(本頁は「・・・やっと梅雨明けした鳥海山1」の続きである。)
御浜には8時5分頃到着した。
ここからは眼下に鳥海湖が望まれる。
鳥海湖と鍋森の眺め。
遠く月山。
参考マップ
今日はこの後すぐ稜線を10分程度、笙ヶ岳方面に移動した。
四角い岩のある平らなピーク山頂は鳥海山と鳥海湖と重なって見える特異なポイントだ。
鳥海山本体をアップで。
鳥海山と鳥海湖の重なり。
鳥海湖をアップで。
今年は今のところ湖水が多かった。これは先月下旬の大雨の影響だろうか。
笙ヶ岳方面を望む。
この付近にはミヤマトウキやトウゲブキ、ニッコウキスゲ、ヨツバシオガマなどのお花畑が広がるが、
後の方、二種は花が終わっていた。
今年は花が少ないように感じるが、それは偶々なのか。それとも大雨の影響なのか。
チョウカイフスマの花筵
チョウカイフスマ
(右上)ミヤマトウキ
今一度、鳥海山と鳥海湖の重なりを眺める。
この時、鳥海山に雲が少し湧いて来たと思ったら、あっと言う間に雲に包まれてしまった。
今日の山岳絶景ショーは9時前に終わった。
その後、御浜に戻る。
雲のかかった稲倉岳をバックにミヤマトウキ。
御浜は花の種類が豊富なところ。
ミヤマリンドウ
ミヤマホツツジ
ハクサンシャジンの開花株をやっと見つけた。
例年、今頃の季節はハクサンシャジンが見頃の筈なのに今年はまだ蕾ばかりだった。
これは大雨のせいだろうか。
オクキタアザミは例年通りか。なおこの花はアザミではなくトウヒレン属。
トウゲブキとタカネアオヤギソウ
トウゲブキ
(右上)クルマユリとハクサンフウロ。
ハクサンフウロ
花を撮影していたら、いつになく起立性低血圧がひどかった。
今回はここで引き返そうかとも思ったが、
折角来たのだからと呼吸を整え、扇子森まで登ってみることにした。
その途中から鳥海湖と鍋森の仲良しペアを眺める。
以上。
「やっと梅雨明けした鳥海山3」へと続く。