29・30の二夜連続で放送された、アガサ・クリスティの翻案ドラマ。
時代は原作のままに、登場人物をそっくり日本に置き換え、和製ポアロ=赤富士鷹(あかふじ・たかし)は
伊東四朗。ニン。伊東がなかなかダンディでカッコ良かった。民放だったらもうちょい若く、
わかりやすいハンサムな人を使うような気がするが、怪人物から人情家まで守備範囲の広い
伊東で正解だったと思う。ナウゲッザチャンス。第一話は「ABC殺人事件」、第二話は「ゴルフ場殺人事件」。
今でも時々NHKやミステリチャンネルで放送されている「名探偵ポワロ」を結構見ている俺にとっても
違和感なく楽しめた。「名探偵ポワロ」で主演のデビッド・スーシェを吹き替えている熊倉一雄が
ちょい役で出たりといったお遊びもあったようだ(そのシーンは見ていなかった。残念)。
今回の“勝因”は、ひとえに時代をそのままにしたことだろう。現代にしたほうが作るのは
楽だろうが、あえてそうせず、「らしさ」を追求するため昭和初期の世界を再現。「名探偵ポワロ」ほどの
スケール感はなかったものの、今の日本でできる範囲内でがんばったのは十分伝わった。
年に1、2本程度のペースで、これからもこのシリーズをやってくれるとありがたい。
時代は原作のままに、登場人物をそっくり日本に置き換え、和製ポアロ=赤富士鷹(あかふじ・たかし)は
伊東四朗。ニン。伊東がなかなかダンディでカッコ良かった。民放だったらもうちょい若く、
わかりやすいハンサムな人を使うような気がするが、怪人物から人情家まで守備範囲の広い
伊東で正解だったと思う。ナウゲッザチャンス。第一話は「ABC殺人事件」、第二話は「ゴルフ場殺人事件」。
今でも時々NHKやミステリチャンネルで放送されている「名探偵ポワロ」を結構見ている俺にとっても
違和感なく楽しめた。「名探偵ポワロ」で主演のデビッド・スーシェを吹き替えている熊倉一雄が
ちょい役で出たりといったお遊びもあったようだ(そのシーンは見ていなかった。残念)。
今回の“勝因”は、ひとえに時代をそのままにしたことだろう。現代にしたほうが作るのは
楽だろうが、あえてそうせず、「らしさ」を追求するため昭和初期の世界を再現。「名探偵ポワロ」ほどの
スケール感はなかったものの、今の日本でできる範囲内でがんばったのは十分伝わった。
年に1、2本程度のペースで、これからもこのシリーズをやってくれるとありがたい。