ラブミー東京アイドルズ since16.01.04

主にアイドルちゃんについて書いています

9/28本格女子音楽祭Vol.9(O-EAST 18~)

2015年09月28日 | アイドル


自分好みの、準メジャー~メジャーアイドルちゃんが出ることが多い&
O-EASTは見やすい&そこまで混まない…
などの理由で、ボクはけっこう推している対バンライブのシリーズ。
ULTRAGIRLの途中からトリの放課後プリンセスまで見る。

ここに出てくるメンツは、好みかそうでないかはあるにせよ、一定のグレードに
達していることが多いので、知らないアイドルでも安心して見ていられる。

今回は、愛乙女★DOLLのアグレッシブさと、5人編成になってから初めて見たGALETTeの
きらびやかさが特に強く心に残っている。

では、見た順にふれていく。今回は

*ULTRAGIRL
2曲見る。いわゆる「全力感」に満ちたステージ。
メロディアスな明るいギターポップ。くせがなく聞きやすい。

*こぶしファクトリー
本格女子~には「ハロプロチャレンジ枠」的なものがあるようだ。
彼女たちにとっても外部の異文化にふれるのは新鮮だろう。
その異文化側からもハロプロという存在はやはり興味津々のようで、
関係者エリアは満杯になっていた。早い時間帯なのに客も多かった。
全5曲。
ダンス、ボーカルなどパフォーマンスについてはさすがに「モノが違う」感じ。
素人の目からしてもまったく危なげがない。
ただし、一部の曲のタイトルがどうにもいただけない。
「ドスコイ!ケンキョにダイタン」とか「ラーメン大好き小泉さん~」とかそういうの。
(*ラーメン~のほうはマンガのタイトルであり、ドラマ化したものの主題歌なので、
少し事情は異なる)。
ハロプロは昔からこういう文化なので、今さらとやかく言うものでもないのかも知れないが、
そちらではそれで良くても、ハロプロアウトサイダーからすると「変」さばかりが際立つ。
ボクが彼女たちの親だったら心配だし、正直「これは無理だ」と感じる。
自分でこういう曲を作って歌うのならこれでまったく構わない。
「これをやれ」と提供されたのがこういうタイトルだったら、普通の感覚ならどう思うかという話。
パフォーマンスにはまったく問題がなく、むしろ素晴らしいだけに余計に感じた。
彼女たちの出番じゅう、ずっとこういうことを考えていた。

*愛乙女★DOLL
AJアイドルは、ファミリー同士の対バンやワンマンだと自分には若干物足りないのだが、
外部との対バンとなるとアグレッシブさが表に出て、とても頼りがいがある。
今回はまさにそんなふうだった。
全5曲。
流れ星→ビターチョコ・バレンタイン→Heatup Dreamer→エアプレーン→LOVE BEAM
こぶしファクトリーで空間はすっかりあたたまっていたので、その余熱に加え、
さらに頭の2曲、らぶどるにおけるキラーチューンで会場を熱くした。
いつ曲順を決めたのか、こぶしは念頭にあったかわからないが、
他のアイドルにさほど興味がない可能性があるファンを少しでも
持っていこうとする意思があったのなら、そのチャレンジは大いに買いたい。
なんでもかんでもすぐに牙をむくのも困るが、対抗戦的な場になるといきいきとして
見えるのは素晴らしい。

*Luce Twinkle Wink☆
AJでらぶどるをヘビー級とするなら、ここはジュニア、クルーザー、ミドルクラスか。
全3曲。
少女たちの微熱→恋色思考回路→刹那ハレーション
少ない持ち時間で、最低限やりたいことをバランス良く表現していた。
AJのアイドルは奇をてらわず、真正面から愚直に突破しようとするイメージがあり、
時にそれが見ていて危なっかしいのだが、信頼につながるのも確か。

