ラブミー東京アイドルズ since16.01.04

主にアイドルちゃんについて書いています

9nine中大多摩キャンパス白門祭ライブ(17~)

2014年10月31日 | アイドル
*当日のツイートの再編集+αです。

昔々、夏のひと月、スクーリングで何年も通った中大の多摩キャンパス。
昔は駅からバスしかなかったが、今は近未来感のある多摩モノレールも走っている。
行きはこれ、帰りはうら寂しいエリアを走るバスを利用。
通っていた頃の記憶がよみがえりつつ、こんなににぎわっている状態の
ここに来たことがなかったので、新たな記憶が上書きされたりもした。

9nineのコンサート会場はクレセントホール。
主に学内の式典や講演会などに用いられる会場。
90年代には、JWP女子プロレスの試合が行われたこともある。
中堅クラスのコンサートホールと同等の施設で座席固定式。

会場前には入場列。見た感じ純然たるヲタより学生のほうが多い印象。
入場時にチケットを提示し、座席指定券をもらう仕組み。
このおかげで、入場ダッシュで「仲間の分まで席確保」みたいのがなく、
ノーストレス。
余計なことにわずらわされず、純粋にライブを楽しめた。
最初から座席をつぶしてある場所以外はほぼ満員。
前方は学内の先行販売でチケットを入手したであろう中大生、
真ん中以降がヲタ。
9nineはあまりヲタヲタしいタイプではないし、ライブに対する非ヲタの
反応のほうが真実に近い。だからこのレイアウトで正解だった。
角度がついているので、最後方からでもよく見えたはず。

新しめの曲で固めた本編10+アンコール2の
全12曲
ボクは5曲目の、「エイジアの、『ロンリー・ハート』みたいなやつ」
しか知らない状態で見に行ったのであります。
9nineには泥臭いイメージはなく、かといってお高くとまっているでもなく、
漂う品の良さが心地良い。
それでいてこのタイプにありがちなトークの貧弱さはなく、
むしろ職人芸的にうまいのだ。
MCでは、おそらくアイドルのライブにはさほど行ったことはないであろう
中大の学生の声を積極的に拾ってやり取り。
学祭だからおすすめの屋台だとかそういうベタなものだが、
会話できた学生はそれだけで嬉しいに違いないし、
ヲタもそれにエゴ丸出しで介入したりせず、アイドルのライブとして
ある種の理想的な姿を見た気がする。
ライブは、ガーッと熱く高まる感じではなかったものの、清涼感のある温かみ。
9nineメンから「酒焼け」というフレーズが出た(←学生の声に対するツッコミ)
意外性に笑ってしまった。


吉井さんのツイートよりステージ上から客席を撮影したもの

小田原城アイドル祭り2日目

2014年10月28日 | アイドル
去年に引き続き今年も開催。公式サイト
10/25・26と土日二日間、小田原城のそばの広場にて。

二日目のみ参加。
結論を最初に言えば、「行って良かった」の一言に尽きる。ホントもうこれ。

撮影可能。
それゆえ、カメラを趣味とする人種が、カメラを持った途端に傍若無人になるのが
大キライな自分には懸念だらけだったのだが、いざイベントに来ると、
撮影する人・沸く人・見る人が絶妙のバランス(撮影もするが場合によっては
沸き・見ること重視な人多め)で混在し、おそらく来ていた誰もが
満足できたであろう内容だった。
ステージは背が高く、近所の神社の祭りのような・小学校の校庭よりも狭い
会場のどこからもライブがはっきり見えた。
満員でもガラガラでもない客数で、見る側の好みで自由に楽しめた。
物販に参加していてもすぐライブ観覧に戻れる近さも良かった。

会場に着いたときはアモレカリーナライブの終盤。
そこから はる☆かなのライブのときくらいまで、会場内・周辺を
うろついたり、CDを見つくろったりしていたので、
きっちりとライブを見たのはAnge☆Reve以降~ラストまで。

Ange☆Reve(アンジュレーヴ)
全4曲

勇敢な恋のセレナーデ
Grow Up!!
虹を見たか
恋愛☆下剋上!

