雨が降ったり止んだり。
倉本聰脚本のドラマ「ばんえい」を観る。
1973(昭和48)年のテレビドラマで、フィルムでなく、ビデオで撮られていた。
主演は、小林桂樹と八千草薫。
その夫婦の息子で、高校生役を、最近は「BARレモン・ハート」のマスターの印象が強い中村梅雀が演じているが、もちろん梅雀というテロップではないので、分からなかった。
定年間近の役人の人生をばんえい競馬に例えようとするものだから、ハッキリ言って重いテーマだ。
今見ると夫婦関係の設定が凄いが、当時はこれで当たり前だったのだろうね。
競馬ファンとしては、今はなき岩見沢競馬場が見られたのがうれしい。
映るスタンドには多くの客が来ているのが分かる。
手元に古い本(昭和50年刊行の「北海道の競馬」)があるのだが、この頃のばんえい競馬人気は伸び盛りのようだ。
駐車場にはマイカーがびっしり。といった写真も掲載されているから、エキストラで動員をかけたわけでもなさそうだ。
もっとも競馬場を満員にするくらい集めるとなると大変だが、後に山形県の上山競馬場で西部警察がロケをしたときは、すごく集まっている。
スタンドに女性が多いので、明らかに違和感がある。
「ばんえい」が放送された昭和48年と言えば、あのハイセイコーブームの時代である。
ハイセイコーの引退とともに、空前の競馬ブームも沈静化していくから、この頃から2年ほどが競馬人気のピークだ。
八千草薫は、当時は40歳くらい。
車から降りると、モンローのようにスカートが舞い上がるシーンがあって、重いストーリー展開だったのでドキッとした。
ビデオテープが貴重だったので、そのシーンを残したのかもしれない。
酒場のカウンターで大滝秀治と小林桂樹が呑むシーンでの大滝秀治が渋い。
出走馬がスタンド前を行進するときのマーチもとても懐かしかった。
JRAの本馬場入場行進曲として使われていたものだが、ラジオ日本がラジオ関東と名乗っていた頃の、競馬ダイアリーという番組のテーマでもあったんじゃないかな。
11月に日本映画専門チャンネルで放送されるようだ。
倉本聰脚本のドラマ「ばんえい」を観る。
1973(昭和48)年のテレビドラマで、フィルムでなく、ビデオで撮られていた。
主演は、小林桂樹と八千草薫。
その夫婦の息子で、高校生役を、最近は「BARレモン・ハート」のマスターの印象が強い中村梅雀が演じているが、もちろん梅雀というテロップではないので、分からなかった。
定年間近の役人の人生をばんえい競馬に例えようとするものだから、ハッキリ言って重いテーマだ。
今見ると夫婦関係の設定が凄いが、当時はこれで当たり前だったのだろうね。
競馬ファンとしては、今はなき岩見沢競馬場が見られたのがうれしい。
映るスタンドには多くの客が来ているのが分かる。
手元に古い本(昭和50年刊行の「北海道の競馬」)があるのだが、この頃のばんえい競馬人気は伸び盛りのようだ。
駐車場にはマイカーがびっしり。といった写真も掲載されているから、エキストラで動員をかけたわけでもなさそうだ。
もっとも競馬場を満員にするくらい集めるとなると大変だが、後に山形県の上山競馬場で西部警察がロケをしたときは、すごく集まっている。
スタンドに女性が多いので、明らかに違和感がある。
「ばんえい」が放送された昭和48年と言えば、あのハイセイコーブームの時代である。
ハイセイコーの引退とともに、空前の競馬ブームも沈静化していくから、この頃から2年ほどが競馬人気のピークだ。
八千草薫は、当時は40歳くらい。
車から降りると、モンローのようにスカートが舞い上がるシーンがあって、重いストーリー展開だったのでドキッとした。
ビデオテープが貴重だったので、そのシーンを残したのかもしれない。
酒場のカウンターで大滝秀治と小林桂樹が呑むシーンでの大滝秀治が渋い。
出走馬がスタンド前を行進するときのマーチもとても懐かしかった。
JRAの本馬場入場行進曲として使われていたものだが、ラジオ日本がラジオ関東と名乗っていた頃の、競馬ダイアリーという番組のテーマでもあったんじゃないかな。
11月に日本映画専門チャンネルで放送されるようだ。