モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

いざ行け。鳥海山or月山。(2023年6月19日)

2023年07月01日 | 月山/姥沢口

今年の六月は天候不順もあり、なかなか山に行けませんでしたが、
19日以降は少し晴天が続くとの予報。
これは勿体ないと19日は、今年初めての本格的な高山、
鳥海山か月山のいずれかに登ろうと思い、未明に自宅を出ました。

第一候補は昨年行ってない山形の月山ですが、
どちらに登るかは県境の吹浦まで走って、月山に雲が懸かってるかどうか
で判断します(月山が晴れていたら、
鳥海山には関係なく、月山に決まりという変なルールです)。

行く途中、鳥海山はよく見えました。

にかほ市小滝から見た鳥海山



鳥海山の雪はだいぶ減って来ました。
吹浦まで来たら、薄雲を突き抜けて月山がちらりと見えました。
今日は月山に登ることに決めました
が、その後、高速道に上がったらどうしたことでしょう。

庄内平野は霧に包まれ、何も見えなくなりました。
この霧は鶴岡を過ぎたら晴れました。
山形道・櫛引パーキングにて小休止、再び見えるようになった鳥海山を振り返ります。




肝心の月山は、前山や逆光で見えにくくなりました。

そうこうしているうちに、トンネルに突入、出たと思ったら高速が終わり、
今度は国道112号線・月山道路を走ります。
こちらも長いトンネルばかりです。
西川町に入った後は、県道を走って、大井沢に向かいました。
これは月山の姿を眺めるためです。
山はぴったりくっつくよりも少し離れた方がよく見えます。

大井沢から見た月山と湯殿山



大井沢から見た月山



月山や湯殿山の姿を眺めた後は同じ道を戻り、月山登山口の姥沢に向かいました。
途中、弓張平公園から、今度は南の方に朝日連峰の姿が見えました。
これも先ほどの、ぴったりくっつくよりも少し離れた方が・・・の理屈です。

弓張平公園から、朝日連峰を望む。






姥沢の駐車場には7時ちょっと過ぎに到着しましたが、

駐車料金がなっ( ̄π ̄;なんと1000円に値上がりしておりました。




姥沢の駐車場まで上がったら、朝日連峰がさっき(弓張平)よりよく見えたので、山座同定を試みました。
間違いありましたら、ご指摘ください。

姥沢駐車場から見た朝日連峰



姥沢駐車場から月山も望む。



姥沢駐車場からリフト駅までは15分くらい舗装道路を歩かねばなりません。
歩き出したらすぐムラサキヤシオが咲いていました。




リフト駅
 



リフトの運航は8時からスタート。今回は何故か一番でした。

姥ヶ岳



リフト上駅(1520m)で降りて歩き出したら、5分程度で雪渓となりました。




姥ヶ岳の雪渓の傾斜は思いのほか急です。ただし標高差は僅か150m。

最初からアイゼンを装着し、駆け上がりましたが、すぐにバテテしまいました。

姥ヶ岳の急斜面に果敢に挑むご老人。



後続のご老人にも追い抜かれ、姥ヶ岳山頂(1670m)へ着いたのは三人目でした。

姥ヶ岳山頂部からの眺望は素晴らしいです。まずは朝日連峰方面。







以東岳をクローズアップで。




山頂部で最初に見た花はミツバノバイカオウレン(コシジオウレン)。




ここからの朝日連峰の眺めは絶景だと思います。




姥ヶ岳山頂からは鳥海山も望めます。
しかし雲が湧き出しており、見えたのは一瞬だけでした。





月山本体も立派です。





初夏の月山稜線で見た花」へ続く。


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2 コメント

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Unknown (はなねこ)
2023-07-01 22:22:47
こんばんは。
月山はこの時期にはまだこんなに雪が残っているのですね。
私が登ったのはいつだったかなと見てみたら、7月19日でした。
それより数年前のこと、ガスガスでどうしようかと迷いながら姥沢まで行き
駐車場のおじさんに手招きされて料金500円を支払い、結局登らずに帰ったことがありました。
遠くからではなかなかいい時に登れませんね。

今回は鳥海山に行きましたが、眺望は残念でした。
でも、お花はいっぱいでした。
返信する
はなねこさんへ。 (モウズイカ)
2023-07-02 07:46:17
コメントありがとうございます。
鳥海山の貴レポート、拝読いたしました。天気は残念でしたが、花はいっぱいでしたね。
ところで翌26日は秋田駒に行かれたご様子。
実は私もその日は始発バスに乗り、秋田駒でした。
初夏には珍しい、いや私にとっても(実質初めての)快晴で鳥海山も見えましたね。
そちらのレポートも愉しみです。
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