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「超能力者クロワゼット」後

2005年01月06日 | テレビ
…というわけでこう題された特番を見る。当時の映像もふんだんに登場。手書きのテロップ、「NET」という社名が
懐かしい。例の事件は「水曜スペシャル」初回の放送だったとか。司会のアフタヌーンショー川崎敬三も若い。
現場で行方不明中の女の子の水死体を発見したアナウンサーが、今は管理職に回っていると思われる高井アナの
若い頃だと知ってちょっと驚いた。髪の量が今と圧倒的に違っていたが、雰囲気や声のトーンはさほど変化なし。
今回の放送ではモザイクがかかっていたけれど、当時は女の子の水死体が普通に大写しになっていたそうだ。

同様の超能力捜査番組「TVのチカラ」などのリアリティアップのために今頃放送されたのかも知れないが、
万が一クロワゼットのこの一件が、透視能力の発揮による賜物だったとしても、だからといって、今テレビに出てくる
人たちもそうであることにはならない。クロワゼットの件に関しては、土地の様子からして、死体が発見されるのは
時間の問題だったという警察関係者の話も出ていたし、現場ディレクターは知らされていなかったとしても、
その上のクラスの人がクロワゼットに判断材料を提供していた(近くにダムがある、くらいは言っていたと思う)と
考えるのが自然なのではないか。あと、「なんでだかわからないが強く確信があり、その通りに事が運ぶ」ことは
誰もが何度か経験したことがあるだろう。そういうレベルのことだという気もする。的中の見事さもさることながら、
昔の映像特有の雰囲気(昔のマスコミは今以上に取材の押しが強かった)と、現在もさほど当時と様子が変わって
いない現地、小雨が降るダムのどんよりした天気がものすごく陰鬱で怖かった。高井アナと当時のディレクターが
今の心境を語る場面も。的確な表現が見つからないのだが、「行方不明者の水死体を最初に発見」という大事実に
浮かれてしまい、亡くなった子や遺族への配慮が不足してるんじゃないかと思える場面も(ショッキングな効果を
狙っているとしか思えない水死体撮影もそう)いくつか。「これテレビ的においしいから引っ張ろうぜ」みたいな、
「通報はいつでもできるからもうちょい絵がほしいな」とかそういうニュアンスの。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
クロワゼットは子供番組でいう怪しい博士っぽい^^; (ZERO-ONE)
2005-01-07 06:48:03
放送時間が1時間というのは短かったように思えます。

結局のトコ、「何を伝えたかったんだろうか?」と謎が残りました。

今や番組審査室長に昇進している高井元アナはこの経験を生かして番組審査しているのだろうか?^^;

確か、この一件で死体にモザイクがかかる様になったと記憶しているんですが・・・実際は定かではありません^^;

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見た目重要 (るれいさちゅわん)
2005-01-11 20:18:47
>ZERO-ONEさん



遅くなってすみません。今年もよろしくお願いいたします。



何だか、「急に時間があいたので入れた」っぽい感じの特番でしたね。

ただ、「特に何をするわけでもないのに多数のタレントが出てくる」

今の番組とは違って、地味なつくりなのが時代を感じさせるのと、

そういう構成の番組こそ俺が見たいものだったのだ、という気分にはなりました。

クロワゼットの是非は別として。
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