生で見るのは初めて。
現時点ではアークジュエルアイドルで末っ子ポジションなせいか、
やんちゃで人懐こいイメージ。メンバーの身長はバラバラだが、
それぞれの持ち味がうまく出たステージングだと感じた。



直前に天気雨が強くなり、しばしの中断の後、

小田原PRコラボ
(出演者が、いわゆるWe are the Worldシステムで歌唱)
全1曲

恋するフォーチュンクッキー

CAMOUFLAGE(カモフラージュ、グループ名)の派手な衣装が目立っていた。



StellaBeats(ステラビーツ)
全4曲

Bitrh to Stella
GO!! MY WISH!!
この恋はとまらない
カモンレッツゴー

こちらも生で見るのは初めて。アークジュエルのアイドル。
ステラとルーチェがひとつだった「愛乙女★DOLL研究生=らぶけん」時代に
見たことがあるが、分離してからそれぞれ変わってきている。
メインボーカルの星野さんのベルベットボイスや全体のビジュアルなど、
アークジュエルの中では比較的アダルティ。オリジナル曲も切なさより
マイルドな雰囲気強め。自分の位置からは、桜木さんの伸ばした腕の
ピシッと決まった美しさがやけに目についた。



虹のコンキスタドール
全4曲

ぴくしぶおんど
にじいろフィロソフィー
愛だけ叫んで
女の子むてき宣言

これまた生で見るのは初めて。
パッと見はスタダ新グループもしくはディアステ系かと思ってしまう。
グループ名が筆文字で書かれたのぼりを携えていて、これの
インパクトが強烈だった(笑)。
この手の、ボカロ、萌え、アニソン的なテイストのアイドルは正直
あまり得意(例外も多々w)ではないのだが、
新曲「愛だけ叫んで」が異質のカッコ良さ。
一世風靡セピア的な勢いとギター、オルガン音が映えていた。



Luce☆TwinkleWink(ルーチェトゥインクルウィンク)
全4曲

刹那ハレーション
You
初恋ペンタグラム
流れ星

これまた見るのは初めて。アークジュエルのアイドル。
今回は、「刹那ハレーション」を生で聞くのが目的だったが、
ルーチェのステージとステラビーツの物販特典会がかぶっており、
ステラビメンに初接触の挨拶などして呆けていたところに
1曲目が始まり、物販テントから我に返ってステージ前へ走った。
そしてやっぱりこれは名曲でしかなかった。ルーチェはステラと比べると
青く硬い雰囲気なのだが、それがパワーにつながってもいる。

ここまで見てきて思うのは、アークジュエルのアイドルはどれも熱量が高いが、
泥臭くしつこくならず、どこか気品があること。
これがいいんだなきっと。



フラップガールズスクール
全4曲

いちごパフェ
夏色のLove again
面舵イッパイ!
つぼみ

ここも名前だけ知っていて初観覧。
1曲目のあとに入る自己紹介は曲がついていてそれなりに長いので、
実質的に5曲ぶんある感じ。
ルーチェがアイドルヲタ共通の沸き曲「流れ星」(愛乙女★DOLLのカバー、
アークジュエルはハロプロのように他のファミリー曲を「共有」
している)を終えて去り、それを求めていたヲタもステージ前から
去った。直後にフラップが、これまたアイドルヲタ共通の沸き曲
「いちごパフェ」を歌い出すと、いったん去ったヲタが踵を返して
四方からステージへ向かって殺到(笑)。ひとしきり沸くと、
その終了とともにまた去っていった(笑)。
本日のハイライトはここだろう。
微量にミュージカル的な風味を取り入れたステージで、
ベースが激しくカッコいい曲が目立った。



CAMOUFLAGE(カモフラージュ)
全5曲

アイノーアイジョー踊りゃんせ
恋の魔法
DELA-E-NAGOYA
ドメスティック夏ガール
夏恋一番乗り

これまた名前だけ・メンバー何人か知っているが曲を知らず
初観覧。
ノーマークだったが今日知って良かった度ナンバーワン。
遠目にはCheeky Paradeと妄想キャリブレーションを混ぜて
知ったかぶりしたようなビジュアルなのだが、
曲調が骨太で、大げさに言うと人間の原初の遺伝子を刺激される印象。
もっと色物っぽい先入観を持っていたが、実力派ヒール的な
力強さだった。



GALETTe
全4曲

She is WANNABE!
ナチュラルスウィートな空気
Brand-new Style
ダンスフロア☆フィーバー

今日はGALETTeのみステージ開始直前に撮影禁止が告げられた。
4人のうち半分が高校生であるため、
平日のイベント出演は残りの2人で行うことが多い彼女たち。
2人だけでもすごいのに、全員揃うとさすがに強力。
これでもかこれでもかとたたみかけてくる。歌もダンスも。
本人たちのキャラは楽しく面白系なのに、ステージはひたすら激しい。
でもそこには血を吐くようなネガティブさはなく、ひたすら明るい。
だからいいのだ。