*アップアップガールズ(仮)
おもむろに登場してからSEが鳴り始め、あとは全編ノンストップ。
ただし息も絶え絶えな雰囲気は皆無で、今回の持ち時間の25分?なら軽い感じだった。
今回は古川さんと森さんが特に印象に残っている。
「アッパーレー」はとても良いのを今回も実感。

*STARMARIE
全5曲。本格女子音楽祭の主催側のアイドル。
自分が作り手だったら、やっていて一番楽しいのはここだと思う。
ダンスにはまったく門外漢なので、技術やら何やらはわからないのだが、
このグループのダンスは、他のアイドルの主流のスタイルとはかなり違って目に映る。
そうそう、サイドステップが多いのだ(笑)。
彼女たちの場合、楽曲の世界観ありきでそこが強調されるので、フィジカル面の
印象は薄いのだが、なかなか激しいことをしていると思う。
衣装が黒子のように地味だが、おそらくそれも物語の語り部・依り代だからなのだろう。

*妄想キャリブレーション
全4曲。
ここに来てフロアは人でいっぱいになった。びっしりで動きが取れない…とまではいかないが、
平日夜の対バンライブでこれだけ埋まれば結構なものだ。

人生はいじわるなの…かな?
初めてだよ、こんな気持ちにさせてくれたのは恋。
YOUをチェックします!
何故なら私、妄想少女ですの。

あと1曲あるとなお良かったが、前回同じ会場で見たときより明らかに
演者・ヲタの双方にエネルギーがあふれており(妄キャリはこの9月は東京圏でのライブが少ないらしい)、
適度なブランクも悪くないと思った。

*バンドじゃないもん!
全4曲。
今回のこの対バンライブの開始からずっと、ステージ中央の後ろのほうに
ここが使うドラムセットがしつらえられていて、ちょっと奇妙な絵だった(笑)。
ドラマーだけ本物(神聖かまってちゃんのみさこ)であとの楽器は全編当てぶりだと思っていたのだが、
ベースもキーボードも音を出す局面があった。
この曲良かったです(笑)。

*GALETTe
妄キャリ、バンもんというディアステ系が終わり、そこ目当ての客が引き上げていった。
フロアは少し寂しくなってしまったが、それはそれだ。
5人編成になってから初めて観るパフォーマンス。
全5曲。
Brand-New Style→ダンスフロア☆フィーバー→She is WANNABE! →G→じゃじゃ馬と呼ばないで
何というのだろう、GALETTeにもストーリー、エピソードは多々あるのだが、
主な曲調がディスコ系であるがゆえに浪花節的要素は希釈され、曲そのもののパワーが
そっくり伝わってくる感じ(他のアイドルに曲のパワーがないというのではない)。
ただし「G」のときは、村山さん在籍時代を思い出してちょっと目頭を刺激された。
仙台からの新メン2人はキャリアがあるためまったく遜色なく溶け込んでいたし、
既存組のダンス、ボーカルも力強さを増していた。小気味良い、という言葉がまさにぴったりだった。

*放課後プリンセス
同じ渋谷の他のライブハウスでの対バンライブ出演後、こちらへ移動。
全4曲。
このライブの実質的なトリはアプガでありディアステ系だと思うのだが、
それとは別に、課せられた役割を充分に果たした。
このグループは独自の世界が完成されていて(閉じた感じはない)、常にマイペースな
印象を受ける。
だからか、対バンライブでどこに入れられても違和感なく成立するのかも知れない。
何度も聞いている「ジュリエット」の♪君の○(声とか色々)が好き~の部分が、
なぜか今日はグッと響いた。
「キミペディア」のバックトラックのスピードメタル感(音源で聞くとそうでもないかもw)にも
グッときた。

目当て出演者の物販が並行だったので、ライブを全部見たいボクは今回は物販へは行けなかったが、
全編終了後に開催されたGALETTeの無料ハイタッチ会にちゃっかり参加し、満ち足りたのち帰宅。



9/21(月)Qam主催ライブ(渋谷eggman 17:30~)

