっけかで、ただ大国のメンツと国内向け政策もあり、まず日本サイドが訪中するという形式をとったものと当方は推測している。安倍政権には米 . . . 本文を読む
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調整役としてのサウジ

2007年04月07日 23時31分02秒 | 国際情勢
野球の関係で更新が遅くなってしまった・・・・というとTVの番組繰り下がりようですが。本日もいただいたコメントに関連することを書きましょう。ここでは英兵拘束を受けてペルシャ湾に緊張が走った際にも概ね米国のイラン攻撃はないのではとした。要は誰もが思うようにあれだけイラクで手間取っているなかでは戦線を新たに展開するのは無理ということ。加えて、アフガンも目が離せなくなっていること。それでもブッシュ政権が一 . . . 本文を読む
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原油一時68ドル(時間外取引)

2007年03月28日 10時03分27秒 | 国際情勢
3時頃(日本時間の4時頃)目覚めてレートチェックしたら金のスポット価格は662ドル程度。それでまた寝てしまったが、次に起きてみると667ドルに跳ね上がっておりWTI原油が時間外で68ドルに急伸。ペルシャ湾に米海軍が03年のイラク戦以来の規模で展開中との噂がある、しかしマーケットでのこの類の話は大半が「噂」に終わるが「火のないところに煙は立たない」ということもあり市場は右往左往。ペルシャ湾では、おそ . . . 本文を読む
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