アル中雀の二枚舌

アル中、ヘビースモーカー、メタボで脂肪肝、おまけにトドメの脳出血&片麻痺──現在、絶賛断酒中。そんな中年男の独り言

産地・興味期限偽装

2008年07月10日 22時39分27秒 | Weblog
たぶん、全国区で有名になっている、と思いますが、飛騨牛偽装の丸明です。

なんと、狂牛病で全頭検査が実施される前の、古い牛肉を数十トン、冷凍して残してあったそうです。

当時、未検査の牛肉を、国が買い上げて処分する事業があって、丸明も47トンを申請して、7510万円を受け取っていたそうです。

でも、従業員の証言によると、最近でも古い牛肉を、混ぜて卸していた、とのこと――

いずれ、ハッキリすると思いますが、処分したはずの牛肉が――狂牛病に感染していたかもしれない肉が――最近でも売っていた、ということになりますね。

これはもう、産地偽装とか消費期限偽装とか、そういう次元の話ではありません。
完全な詐欺です……消費者に対する、裏切り行為としか思えません。

ここの社長は、確信犯なのか、未検査肉の使用は認めていないそうです。
だったら、倉庫に残しておく必要は無いわけですよね。

まあ、帳簿と従業員の証言とを、照らし合わせれば、事実は明らかになってくるでしょう。

でも、この事件で、一番迷惑しているのは、真面目に働いている畜産農家の皆様でしょうか……飛騨牛に風評被害が出ないことを、願うだけです。

船場吉兆と同じように、丸明も時間の問題で淘汰されていくと思いますが、当分は気を付けないといけませんね。

こうなってしまうと、安心安全なお肉は、松阪牛くらいなのでしょうか……