8月1日の夕方5時、(秋田市)自宅二階から鳥海山が見えた。
8月1日、(秋田市)自宅二階から見えた鳥海山
前回、鳥海山を見たのは6月27日だ(こちら参照)。
ということは約35日ぶりの鳥海山になる。
今年七月の秋田は天気が好くなかった。前半は雨ばかりだった。
数少ない晴れの日は大陸からPM2.5が押し寄せ、
景色はサッパリ見えなかった(こちら参照)。
後半もほぼ毎日、雨ばかりで、特に24日、25日はひどかった。
秋田市はなんとか免れたものの、県南部の由利本荘や横手湯沢、
山形県北部の庄内、最上地方には線状降水帯がかかり、大規模な水害になった。
被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げる。
その後も梅雨前線が停滞し、七月いっぱいはお日様を見なかった。
明日(8月2日)はいよいよ梅雨明けとの予報。
久しぶりの登山。秋田駒と鳥海山のどちらに行くか迷ったが、
夕方にその姿を見たので、鳥海山に行くことにした。
8月2日は午前4時に自宅を出る。日東道を走って象潟に到着。
にかほ市象潟町小滝から鳥海山を望む。
山麓の象潟町小滝から見た鳥海山は真っ黒で雪渓はごく僅かしか見えなかった。
登山口(鉾立)を5時45分に出発。
今日は鉾立展望台からも鳥海山がしっかりと見えた。
前面に咲く花はクサボタン。
鳥海山本体をアップで。
少し歩いて、今度はヨツバヒヨドリを前面に。
登山道沿いで見かけた花達。
クルマユリ
(右上)トリアシショウマの花とヤマブキショウマの実
マルバキンレイカ
ノリウツギ
20分くらい歩いた直線区間で鳥海山本体は一旦見納めとなる。
(右上)アカモノの実
県境標を通過し、山形県に入る。
ここから先は低木や笹原ばかりなので、日差しが眩しい。まだ早朝なのに今日は暑かった。
イブキゼリモドキ
ウゴアザミ
(右上)クロヅル
賽ノ河原が近づくと、ニッコウキスゲが咲き出していた。
ニッコウキスゲの小さな群れ。
今年は最盛期の七月中旬に来れなかったので、
ニッコウキスゲは無理かなと思っていたが、
賽の河原付近は雪消えの関係で開花が遅いのでかろうじて間に合ったようだ。
7時15分頃、賽ノ河原に到着。今回、雪渓は完全消滅していた。
そのためいつも歩く(大平コースの)河原宿、長坂道T字分岐経由のルートには進まず、
まっすぐ御浜に向かうことにした。
御浜への登りは初めしんどかった。
いかついアザミが多くなって来た。
これは鳥海山の固有種チョウカイアザミだ。
だいぶ登ると緩くなり、眺めも好くなった。
北側に稲倉岳。日本海の海岸線や遠く男鹿半島まで見えた。
御浜には8時5分頃到着。
今のところほぼコースタイム通りと言いたい。
以上。
「やっと梅雨明けした鳥海山2」へ続く。
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