モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

シラネアオイ咲く森吉山へ。後編(2022年6月8日)

2022年06月21日 | 森吉山

(本頁は「シラネアオイ咲く森吉山へ。前編」の続きである。)

石森から森吉山山頂(向岳)を望む。
ここから望む森吉山は丸々と太ったゴマフアザラシのようだ。




石森から森吉山山頂までの間に見た花たちを列記してみる。

まずは木の花。

ミネザクラ。バックは太平山方面。



ミネザクラ



マルバマンサク



山頂では鮮やかなピンクのツツジが咲いていた。

ムラサキヤシオ



イワナシ
 

                                         この紅葉はハナヒリノキだろうか。


稚児平は名前からも推測されるようにチングルマの群生地だが、まだほとんど咲いてなかった。

今年は例年に較べると、今年は花の進度が遅れている。




咲き出したばかりのチングルマ



ヒナザクラは開花が早く、あちこちで可愛い花を咲かせていた。

ヒナザクラ




イワカガミ。下の赤い蕾はアカモノ。
 
                                           ショウジョウバカマ


ヒメイチゲ




ミツバオウレン。丸い葉はイワカガミ、元気な芽出しはニッコウキスゲとエゾオヤマリンドウ。



スミレ類二種。

オオバキスミレ
 

                                            ウスバスミレ


森吉山は花の百名山に入ってるようだが、

秋田駒や焼石、鳥海山に較べると高山植物の種類は少ない。
それでも1454mという標高にしては、花の量はかなり多いと思う。
1500m超の栗駒山や岩木山に較べても明らかに多い。

森吉山山頂付近からの眺め。
今日は南の方の高山が軒並み雲に包まれており、鳥海山は見えなかった。

男鹿半島を望む。



八幡平方面を望む。右奥の岩手山は雲をかぶっていた。



山人平方面を望む。そこへ行くには雪の斜面を下らなければならない。



山頂には20名前後の登山者が居たが、山人平まで降りたのは自分だけだった。

山人平にはヒナザクラの多い湿原とチングルマ、イワカガミが混生するお花畑が有るが、
まだ雪が融けたばかりで花は何も咲いてなかった(厳密にはミズバショウが数本だけ咲いていた)。


山人平の湿原から森吉山を望む。



山人平のお花畑予定地から森吉山を望む。




ここで昼飯とした。ほぼ貸し切りだった(二人の登山者が過ぎて行った)。

帰りは雪の斜面を森吉山山頂に登り返さなければならない。これはけっこうしんどかった。

ミズバショウ
 

                                      雪の斜面を登り返してる最中。


最後に下山途中で見かけたシラネアオイ。

花色がとても濃いように感じた。




以上。


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