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お魚の価値って

誰が決めるんでしょうね。
もちろん、高すぎれば、我々消費者は離れてしまうし、安すぎるのも漁師さんにとって、どうかと思います。

とりあえず、一日だけの全国一斉休漁――市場にはそれほど影響は無いそうですが――我々が普段、何気なく口にしている、お魚の価値を考え直す、機会です。

ここ数年を振り返ってみても、鯖が不漁で高級魚になっちゃったり、マグロが捕れすぎて、安くなったり――どう考えても、地球温暖化の影響でしょうか――異常気象に振り回されてきました。

で、今年になってからの、異常な石油高騰――もちろん、悪いのはブッシュの馬鹿です――漁師さんも、出漁しても赤字続きじゃ、やってられませんよね。

肉と魚は、同列に比べられない、って知っていましたか?
脂肪の質が違うので――極端な話――人の身体には、真逆の影響を及ぼします。

分かりやすく言うと……牛の体温は人間より高い――だから、牛肉の脂肪は、人の体内で固形化します……魚は環境で体温が変化する変温動物――だから、人の体内でも液状です。

ちなみに、クジラやアザラシも、常温動物ですが、限りなく魚に近い脂肪分で組成されています。
だから、イヌイット達は、肉しか食べなくても、生活習慣病にならないんですね。

――アメリカ政府が、アザラシやクジラの捕獲を禁じて、代わりに牛肉をタダで食べれるようにしたら、イヌイット達はみんな、高血圧などの生活習慣病になっちゃったそうです。

お魚は、食べると頭が良くなるとか、血圧が下がるとか、血中の悪玉コレステロールが減るとか、そういう効果があります。

ましてや、アメリカ産の牛肉はもちろん、国産も偽装で信用できない、そんなご時世ですから……もう一度、お魚の価値を見直す、機会なのかも知れません。
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