goo blog サービス終了のお知らせ 

ラブミー東京アイドルズ since16.01.04

主にアイドルちゃんについて書いています

ザ・ベストテン2004

2005年01月07日 | テレビ
昨年末にやったのを見る。以下登場順。歌番組はやっぱり専属オーケストラの生演奏に限ると実感。良かった。

中森明菜(「DESIRE」)キーが低く、パワーも落ちている。ノドは消耗品だというが、節制してこなかったせいか。
アルフィー(「恋人達のペイヴメント」)は「メリーアン」か「星空のディスタンス」のほうが圧倒的に燃える。
杉田かおる(「鳥の歌」)は芸歴のほうが実年齢より長そうなたたずまいだ。
田原トシちゃん(「悲しみ2ヤング」)は「ヴェルディ黄金時代の意識のまま停まっているキングカズ」が
いたとしたらきっとこうだろうという感じ。いっそう額が広くなっていた…
松田聖子(「SWEET MEMORIES」)は、むしろ今のほうがいい味出していると思う。
南野陽子(「楽園のDoor」)の若さキープっぷりには毎度ながら頭が下がる。俺の世代だと共通言語である
「寒い一発芸」(指瞬間移動、エビフライのしっぽ)に新ネタも出て嬉しかった。鼻濁音歌唱も健在。
吉川晃司(「モニカ」)は、大メジャーのエリートアイドル出なのにコワモテ系ロックの香りが残っている。
彼がギターの3ピース編成で、バックがBOOWYのリズム隊だった。上のラインがフラットになった吉川モデルの
サングラスはまだ売っているのだろうか。

渡辺美里(「悲しいね」)は、ずいぶん角が取れた印象。「ドラえもん」主題歌などの影響か。ああ、西武球場…
岩崎宏美(「万華鏡」)は、ゲストに優香みたいなカッコの岩崎ひろみ登場。萌える。名前の由来は岩崎宏美
だそうだ。「万華鏡」といえば、女声コーラスが「幽霊の声」だと噂になったのは有名(単なるスキャット)。
C-C-B(「Romanticが止まらない」)は、田口と米川抜き。笠の高音は健在。渡辺はバイカーふう。なんといっても
関口の劣化が著しかった…
杉山清貴(「SUMMER SUSPICION」)は、以前にも増して「神谷明&広井王子」な感じのルックスにシフト。
実際現役なだけにいい声だ。若干ハイトーンがキツそうだったが。
大橋純子(「シルエット・ロマンス」)小さい。個人的には「たそがれマイ・ラブ」のほうが好みだが、来生メロディは
良い。歌い上げ系ながらハイトーンが売り物ではないだけに歌声は安定。
堀内孝雄(「君のひとみは10000ボルト」)は今の曲調のせいなのか、宮史郎・岡千秋化してきていた。

とりあえず、「2003」が途中でグダグダなどうでもいいクイズコーナーを入れて全部ブチ壊しになったのと比べ、
今回は良心的で、往年の内容に近くて良かった。次回もこの感じで頼む。

NYRF内田裕也

2005年01月07日 | テレビ
年始フジ深夜毎年恒例の「ニューイヤーロックフェスティバル」を通して見る。
なんだかんだでもう20年以上見ていると思う。今年は浅草と上海の二元中継。イベント・番組の構成は基本的に
毎回同じ。メンバーもコアな人たちはずっと出ているが、最近明らかに若くなり、ヒップホップの連中も出始めている。