2015年09月21日 | アイドル

メンバーの長谷川さんが卒業し、5人編成になったQam(カム)。
残った5人の1人、小菅さんの生誕祝いがメインのQam主催ライブ。
eggmanの中に入るのは、まだアニソンライブなどの概念が希薄だった頃、
串田アキラのステージを見に来たとき以来だと思う。

昨日までこのライブの存在すら知らず、出演者を見て複数お気に入りがいたのと
比較的リーズナブル(前売2500円)だったので、軽い気分で出かけた。
…来て良かった。大正解だった。

全編終わるまでだいたい3時間45分くらいだったろうか。
後半に出てきたグループは持ち時間が長めで、このくらいのボリュームがあると
満足度は高い。他の対バンライブがどうというのではないが、今回のメンツには
(たとえ激しい音楽性であろうが)こぞって品があるのも良かった。
見た順に感想を。

*小菅&notall(ノタル)コラボ
notallのギミックのひとつ・ペンギン人間に小菅さんが参加。
もっとのんびりした曲をイメージしていたが、結構バタバタした曲なのが意外だった。

*デスラビッツ
自分が見る対バンライブに出ていることが多く見る機会も多い。
4曲。
ヲタ巻き込み型のライブだが、ヲタは出過ぎたことをせず、
「ヲタという役目」に徹しているので、嫌な感じはない。
基本的に定型ベースのやり取りが多いメンバーと部長のMCの、
(おそらく)遊びの部分が面白かった。
このグループは、異形の巨漢・部長が、
「バカにされる役割でコミカルだけれど、いざというときは頼りになりそう」
なのが安心感につながるんだよなー。

*KOTO
4曲。
この人のパフォーマンスは、ビシビシくるダンスが主で歌が従というか、
ダンスによる表現が物語る部分がメインの印象。
だから他のアイドルを見たときと違う部分が刺激される。
詳しくないけれど、ダンスの公演を見るとこういう気持ちになるのかも知れない。

*amiina(あみいな)
名前だけは知っていた2人組。初見。5曲。
もっとほわほわしたイメージだったのだけれど、曲調によってはずっと激しめ。
万能っぽいので、対バンライブだと重宝されるタイプだと思う。

*Kit Cat(キットキャット)
まったく知らなかった初見トリオ。ボーカルやダンスもするキーボード+ダンスするボーカル2人の計3人。
3曲。
見た目からはわからないが猫ギミック(あゆみくりかまきの熊ギミックみたいな感じか)。
シンセポップがメインで、音はなかなか洗練されていた。サブカル受けしそう。
サウンドは違うものの、すこーしバナナラマを思い出した。

*notall(ノタル)
ツイッターにリプしたりしているくせに見たのは初めて。
notall出演部分だけは撮影可。4人組。5曲。
ここにきて一気に華やかになった。
他の出演者が大なり小なり尖ったサウンドであるのに対し、
ここは純アイドルの要素が高めで、90年代っぽさも含んだアイドル歌謡な感じ。
王道な沸きの場としての役割も果たしていた。メンバーみなビジュアルが良いが、
べちこ こと渡邊ちこさんの、夕方の太陽のまぶしさ(真昼ではない)のような雰囲気が、
特に印象に残っている。

* Hauptharmonie(ハウプトハルモニー)
グループ名だけは知っていたが、それ以外に知識のなかった5人組。
そのせいもあって、今回最も衝撃的だったのはここ。たぶん6曲。
ギラギラした要素はなく、衣装も何かの特質を強調した印象がなく不ぞろいで、
ビジュアルだけではどんな音を出すのか皆目見当がつかなかった。
SEからイメージしたのは「西部劇に出てくるサルーン」か「サーカス」で、
その流れからの1曲目はジャズっぽい(*あとでその曲の動画を見たら、
確かにスウィング感はあれどアレはスカだと思うw)。
ああそういうサウンドかと思って聞いていると、それ以降の曲はスカっぽくなったり
青春パンクっぽくなったりとつかみどころがない。
なんとも形容しがたい、人を食ったような、でも激しくて熱い世界が楽しめた。
ある曲でメンバーのうち2人が、「ドリフ大爆笑」のOPやEDのときドリフターズがやる、
やる気がないダンス的に踊るのがツボだった。
何物でもないけれど何かではある、という印象を強く抱いた。ぜひまた見たい。

