平成徒然草~つれづれなるままに日暮里~

酒とギャンブルとストレスの日々

先週のレース(ヴィクトリアマイルなど)

2007年05月19日 | 結果
○5月12日(土)
東京「第52回京王杯スプリングカップ(GⅡ)」(4歳以上、芝1400㍍)
エイシンドーバーがゴール前4頭が一線の争いを制した。18頭立て5番人気。優勝騎手は福永祐一。勝ちタイム1分20秒0(晴・良)はレコード。中団から4コーナーで内を突き、直線は馬群の中から抜け出す。上がり3F34秒0はレース最速タイ。4着まですべてクビ差で、2着はシンボリエスケープ。中団、勝馬の1馬身程後方の外。直線外に出して追い込む。勝馬と同じレース最速の上がり34秒0を繰り出す。位置取りの差が出た格好。3着はオレハマッテルゼ。外の3番手追走。逃げ馬を交わして際どい勝負に持ち込む。逃げたマイネルスケルツィが、直線一旦2番手以下を引き離して4着に粘る。1番人気のプリサイスマシーンは勝馬から1秒2差の9着。2番手追走も直線は早目に後退。
エイシンドーバーは父ヴィクトリーギャロップ、母エイシンジョージア(母の父クリスエス)、牡5歳、栗毛。栗東・小崎憲厩舎。馬主は平井豊光氏。米国産。

京都「第9回京都ジャンプステークス(J・GⅠ)」(4歳以上、芝3170㍍、ハンデ)
キングジョイ(59㌔)がゴール前差し切った。13頭立て5番人気。優勝騎手は白浜雄造。勝ちタイムは3分31秒0(晴・良)。最後方から徐々に進出。2周目向正面で先頭との差を詰め、4角を2番手で回って外から差す。2着は1馬身3/4差でブロードキャスター(60㌔)。中団から2周目向正面で先頭に立って粘る。1番人気でトップハンデタイのクールジョイ(61㌔)は2馬身の3着。好位2番手追走。2周目向正面で2着馬に早目に交わされるが粘り、最後は再び差を詰める。トップハンデタイ61㌔の他の馬は、マルブツトップが2番人気で5着。アグネスハットが3番人気で6着。メイショウイグアスとパレスチャンピオンが終盤の障害で落馬。
キングジョイは父マーベラスサンデー、母プリンセスエイブル(母の父ジェイドロバリー)、牡5歳、鹿毛。栗東・増本豊厩舎。馬主は松岡隆雄氏。生産牧場は川上牧場。

京都「葵ステークス」(3歳、芝1400㍍、12頭立て)
1番人気のカノヤザクラが5着まですべてクビ差の接戦を制した。優勝騎手は上村洋行。勝ちタイムは1分22秒6(晴・良)。2番手から3番手のインに進路を取り、直線埒沿いを伸びる。2着はアドマイヤヘッド。中団から、直線で5、6頭の外に出して追い込む。3着はマセラティスタ。逃げて一旦は4番手に後退も差し返して3着確保。4着はロードクルーザー。5着のシンデレラマンは、出遅れてダッシュが付かず後方から2番手を追走、外々を回り、4コーナーも大外を回って上がり最速の34秒0で追い込む。
カノヤザクラは父サクラバクシンオー、母ウッドマンズシック(母の父ウッドマン)、牝3歳、栗毛。栗東・橋口弘二郎厩舎。馬主は神田薫氏。生産牧場は浜本牧場。

○5月13日(日)
東京「第2回ヴィクトリアマイル(JpnⅠ)」(4歳以上牝、芝1600㍍)
コイウタが直線、内から差して優勝した。18頭立て12番人気。優勝騎手は松岡正海。勝ちタイムは1分32秒5(晴・良)。中団から。直線、逃げるアサヒライジングが内をガッポリ開けたので、その内に入れて伸びる。2着は1/2馬身差でアサヒライジング。やや離して逃げ、直線は馬場のいいところを選んだようだ。3着はハナ差でデアリングハート。道中は勝馬と同じような位置で内外。勝馬が内で、同馬が外。同じように追い込むが届かず。以下、4着キストゥヘブン、5着に最速の上がり32秒9で追い込んだジョリーダンス。1番人気のカワカミプリンセスは出遅れて10着。中団のまま伸びず。勝馬とのタイム差は0秒9。
コイウタは父フジキセキ、母ヴァイオレットラブ(母の父ドクターデヴィアス)、牝3歳、栃栗毛。美浦・奥平雅士厩舎。馬主は㈲前川企画。生産牧場は社台ファーム。
このレースの売上は、174億7000万円余で前年比100.3%と微増を示した。この日一日の東京競馬の売上は約260億円で前年比99.9%とほぼ前年並を維持。入場人員は6万8523人で同116.6%と増加した。

京都「栗東ステークス」(4歳以上、ダート1200㍍、ハンデ)
バンブーエール(56㌔)が直線抜け出して優勝した。1頭取り消して15頭立て5番人気。優勝騎手は幸英明。勝ちタイムは1分11秒3(晴・良)。5番手追走から直線抜け出し、ゴール前もう一伸び。2着は1馬身1/4差で軽量51㌔のゴッドヘイロー。向正面では後方グループ。4角で勝馬の後方に付け、外から一緒になって追い込む。上がり36秒3はレース最速タイ。3着はクビ差でチョウカイロイヤル(54㌔)。道中は2着馬の外に位置。直線外から1、2着馬と連れて追い込む。3/4馬身差4着のタイキジリオン(54㌔)も上がり36秒3。1番人気でトップハンデ57.5㌔のニシノコンサフォスは9着。勝馬とのタイム差は1秒1。サイボーグ(6着)にハナを叩かれ、直線一杯。ハリーズコメットがスタート直後に落馬。
バンブーエールは父アフリート、母レイボーウッド(母の父レインボークエスト)、牡4歳、栗毛。栗東・安達昭夫厩舎。馬主、生産牧場とも㈲バンブー牧場。