アイドルネッサンス
全6曲

ミラクルをキミとおこしたいんです
初恋
Butterfly
シャングリラ
手を打ち鳴らせ
17才(*Base Ball Bearのほうのカバー)

GALETTe以降の出演者は、それ以前より持ち時間が長くなっている。
そしてここもまた初めて目にする。
SONY発祥であること・オリジナルもあるが基本は「名曲のカバー」が売りであること
など、ボクが色眼鏡で見てしまいがちな要素を持っているグループ。
だがステージはちゃんと作ってきており、色眼鏡で見がちだがさすがSONY、
と思わせるものを備えていた。
SONYだが素朴な雰囲気が良いと感じた。



山口活性学園
全6曲

RUN
ファイヤーワイヤー
カーニバル
長州SEVEN
I DREAM
Closer

日が暮れかけてきた中、2日間の大トリとして登場。
ここもまた初めて見るステージ。もちろん噂は聞いている。
インフォメーションのMCが入ったが基本的にノンストップで、
黙々とストロングスタイルで魅せていくスタイル。
自分たちのストイックさは別にアピールせず、ギミックやアングルも希薄。
けれん味は排除していて、光と影なら明らかに光の激しさ。
目当てだった「イグニッション」がなかったのは残念だが、
「長州SEVEN」で長州!(長州)のかけ合いに参加できて満足。

山活は当初物販の予定がなかったのだが、急遽ステージ上から
「時間がとれたので行う」との告知があり、高まっていたボクは参加。
2ショットチェキでオレンジ色の子=岡村百華さんと撮った。
目に入ってくる様子を見る限り、どのメンバーもDIYでやってきている感じが
よく出ていた。
また見てみたい。


ひたすら楽しさしかないイベントだったが、これは
都心から遠い小田原という土地であること、
爆発的な集客力を持ち、なおかつ排他的・鎖国的なヲタを
抱える出演者がいなかったこと、コンパクトな会場に
ちょうどいい人口密度だったこと、ステージもよく見えたことなどが
重なっての産物。

この雰囲気で来年以降も続くのであれば、ぜひまた参加したい。

小田原の、カラッと明るいムードにアイドルはふさわしい。



大和骨董市ライブ→Machida Idol Revolution(Splash!、T!P、ミラクルマーチ)

2014年10月19日 | アイドル
神奈川県の大和駅前広場で定期的に開催されている骨董市。
骨董アイドル・コットーちゃんも毎回ステージをしている。
初めて骨董市に来たが、今回が199回、11月開催で200回目だそうだ。

少し暑さすら感じる陽射しにあふれた会場に着くと、
コットーちゃんがライブの最中。
ギターとベースはスタッフ?による生演奏。

今回の目当ては、コットーちゃんの後に登場する元PopLip、
現在は萌えこれ学園に籍を置く橘川まなみさんのライブ(14~)。
彼女のツイートでライブを知り、来てみたらそれが骨董市だったのだ。
キーボード奏者をつけ、歌を重視した構成。
aikoの「ボーイフレンド」や椎名林檎「丸の内サディスティック」、
オリジナル「Wake Up!!」など全5曲。
やや低めで太く力強いボーカル。PopLipの頃にはなかったものだ。
たぶん、本人が志向してきたことを今やれている印象。
またこういう形でちょくちょく見てみたい。

続いては男女デュオ(男性が楽器も演奏)のSOUND OF THE KNOCK。
全3曲。
女性のほうは、八王子のアイドルはちみつクラッチの元メンバーだそうな。
このデュオは「アイドル」的なものは目指していないのだろう。
2曲めに歌った「I」が、デュエットかけ合い方式ながら
久宝留理子の「男」そっくりであった(笑)。

演者による物販が同時進行でおこなわれる中、PopLip登場。
今回のメンツの中では最も引きしまったステージ。
以前よりカッコよさが増している。
今回は奇しくもオリジナルPopLipと最新PopLipのメンバーが同じ現場で
揃ったかたちになった。
全4曲
CRAZY GIRL
Fly High! HAYABUSA2
言えなかった「ありがとう。」
I'll be with you