*つばさFly
9/18に主催ワンマンを見て、ああそのときのブログ書かなきゃと思いつつw、
今回は呼ばれる側としてのステージを提供。ひたすらに突っ走った30分だった。

THE ENDLESS SUMMER~Nevermind~ナガレボシ~so 愛してる~Take My Hand~Life is Beautifulの6曲。

ワンマンだと比較対象がなくてわかりにくいが、対バンだと
ゴツさ・力強さ・正面からぶち当たるストレートさが際立つ。
ギミックやアングルに頼らず、楽曲とパフォーマンスだけを武器に戦っている。
この愚直な勇敢さが彼女たちの魅力である。
今日はかなり近い距離からステージが見られたのだが、激しい動きがひたすらに
ダイナミックだった。
絶対的な抑え投手=全盛期の大魔神佐々木のような曲「Life is Beautiful」があるのは強い。

*Qam
上記のように6人から5人編成になり、まさに過渡期まっただ中の彼女たち。
7+1で8曲。
今回はメンバーの小菅さん(れいちぇる)の生誕当日イベントということで、
他の出演者や場内のヲタからの祝福の嵐だった。
Qamを見るのは久しぶり。
以前は少なからず「~せねばならない」的に前のめりになりすぎ、
その後自分たちの思い通りにいかなかったのを後悔する傾向を感じたが、
一番最後に見たときと比べて力を抜けるようになり、そして明らかにたくましくなっていた。
日向さんが髪にハットを装着していたが取れてしまったのを見て、
同じようにしているのにハットは不動の、predia沢口さんのやり方がいかに頑丈なのかを
こんなときに感じたりもした(笑)。

今回のこのライブ全体のそれとない品の良さは、おそらくQamが持つ雰囲気によるところが大きい。
終始ノーストレスで楽しめた。最後にれいちぇる、誕生日おめでとうございます。




9/13(日)LinQ池袋東武スカイデッキ広場3部(16時~)

2015年09月13日 | アイドル

新曲「LinQuest ~やがて伝説へ…」のリリースイベントファイナル。
東京組は途中でメンバーを一部換えながら、一週間ずっとこちらへ滞在。おつかれさまでした。
最終日の出演メンバーは、

新木姉妹 舞川 一ノ瀬 坂井 姫崎 松村 原 伊藤 桃咲 北山 志良 MYU

の計13名。
原さんは福岡での朝ワイドレギュラー出演があるため、3部はステージ出演のみ。
この人数だとさすがに華やかだ。
池袋東武スカイデッキは昔ながらのデパート屋上の風情があり、すぐそばの催事場で
北海道物産展が行われていることもあって、イベント目当てではない一般客も多い。
だからか、内輪盛り上がり大会な雰囲気にはならず、ほどよい加減が終始保たれていた。
この会場でのアイドルイベントは音響がアレなことが多いが、今回は割とちゃんとしていた気がする。

全7曲
LinQuest~やがて伝説へ…
あなたに(*モンゴル800のカバー)
チャイムが終われば
アイ・スクリーミン
Jump Jump Jump!
HANABI
(替え玉=アンコール)
LinQuest~やがて伝説へ…

11/25にアルバム「Frontier LinQ第三楽章」(表記は不明)が出るとのこと。

舞川さんがJUJUみたいになっていたり、MYUさんのボーカルが安定していたり、
久々に東京で見る原さんがとても愛くるしかったり、年長組のLadyメンが厚めだと
安心感が非常に高かったり、桃咲さんのMCが実に軽妙だったり(これは意外だった)、
「言わなくてもわかる」が成立するヲタ以外を相手にしているメンバーが多いからか、
「閉じていない」ステージ進行には好感が持てた。