シナロケはやっぱり今回も「レモンティー」だった。白竜の声はすごくいいと思った。桑名はザスパの小島と
ますます似ていた。ジョー山中は上海でロケンロール布教活動をしていた。ザ・ニュースは「もっと自由に」じゃ
なくて残念だったが、ドラマーが若くてかわいかった。クールスカッコ良かった。ボーカルがビキニのme-ismには
萌えた。腹がタプタプだったけど。SEPIAもビッチ度高くて萌えた。力也は激ヤセしていた。大丈夫だろうか。
木曜にスタートしたU局ドラマ(長澤奈央主演)で、芸能スクール校長役にそのまんまのカッコで出ていた氏神一番
カブキロックスで何をし続けたいのだろう。モックンも一家で来場していた。そりゃそうせざるを得ないわな。
映像の演出などで毎回関わっている崔洋一も出演していた。このイベントに関しては帝王といえる内田裕也の存在感は
やっぱりすごい。すべてが彼を中心にしており、それでいて彼以外も目立っている。最後は「コミック雑誌~」じゃ
なけりゃ締まらない。口元にVサインを当てながら歌うあのスタイルも健在。

とにかく、「この番組以外ではまったく見かけない」ミュージシャンや、「明らかに今の日本のロックシーンと
生息場所が違う」人を見ることのできる貴重な機会である。ごく稀にだが、出ているメンバーからメジャー級に
育つこともある。BOOWY以外に例を挙げられないけど。以前はジュリーやたけしが出たりしていたこともある。
たまたま見つけたこのブログにある「日本ロックについてのイメージ」は、30代中盤以上の人なら「わかるわかる」
という面も多いはず。旧日本プロレスの匂いが強く残るレスラーと、そういう人を見て育ってきた今のレスラーの
違いみたいなもの。善し悪しではなく、「違う」のである。40代以上だともっとリアリティがあるかも。

毎年思うが、このチラシ配りは怖すぎる。

「超能力者クロワゼット」後

2005年01月06日 | テレビ
…というわけでこう題された特番を見る。当時の映像もふんだんに登場。手書きのテロップ、「NET」という社名が
懐かしい。例の事件は「水曜スペシャル」初回の放送だったとか。司会のアフタヌーンショー川崎敬三も若い。
現場で行方不明中の女の子の水死体を発見したアナウンサーが、今は管理職に回っていると思われる高井アナの
若い頃だと知ってちょっと驚いた。髪の量が今と圧倒的に違っていたが、雰囲気や声のトーンはさほど変化なし。
今回の放送ではモザイクがかかっていたけれど、当時は女の子の水死体が普通に大写しになっていたそうだ。

同様の超能力捜査番組「TVのチカラ」などのリアリティアップのために今頃放送されたのかも知れないが、
万が一クロワゼットのこの一件が、透視能力の発揮による賜物だったとしても、だからといって、今テレビに出てくる
人たちもそうであることにはならない。クロワゼットの件に関しては、土地の様子からして、死体が発見されるのは
時間の問題だったという警察関係者の話も出ていたし、現場ディレクターは知らされていなかったとしても、
その上のクラスの人がクロワゼットに判断材料を提供していた(近くにダムがある、くらいは言っていたと思う)と
考えるのが自然なのではないか。あと、「なんでだかわからないが強く確信があり、その通りに事が運ぶ」ことは
誰もが何度か経験したことがあるだろう。そういうレベルのことだという気もする。的中の見事さもさることながら、
昔の映像特有の雰囲気(昔のマスコミは今以上に取材の押しが強かった)と、現在もさほど当時と様子が変わって
いない現地、小雨が降るダムのどんよりした天気がものすごく陰鬱で怖かった。高井アナと当時のディレクターが
今の心境を語る場面も。的確な表現が見つからないのだが、「行方不明者の水死体を最初に発見」という大事実に
浮かれてしまい、亡くなった子や遺族への配慮が不足してるんじゃないかと思える場面も(ショッキングな効果を
狙っているとしか思えない水死体撮影もそう)いくつか。「これテレビ的においしいから引っ張ろうぜ」みたいな、
「通報はいつでもできるからもうちょい絵がほしいな」とかそういうニュアンスの。

