ラブミー東京アイドルズ since16.01.04

主にアイドルちゃんについて書いています

東大駒場祭・CANDY GO!GO!→仮面女子

2014年11月24日 | アイドル
ここに来たのは90年代に持田真樹や辺見えみりを見て以来。

あまり広くない中にたくさん人がいたせいか、
実際につくりが変わったのか、以前に来たときより狭く感じた。
ふた組ともそれぞれ出るイベントが異なり、
CANDY GO!GO!は駒場祭のレギュラー企画・ミス&ミスター東大の
歌ゲスト(いちょうステージ 14:10くらい~)。
仮面女子は、東大生メンバー桜雪さんが所属している縁でここの学祭と
付き合いが深く、何年目かの連続出演(グラフェスステージ 15:30~)。

初めて生で見たCANDY GO!GO!は、14時台に出るとしか告知されておらず、
勝手に「審査の時間稼ぎのパートに出るんだろう、14時半すぎくらいか」
と決めつけていたら、現地到着後すぐに登場。危ないところだった。

全3曲
Cinderella call
Jack
そしてまた逢えると云うよ

ミス&ミスター企画は例年の目玉のようで人が多かった。
出場者を5つのペアにし、疑似ウェディング的な場面があるのだが、
それをプロデュースしている桂由美が来ていた。
そんなにたくさんの大学祭に行ったことがあるのではないけれど、
その中で共通していた「学祭!!」な感じが東大にはあまりなく
いる人たちは基本的におとなしめなんだけれども、
仏頂面とか地蔵というのでもなくて、キャンディのメンバーに
求められた動作はちゃんとやっていたりした。
仮面女子のときもこういう感じで、一風変わった空間だった。

ようやっと生で見ることができたキャンディは、
隙あらばインフォメーションを盛り込むガツガツしたトーク
(ほめている)が心地よかった。
ここらへんにまで気が回らないところは多いのだ。
ボクのすぐ後ろにいた人は、トークに反応して早速検索し、
見つけていた。
ステージングは正直荒削りだと思ったが、あの世界で「一糸乱れぬ」も
違和感があるので、むしろワイルドな要素を研ぎ澄ましてほしい。



仮面女子(15:30~)

今回はアリス十番の6人が出演
それ目当てと思しき人たちが集まっているが、
開場されているのか入っていいものかどうかわからず、
みんな遠慮がちに会場周辺にたたずんでいた(笑)。
東大生メン桜雪さんは、ミス東大に応募したが予選落ちだったそうだ(笑)。

全4曲
アリス・イン・アンダーグラウンド
全開ヒーロー
大冒険
夏だね(ゴムボートなし)

ガラガラでも、ぎっしりで身動きがとれないでもなく、
ルーティンをやりたい人たちも、ライト層も、おそらく初見な人たちも、
みんながそれぞれに楽しめる雰囲気を保った客入り。
ボクのそばにいたカップルは、当初圧倒されていた様子だったが、
終了近くになるにつれ、おそらく連れてこられたであろう男性が、
ぎこちなくもノリノリになっていくのが微笑ましかった。

仮面女子のステージを見ると、マジシャンの見事な手さばきを
見たときに近い感心をすることが多い。
今回でいえば、彼女たちの衣装であるメッシュシャツ。
アレをマスクの収納に使っていた。
あとは、連日のようにステージをやっているため、
体が実用美・機能美に磨かれており、自分の側に来ることが多かった
森カノンさんの足の筋肉の隆起がやたら目についた。
おそらく連日通うと自分の場合飽和してしまいそうなのだが、
間をあけて見ると、毎度新しい何かを得られる。



デスラビッツ(16~)→ミラクルマーチ(17~)町田ターミナルプラザ

2014年11月23日 | アイドル
町田タワレコ主催、町田ターミナルプラザでのアイドル対バンイベント。
当日は、
12:00 小池美由
13:00 WenDee
14:00 辻あいり
15:00 Candy Kiss
16:00 デスラビッツ
17:00 ミラクルマーチ

