先日のブログでもご紹介した、獣害対策で獲れた猪肉のソーセージ。
見た目は、ちょっと脂分が多そうで色も黒いので、美味しさが伝わりにくいかもしれませんが、
このぐらいしっかり焼いて、マスタードをつけて食べると、結構、いや、かなりイケます。
ついついビールも2本目を開けてしまいます。
そして、こちらは奥三河産のマコモダケを使ったキンピラ。
知り合いの同業者から、休耕田を使って栽培したものをいただきました。
マコモダケ。
ご存知でしょうか。
「タケ」と名がつくものの、属性はイネ科。
水田の機能を保ちながら栽培できるのがウリ。
耕作放棄地の新たな利活用策として、数年前から全国で取り組みが始まっています。
話しには聞いたことがありましたが、食べるのは初めて。
感想は・・・・・・、難しい。
決してマズくはないです。
というよりも、ほとんど味や食感に癖がないので、むしろ食べやすい。
いろんな料理にも合わせやすそうです。
が、お金を払ってまでどうしても食べたいか、というと・・・。
このあたりが今後の課題かと。
付加価値に対しお金を払ってくれる人へ、どうアプローチできるかが。
昔、授産施設でパンをつくっている知人が、某大手スーパーの店長に、こう評されていました。
「お前のとこのパンは普通だ。格別にウマいわけではないので、俺の店では売れん。
けど、このパンを航空会社に営業に行ったのが正解だ。機内サービスで使ってもらえば、
実際に口にするお客さんは、このパンに直接お金を払ってるわけではないので、文句はでない。
一方で、航空会社は、機内サービスに授産施設のパンを使うことによってイメージアップが図れる。
つまり、パンのもつ付加価値と買い主のニーズがマッチしているから売れる」
果たして、マコモダケは。