時空警察PART5

2005年01月06日 | テレビ
ゆうべ放送された最新作を見る。このところ急激に衰えている丹波哲郎、一応出てはいるが、以前より出番が激減。
陣内もあまり出演せず。今回の2エピソードのうち、「秀吉の孫は天草四郎」に出た秀吉は加藤茶。シリアス度がなく、
「ドリフ大爆笑/もしもこんな太閤がいたら…」な感じの芝居炸裂で、内容はトンデモながら人間味は出ていた。
もう一作は「ヒトラーはなぜあんなになっちゃったのか」。日本史ものと比べて世界史ものはやはり大味な印象。
小池栄子の「ハイルヒトラー」の言い方がなんだか変だった。俺は歴史自体は「好きなのだが体系だった知識がない」
(歴史に出てくるフレーズが好き)ので、どこがどうなのかわからなかったりすることもしばしばある。

とにかく思うのは、時空捜査官がウェットになりすぎ。以前の作品ではもう少しストイックな感じだったはずなのに、
歴史上の人物に入れ込みすぎ。あとキャラ萌え要素出しすぎ。腐女子にはアレでいいだろうけれど、もう少し淡々と
描いたほうが面白い。何か、素材がなくて水増ししているぶんを、キャラ萌え要素でごまかしているように見える。
新キャラの川原亜矢子にはちょっと萌えたけど。

神園さやかのように

2005年01月05日 | Weblog
昔の水樹奈々。
今だったらきっと地方発アイドルの系譜に連なり、一度はライブインマジックに出ていたのではないだろうか。
ちなみに「つがざくら」の歌詞はこれ。mp3で出回ったりしている。なんといってもアレンジがしょぼい… 
メロディは悪くないが、なんとなく古くさい感じのする典型的演歌。声は今より固い。



水樹奈々武道館(長文)

2005年01月04日 | アイドル
ドンキホーテ秋葉原店5階にあるメイド喫茶(当日は巫女さんコス)やアニメイトに行ったりしたあと、武道館へ。
周辺に集まっている連中は、これまで見慣れてきたアイドルヲタより圧倒的に若い。水樹奈々の曲を流しながら
グダグダ集まっているサークルふうなどがいたり、旗を仕立ててご一行様状態だったりする人たちはいるが、
例えばハロプロ系のヲタのように、「ヲタ芸をしよう」というような人まではおらず。やはりアイドルヲタと声優ヲタ・
アニヲタは、似て非なる種族のようだ。もちろんどっちがエラいわけでは当然ない(笑)。

当日券は16:00から発売ということは調べてあったので、できていた列に並び購入。空欄を手書きで埋めただけ
(日付、公演名など)というシンプルなチケット。直前に買ったにもかかわらず、ステージほぼ正面、遮蔽物なしと
いう好位置。ステージ両翼のライン以降は黒い幕を張ってすべてつぶしてある。中央からいわゆる「出べそ」が
伸び、左右も拡張されている。客席の部分が小さく見えるため、武道館特有の巨大感はさほどしない。去年の幕張
でのカウントダウンコンサートのときと、光景はとても似通っていた。
客席には、チラシや申込書類、そしてラストで一斉に降るという演出(これはシンプルに美しい映像だった)に
使ったサイリウム(場所によって色が違う)入りビニールバッグ。名前ロゴ入りゆえ、他で使うとちょっと恥ずかしい。

座席からアリーナ席を見ると、公式グッズのTシャツ&赤いタオルスタイルの客が圧倒的に多い。
思わず「ウィーアーレッズ」と叫びたくなる。俺と友人がいた「一階南スタンド」は、どうやら当日券客用の
場所だったようだ。天井に近い二階などは、FCで買い損ねたりしてプレイガイドで購入した人だった感じ。
こんないい席だとはまったく予想していなかったので、ものすごく嬉しい(夏のツアーはスタンディングで後方
だったため、背の低い俺はステージがほとんど見えなかった)。ただ、狙って取れるわけでもないので、次から
当日券でいこうすると多分失敗すると思う。