の順で出演。
1時間びっしりやるわけではなく(過去に、chelipやはちきんガールズが
ほぼフルタイムやったケースもある)、たいていは余裕を持って終える。
1時間を与えるので自由に使ってくれという感じ。
定時スタートなので来やすい。
このうち、16時からのデスラビッツ、トリのミラクルマーチのふた組を見た。

曲をまったく知らなかったがビジュアルは知っていたデスラビッツ。
異形の巨漢・部長が出番前、ターミナルプラザと地続きのデッキに
あのカッコでたたずみ、通りすがりの人と話したりしている図が強烈だった(笑)。
全部で4曲。激しさと笑いが同居する楽しさ。
見た目は、ヒーローショーとコントと歌のステージが同居する雰囲気。
ヲタの面々もステージを構成するファクターになっていた。
こういう機会があったらまた見てみたい。



この日が200回目のステージだったミラクルマーチ。
少し前に体育の授業で足をケガしたあーやんが、入場時にビシッと
ジャンプしているのを見て安心。

全5曲
恋の乗車券
ミラクルマーチOh!Oh!Oh!
恋のディスタンス

forever my friends

ものすごくアバウトな計算だが、1年あたり100回のライブを経てきたわけか。
ミラクルマーチは過剰な物語性や奇抜さに頼ることなく、誕生からずっと
正面きった方法論で来ていると思うけれど、なんだかんだ言ってもこの
やり方が一番強い。このやり方で得たものが一番確実で血肉になる。
200回目の記念すべきライブを見ながら、そんなことを考えていた。
この、「地元町田で各地の個性豊かなアイドルちゃんを迎え、もてなし、
迎え撃つ」形式のライブは、色々なタイプと合わせやすいミラクルマーチに
ちょうどいいし、他のアイドルにとってもチャンスとして機能している。

ミラクルマーチが主催するMachida Idol Revolutionは12/6で最後だが、
楽しみにしている。






ひろしまMAPLE★Sタワレコ横浜ビブレ(15~)

2014年11月22日 | アイドル
*ツイートの再編集+αです。

広島に劇場を持ち、そこを拠点に活動しているグループの上京イベント。

以前からメンバーをツイッターでフォローしているので、
本人のつぶやきとして情報は入ってくるのだが、
アイドルヲタ同士の口コミとしてはあまり入ってこないため、
まだ見ぬ強豪的なイメージが強い(以前にも東京方面には来ている)。
それが今回ようやく生で見られるに至った。

ノンストップで全5曲。
参考ツイートより
アイソレーター
BLAST×BLAST
Never Ever
BRIGHT!!
RPM

この、突っ走るスタイルが特長とのこと。
劇場とカフェを兼ねたところのグループだからコンセプトカフェ系の雰囲気で、
しかし曲は予想外に激しくてカッコいい。
よくわからないがデジロック?
音色は、知っている範囲では山口活性学園のそれと近く感じた。亜美原さん!

ひろしまMAPLE★Sには
「主人公の敵のストロングスタイルのヒール」的な雰囲気があり、凛としていた。
グループ名含め「今、この店でライブをやっている自分たちが誰か」を
もっとアピールすべきだったとは思う。安いコピーのチラシを貼る程度でも。
全員握手で、BiS好きの川原亜美さんと初めて話せて嬉しゅうございました。

華と陰影と力強さを備えたアイドルちゃんは好きなので、そこらへんを
感じさせてくれた ひろしまMAPLE★Sにはこれからもがんばっていただきたい所存。
MAPLE★Sは、ビシッとアイライン入れてるからという以上に、
「全体的に目力が強い」グループでありました。

場の雰囲気はとても良かったのだが、同行していた運営スタッフが
一人しかおらず、複数の作業に追われていたせいか、
ヲタ向けにやや閉じたパッケージの印象があったので、
いわゆる「足を止めてくださった皆さん、名前だけでも覚えて帰ってください!!」
的なことを、もっとしてもいいと感じた。
店内のスペースで、途中からそう人が増える場所でもないからアレなんだけれど。

