モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

初秋の八幡平(2014年9月3日)

2024年03月31日 | 八幡平

今年の冬場は以前登った山の花の図鑑を作っている。
秋田駒や焼石岳は一区切りがついた(秋田駒はこちら、焼石岳はこちら)。
次は八幡平に取り掛かろうと思い、
ハードディスクにストックしている画像ファイルを見たら、
どうしたことか。先に報告した2011年とともに2014年初秋に撮った写真も
ネット上にアップしてないことに気付いた。
その中には、現在立ち入り禁止になってしまった湿原の写真もあった。
なんか勿体ない気がしたので、今回、2014年初秋の分を二回に分けて発表してみようと思う。


9月3日は有給休暇を活用し、家人と一緒に八幡平に行って来た。
出掛けに秋田市の自宅二階からもよく見えたのでたぶん・・・と思っていたが、着いたらご覧の通り。



八幡平の山頂近くから鳥海山が見えた。

今日、鳥海山に登られた皆様はおそらく今年の夏?場としては最高の展望をものにしたことだろう
((T_T)今年の真夏、鳥海山はほとんど見えなかった)。

序なので順番を入れ替えて名山の眺めから行く。

八幡沼に降りる斜面から八甲田山。


他に青森関係では津軽富士・岩木山も見えた(が写真は省略)。

遠くの鳥海山や青森のお山は見えたのに近くにある南部富士・岩手山は
雲にとりつかれてしまい、イマイチだった。


ガマ沼から見た岩手山



同じく近場、秋田駒ヶ岳から乳頭山に連なる山々はよく見えた。

左から笊森山、ちょこっと乳頭山、湯森山、そして右にどっしりと秋田駒ヶ岳。



以下二枚は八幡沼を廻り終えた後、アスピーテラインから眺めた。

秋田駒ヶ岳の右手前は畚岳。



畚岳。右奥、微かに鳥海山が見える。



八幡平に戻る。
これは確か鏡沼だと思う
(だとしたら初夏に有名なドラゴンアイが現れる沼だ)。



左手前の草紅葉はヤマブキショウマ。

こちらはメガネ沼。手前の方の片メガネだ。




次いで奥の方の片メガネ。




一部で草紅葉が始まり、草木の実も赤くなっていたが、

アオモリトドマツ林の色は夏場と変わらない。

 


(右上)タケシマランの実

謎の穴(小噴火口)に群生しているキヌガサソウ、その後の姿。




これから八幡沼を一周してみようと思う。





八幡沼へ降りる斜面にはウメバチソウがびっしりと咲いていた。
白いのはウメバチソウ、青紫はエゾオヤマリンドウ、紅葉しかけた葉はシロバナトウウチソウ。




高層湿原の風景を連ねてみる。

八幡沼湿原から山頂方面を振り返る。




やがては米代川となる小川。




ミツガシワに覆われた池塘。







ミクリ沼




池塘の水草を二景。







一部で草紅葉が始まっていた。




モウ半月もすれば、こんがりと焼けることだろう。

ちなみに昨年の9月下旬はこうだった。

2013/09/28










今回(2014年9月3日)の八幡平山頂部では、リンドウがよく咲いていた。

ところで、このリンドウ、ぱっと見ではオヤマリンドウのようだが、
正式な名称は何だろうとフェイスブック上で質問してみた。
すると紆余曲折あったが、エゾオヤマリンドウということになった。







湿原で咲いていた他の花たち。

サワギキョウ 
 

(右上)
コバギボウシ





今日はこの後、アスピーテライン、国道341号線を走り、大場谷地に向かう。


初秋の大場谷地」へ続く。


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2 コメント

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Unknown (tomo69163)
2024-04-01 09:54:11
いつも素敵なお写真ありがとうございます。見るしか出来ない山歩きなどとても出来ない私には憧れのお写真ばかりです。
勝手にフォローさせていただきました。失礼致しました。
返信する
tomo69163さんへ。 (モウズイカ)
2024-04-01 10:06:54
コメント並びにフォローありがとうございます。
2016年末、会社をリタイアする少し前から山歩きばかりしておりますが、
本記録はそうなる少し前の山行きでした。
八幡平は山頂間近までクルマで行けるので、駐車場から山頂までは僅か30分くらいで行けます。
あまりにも楽な登山なのでネット上にも残さないでおりましたが、
何故か今頃になり、公開することになりました。
お恥ずかしい内容ですが、今後共よろしくお願い致します。
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