予定から15分ほど遅れた18:15頃スタート。アレグリア系女性チームがアクロバットでステージを彩る。
もちろんバンドは、北島健二や五十嵐公太を擁するチェリーボーイズ。今回は一昨年夏にいたサックスも復活。
のちにバンドメンバーが囚人服をまとったPVまで流れるなど、かなり気合いの入った様子。最初のパートから
激しい曲中心に飛ばしまくる。この時点で、水樹奈々は投げられる球種を一通り投げてしまった感じすらあった。
「この調子で最後まで大丈夫なのか」と心配する俺だったが、当然そんなことは向こうも計算済み。衣装替え
(ただ、これが小刻みに入ったため、ステージにせっかくできた流れがその都度寸断されてしまった面も少々)、
女性ダンサーによるヒゲダンス系パフォーマンスなどをはさんでペースをキープする。新旧の持ち歌を取り混ぜ、
さらにストリングスチームを導入したり、チェリーボーイズに生音楽器を持たせてのアコースティックコーナー
(ここは彼らのコーラスも見事で、今回全体を通して最高の見せ場だったと思う)など、現時点でシンガー水樹奈々が
持っている能力をフルに発揮したコンサートだった。
曲を知らず、いきなり出かけても相応に楽しめることだけは保証しておく。北島、五十嵐らを立てる構成もあるので、
彼らのファンにもおすすめ。

客は、基本的に「自宅で一生懸命予習してきている」感に満ちており、なじみのある曲ではアクションやかけ声など
揃っているが、棚卸し間もない曲でリズムにちょっとロック系定番テイストが加わったりすると、とまどいが
あったりして、全体的にちょっと応用力に欠けるんじゃないかという気はする。なんかマジメ(というかカタブツ)
すぎだ。いい意味で「たかが音楽」と思って楽しんだほうがいい。

水樹奈々、チェリーボーイズ、アクロバットチーム、女性ダンサーチーム3つ、ストリングスの人たちが勢揃い
したアンコールは圧巻。総勢なんと50人くらいである。みんな、ツアーTシャツ(白か黒)にニットキャップという姿。
ナナチャーソもまったく同じカッコをしている上、ステージにいる他の誰よりも小さい(特に、周囲を囲む局面が多かった
女性ダンサーは、ことごとくマッチョな肉体をしている)ので、並ぶと、「主役が一番目立たない」という珍妙な
状態がステージに展開されていた(笑)。

アンコール後、なお客のリクエストに応えてのアカペラでの独唱によるダブルアンコールも終わり、時計を見ると
21:30。なんと3時間を超える長丁場だったわけである。途中、MCがダルダル・グダグダな場面があったりしたし、
曲数も全部で22曲と多かったが、最中はまったく長さを感じさせなかったのは見事だ。まあ、もうちょっと引き締めた
構成にしても良かったのではないかというシーンもいくつかあった。終わるのが遅いと、遠くから来ている人や、
中高生くらいのファンには気の毒なので、あと30分早く終わる(もしくは早く始める)くらいでちょうどいいかも。

以前にライブの感想で書いたけれど、今のご時世、「ダサカッコいい」系の曲を歌ってくれるシンガーはほぼ
絶滅状態。そんな中、ひたすらそっちテイストを色濃く残し続ける水樹奈々に、これからも注目していきたい。

アンコールでの、客席みんなでタオルを使って一体化する曲「PROTECTION」。
ウィーアーレッズな中、俺と友人は、こないだ仕入れた黄色い矢沢タオルを振ったのだった(笑)。このコンサートは
DVD化されるそうで、しかも俺たちの位置は正面だったので、「当人が見ればわかる」レベルで映っているかも知れない(笑)。

とにもかくにも、まずは去年暮れに出た新作買わなきゃ。今回の曲目については、ここにあるサイトやスレッドを
参照してください。