1/27・28の土日公演のうち、土曜日のぶんを観る。土曜日といえばまず↓の転落事故。
開演前、会場の一角に妙に注目が集まっており、場内係員の数が多く、警備がタイトな気がしていた。
俺は「そこに有名な人(
元メンバーなど)がいた」からだとばかり思っていたが、もしかすると
これが理由だったのかも知れない。ああ、スーパーフライ… ミック・フォーリーのクレイジーバンプも真っ青だ。
一方、
これによると「始まった直後」とあるので、上記はまた別のことだったとも考えられる。
こういうときに
このスレッドを読むと、ヲタはハードコアな野郎ばかりで戦慄を覚えてしまう。
今回の彼がそのスレッドに出てくるような人物かどうかは別として、巻き込まれた人がいなかったのは良かったし、
こんな形で死んだらいかん。重傷で済んでほしい。
でもって本編の感想。あとで読み返したときの備忘という意味があるのでグダグダですまない。
今回は、カントリー娘。から あさみ・みうなの卒業、モーニング娘。の新メンバー・みっつぃーこと
光井愛佳のお披露目というデス&リバースな感じのテーマを内包。10年記念(というか、格的に10年っぽいのは
むしろ来年)ということもあり、これまでのハロプロ全員集合よりゴージャスで満腹感に満ちている内容だった。
ちなみに
こちらのブログに曲目が載っている。
メインステージの他に、3時・6時・9時の位置に小さなサブステージがあり、中央と周囲に通路ができていて、
60人超のメンバーがそこを走り回る。毎度思うがこの演出は臨場感があって良い。若い世代と、創世記からの古いメンバーが
ステージ上で並んだり交錯したりするが、安倍・中澤・保田らの堂々とした立ち居振る舞いはさすがだった。
松浦のスーパースターっぷり(メイン級レスラーの華々しさみたいな要素)は見事だった。
美勇伝の肉感あふれるエロさは期待どおりだった。ガタメキラ歌唱時の稲葉には目頭が熱くなった。
モーニング娘。は、新メンバー加入後の新曲の心臓部にさっそく新人を起用することがあるが、今度の新曲も
まさにそう。光井は文字通りそつなくこなしていた。今のところクリーンナップっぽくはないが、二番や
八・九番のレギュラー打者としては充分使える、といった印象を受けた。最近コンサートでは司会ばかりの
矢口が旧メンとともに歌ったとき、場内から意外性をともなって湧いた声援はすごかった。GAMは歌詞がエロいので嬉しかった。
THEポッシボーの衣装は地球連邦軍の制服みたいだ。後藤は、「そこまでされるとちょっと困るなあ」系の恥ずかしさ漂うエロさ。
さくら・おとめの再生(一部メンバー不足)では、この両グループのステージを改めて観てみたいと感じた。
アイドル特有のおセンチさがあるのだ。
28日にはサプライズでこんこんが花束を渡しに登場(新マンにウルトラセブンが出たとき状態か)したそうだが、
卒業するカントリーの二人の表情・コメントも決意に満ちており、堂々としていて立派だった。
特にあさみの「ファンのみんなの幸せを願っています」という発言には感動。曲の編成の都合で、
カントリーの衣装が西部劇の酒場の踊り子みたいだったので、ハニーパイでのカクカクっぷりが
あまり見えなかったのが残念だ。彼女たちに幸あれ。
ハロプロは、若いメンバーに注目が集まりがちだが、実は中堅・ベテラン層が充実しており、彼女たちが
要所要所を締めてくれるのだ、というのがよくわかるステージだった。余計なことをせず、全編「歌」で
押し切ったのも良かった。ファミレス、それもロイヤルホストでぜいたくをしたような満足感である。
アイドルとしてはこんなに長く同一の世界が続くと、古いものに対しては懐メロ的な感慨が湧いてくる。
現在・過去・未来が程良い加減で満喫できるのも素晴らしかった。サプライズでW復活があったら号泣するファンも多そうだ。