生で聞いた「BLAST×BLAST」が実にカッコ良かったので載せておく。


つばさFlyタワレコ横浜ビブレ店(19:30~)

2014年11月07日 | アイドル
*当日のツイートの再編集+αです。

新曲「Loneliness」発売を11/11に控え、イベント期間に突入したつばさFly。
その皮切りがこのミニライブ。ボクには8/22の渋谷O-nestでのワンマン以来。

開始直前に客寄せを兼ねての公開リハーサル。
メンバーが、「(タワレコに隣接する)ジーユーのお客さんもぜひ見ていって」と
笑いを誘う。
なにぶんまだ知名度が低いので、集客びっしりとはいかないのだが、
揺るぎないコアファンに加え、興味があるがライブに通い詰めているほどではない、
といった人たちもちょくちょく(ボクもこれ)。
この辺の層にとって、リリースイベントのミニライブはとてもありがたいのだ。

ミニライブは全4曲。

START IN MY DREAM
Unforgettable Days
Nevermind(*たぶんこれ)
Loneliness

当初コール禁止令が出ていたが、ステージもフロアもヒートし、
ライブの途中からお店から怒られない程度にお目こぼし。
リハのときから、メインボーカル藤井さんのハスキーボイスは強力な武器だと改めて認識。
耳に入るとハッとするもの。「そちらを向きたくなる声」とでも呼べる声。
つばフラはさすがに場数を踏んで鍛えられているだけあって、
やりながらオドオドしたり、客をおいてけぼりにして会議してしまう場面がない。
ダンスも、テクニカルではないのだがメンバー数の5人を上回るパワーが感じられた。

短いが熱かったステージ後、特典会。ボクは全員握手に参加。
BiS解散横浜アリーナの日、最寄駅を同じくするトレッサ横浜で行われたつばフラミニライブが、
メンバーとの初接触なのだった。
8月のワンマンは時間が押し、終演後の物販が短縮(そのときの特典会チケットは、
以降のライブハウスでのライブ時にも使える措置がとられた)になった。
だから接触はトレッサ以来だ。認知厨としては、名前を言うとリアクションが来る状態で
とても嬉しかった。承認欲求マンセー。
金髪ショートの鹿木さん(モーニング娘。'14生田似だった人)は、ルックスのみならず
反応までもが少年のようであった。
「なんだよおい、久しぶりじゃんw」な感じである。
次回の接触に備えイケボの練習をしておこうと思った。

つばさFlyは、思った以上にライブに出たり、仕事の後にも来やすい時間帯に
リリースイベントをやっている

「ロックなサウンドのアイドル」にグッとくる体質の方はぜひこの機会に。

LoVendoяタワーレコード横浜ビブレ店(19:00~)

2014年11月05日 | アイドル

↑TIF2014の二日目にLoVendoяを初めて見たときの感想。




*以下、当日のツイートの再編集+αです。

元モーニング娘の田中れいなを擁する、ツインボーカル&ツインギターの4人組、
LoVendoя(ラベンダー)の、3rdミニアルバムリリースイベントを見る。
優先エリアは埋まり、その後方のエリアにも何列か人が集まっている。
指を一本立てて手を挙げる振りが多いおかげで、メンバーの肉体の一部は
後方からも見えたが、顔は人の合間に時折のぞける程度。
でも曲がカッコ良かったので全部チャラだ。

ミニアルバム収録曲中心に全4曲。
現在の音楽シーンで商業的に勝利するのは難しい、非エモロック系HRを
選んでくれてすごく嬉しい。
とっつきやすいイベントの機会が今日訪れた。