ここまで見て会場を後にし、町田ターミナルプラザへ移動。

16時からのSplash!。彼女たちはこの会場では二度目のライブ。
前回はトリオ編成だったが、メンバーチェンジを経て今回は4人。
前回同様にSEの雷鳴でシビれる。これで会場が目を覚ます。
MCを少なくし、ひたすら激しいパフォーマンスで全4曲。
2曲めの「Movin' on」(dreamのカバー) は熱く、3曲め?の
新曲「Eternal Sky」は、「サラバ、愛しき悲しみたちよ」的ギターリフに
タートルズ「ハッピー・トゥゲザー」を足した感じ。
以前からツイッターでフォローしているのだが、
突然この日、柏木由紀似のメンバー星野さんで高まった。
やっていた時間は短かったが、濃密なステージでありました。

17時からは栃木アイドルプロジェクトT!P。
ときどき町田方面には来ている。見るのは初めて。
自分の中では栃木といえばとちおとめ25のイメージ。
とちおとめがハイスピード・情報量過多路線なので、
まったくタイプが違うT!Pのオーソドックスさが際立って感じられた。
セーラー服系の黒い衣装で揃えていたのも渋かった。
お行儀良い系かと思いきや、3曲めではしず風絆的にヲタを
引き連れて走る場面があり、なかなか侮れないと感じた(笑)。
全6曲。

タイムテーブルには載っていなかったが、T!Pの後の空き時間には
ソロシンガー佐原百音(さはら・もね)さんのステージ。
全3曲。
確かアニソン志向だそうで、歌唱も歌い上げ系そっちの風味。
2曲めにやったオリジナル曲「Wake me up!」(愛乙女★DOLLにも提供している
まい作詞、CHEEBOW作曲というコンビの楽曲。安定の産業ロック、パワーポップ的
メロディアス感!)が屈指の味わい。
間奏部がレインボー「アイ・サレンダー」のようであった。
最後にレリゴーで締めたが、このあたり強気である。

18時からはイベント主催でもある大トリ・ミラクルマーチ。
2周年を意識してか最初期の黄色・青の衣装。
昔の、テリトリー時代のアメリカプロレスの地元の英雄チックな、
「迎え撃ち、もてなす」貫録が漂う。
大和のライブを終えた橘川まなみさんも一ヲタとして来場。

ミラクルマーチの活動ペースだと、勤続疲労によるルーティン化は
しないだろうし、ステージ一本あたりの密度を高くできる気がする。
これは良いことだと考える。
物販ブースには先日発表になったミラクルマーチの後輩が立ち、
ゲストのアテンドほか各種の手伝い、そしてステージ見学をしていた。

全10曲
町田音頭
恋のディスタンス
ミラクルマーチOh!Oh!Oh!

恋の乗車券
(ファン有志からの2周年記念プレゼント贈呈)
forever my friend
サマーレイン
支える手
<アンコール>
月の雫
さらば

大和~町田となかなかの長丁場だったものの、まったく退屈さはなく、
11月のこのイベントも楽しみである。

Especiaタワレコ横浜ビブレ店(12~)

2014年10月13日 | アイドル
ライブDVDのリリースイベント。
彼女たちはこのインストア後、同じ横浜のライブハウスで全国ツアー公演があった。

Especiaは対バンライブで見たことがあった程度で、
単体で見るのは今日のイベントが初めて。
自分の世代にとって曲がなんとなく懐かしく、以前から親しみがあったものの、
微妙に敷居の高さを感じ、これまでチャンスを自ら敬遠してきたふしがある。

結論からいえば、
「そんなこと全然ないので、これからもちょくちょく観に行こう」
であった。

ちなみに自分のツイートの再録はこれ。↓



途中からステージに乱入(という体)し、Especiaを従えて2曲披露したナンブヒトシ氏は、
ボクには遠赤外線のような熱気をもたらしてくれた。

インストアライブはトータルではたぶん全部で6曲、
音がブツ切りになったり森さんのマイクが故障していたり、
通常のアイドルライブならストレスにしかならないことがあったのだが、
ファンの雰囲気がやわらかいこともあり、一期一会に昇華してしまえる感じ。
メンバーがフロアに下りてきてハイタッチしまくる局面があるのだけれど、
そこでは三ノ宮さん冨永さん三瀬さんとタッチしたのでありました。

以前に見たリリカルスクールにも似たような雰囲気を感じたが、
捕りやすい球を投げてくれるようなライブは、詳しくない者にとっても優しくて楽しい。