LoVendoяの音は、メジャーデビュー以後のPASSPO☆とも通じる気がするので、
こういう加減が大好きなボクには「有難い」。
イベント開始直前に公開リハがおこなわれたのだが、
「イクジナシ」にギターがオブリガードを入れていて、クサくて良かった。
そこらへんを歩く人でも知っている田中れいな「だけ」を立てるのではなく、
あくまでも彼女は「知名度の高い1メンバー」というのがいい。
そこらへんは、bump.yや9nineにも通じるかも知れない(笑)。
ツインボーカルにする必然性がきっちりとわかる構成の曲が良い。
ボーカルも楽器だというのを改めて実感。
ソロのかけ合いがあったりするツインギターも含め、古いタイプのHR/HMが
好きな人に、LoVendoяはど真ん中だと思う。

曲目
Stonez!!!
少年
この世に真実の愛が一つだけあるなら
イクジナシ

歌の前に、メンバーが歌詞の内容にちょこっとふれていたが、
イクジナシ」はエロい歌である。

通常は、今回のようにリズム隊に音源を使っているが、
11/6の渋谷タワレコではバンド編成(ベース、ドラムスが生音)で
やるとのこと。

ジュリー、本田美奈子の系譜(ソロでやれるがバンドの一人という
立ち位置であることを望む)に田中れいなも属するのだと思うのだ。
「勝つ」ためならこのジャンルの音を選ばないわけで、
こういう音楽を選んでくれただけで嬉しいのだ。

prediaららぽーと横浜(14:30~/16:30~)

2014年11月03日 | アイドル
*当日のツイートの再編集+αです。

1部は途中から4曲聞け、2部は全5曲。
赤の衣装で青山さんだけガーターで高まる。
ファミリー向け空間にセクシーお姉さん群の図には、
一家でサスペンスを見ていたら濡れ場が始まったときの感覚が少々(笑)。
場の空気が良く、楽しかった。


1部
全5曲
(→調べたら、1曲目は壊れた愛の果てに)
美しき孤独たち→ボクはここから見た
HEY BOY
Melty Snow
BABY KISS


両部とも同じ深紅の衣装。これがとてもprediaっぽく、
イベント会場の環境にしっくりきていた。
クリスマスツリーがステージのすぐそばにあるのだが、
衣装とツリーがお互いに引き立て合っていた。

ヲタが中心だが、家族連れが多く通りかかる場所だけに、
prediaの曲に乗って踊る子供がいたり、そちらへメンバーが
手を振ったり。
休日午後の大型ショッピングモールの野外ステージならではのひとときだった。
野外なので音もこもらずクリア。こういう雰囲気はいいものである。

prediaのツインボーカルは強靭なので、そこにいる、
曲を知らないであろう大半の人々に、
プロレスでいうなら
「さすがレスラー、背は高くなくても体の厚みが違うなあ」
的感慨を与えられると思った。

predia2部は、近隣の店舗への配慮などからコール禁止令が発動。
「盛り上がり」はTPOあってのものだと思うのでこれで良い。
コアで激しく、でも印象として閉じるよりも、こういう場のイベントでは、
誰にでもとっつきやすいほうがいいに決まっている。
ヲタを満足させるためのイベントではなく、
「そこに来ている、まだ出会っていない人たちに知ってもらう」ための
イベントだからだ。
2部開始直前、メンバーがステージ付近を通りかかる人たちにチラシ配り。
お父さん世代にはたまらんと思う(笑)。

2部
全5曲
Going to Ride
美しき孤独たち
夜想曲~赤い残り香の誘い~ *夜想曲=ノクターンと読む
きみみたいに
Mid9tLuv

登場時にきちんとSEをかけるのは素晴らしい。
2部になるとすでに晩秋の日は暮れかけており、
prediaが統べる世界の始まりだ。
1部はややメロウ寄り、2部はアグレッシブな選曲。
新曲「美しき孤独たち」のカップリング「夜想曲」は、
ダンサブルさよりもエッジを重んじた感じのタフな1曲で、
ファンの間で人気が出そう。そして何よりカッコいい。

ショッピングモールのこういうイベントでは、
それまで出演者をまったく知らなかったであろう通りすがりの人が、
純粋に歌やステージングの力に惹かれて足を止めることがある。
そういうのを目にすると、単なるヲタでしかない自分もなぜか嬉しくなる。