実際にイベントを見たりCDを買うのは「いつもの」ヲタにせよ、
オープンスペースでやっているのにそちらにしか目が向かないステージは、
健全とは思えないからだ。

CDを買うのに、
列に並ぶ→用紙に記入→現物と引き換え→さらに会計
というプロセスを経なければならず、ここが面倒だったのを除けば、
雰囲気も良く楽しさ一辺倒のイベントだった。





9/12(土)paletららぽーと横浜2部(15時~)

2015年09月12日 | アイドル

翌13日のO-EASTでのツアーファイナル直前、9/23発売の新曲「All for One」の予約イベント。
暑くもなく寒くもなく、屋外イベントにはちょうどよい季節になった。
平口さんが舞台稽古でお休みゆえの5人編成バージョンで、彼女の等身大パネルが
予約デスクの横に立っていた。

全4曲
Believe in Yourself !
恋するウィンク
いつだってI LOVE YOU!!
All for One

この会場はこの状態で見たほうがきっと良い。
ここまで余裕がないときはステージのすぐ前の空間を詰めることになるが、
ステージと客エリアの間にあるべきもの(城でいえばお堀)がなく、
さらに客が立つので見えにくくなりがち。
アイドルイベントの場合、「前の数列は着席・騒ぎたい奴は横か後ろ」にしてほしいなぁ。
オープンなリリースイベントは、「熱気」「盛り上がり」は二の次でいいと思うのだ。

新たに加入した渡邊さん(サンミニッツ改めサンミニのメンバーも兼任)は、
顔の濃度でいえば元メンバーの木元に近かった。
ボーカルの中心である中野さんの貫録や、常に笑顔をたたえ大きく動く藤本さんが
特に印象に残っている。
paletは、それほどハードではないロックナンバー、を演っているときが
ボクは楽しい。新曲「All for One」はまさにそれなのだ。

まだリリースイベントは続いているので、もう一回くらいは観に行きたい。



9/6(日)つばさFly渋谷タワレコ2部(15:30~)→Ru:Run新宿タワレコ(18:00~)

2015年09月07日 | アイドル


つばさFlyは、9/2発売の新曲「THE ENDLESS SUMMER」リリースイベントの最後の回。
同時期に新曲「月都幻影」をリリースしたレーベルメイト・柳瀬蓉さんとずっと合同で回っていたので、
今回もそうだろうと思い込んでいたら、1部が彼女の最後だった模様。柳瀬さーん。
1部はタワレコ渋谷店の4F、2部は1Fだったので、イベントの格としては圧倒的に2部のほうが上。
なにせ店に入ってきた人が通らずにはいられない場所だ。

リリースイベントの最後&便利な渋谷タワレコということもあり(新宿と渋谷店は、
同一のアイドルが他の店舗でイベントするときより人が多い傾向がある)、
イベントスペース内は人で埋まっていた。立錐の余地もない超満員!とまではいかないが、
実感として明らかに集客数は増えている。

当日のセットリスト全6曲(メンバーの鹿木香里さんのブログを参考にした
1.Life is Beautiful
2.Take My Hand
3.Unforgettable Days
4.The Endless Summer
5.33 seconds
6.Life is Beautiful

音響は良くないというよりむしろ積極的な方向に悪く、切れ味のいい音の塊を
全力で投げかけてくる彼女たちには残念だったのだけれども、
そこは9/18(金)Shibuya O-Westでのワンマンライブシクヨロ、ってことなのだろう(笑)。
今回のイベントでは、メンバーもファンも「楽しんでいる」「味わっている」のが伝わってきた。

そして、渋谷店手慣れてるな、さすがだと思ったのは、
イベントスペースの入り口部分(店のメイン入り口からほぼ正面)にCDラックと告知POP、
さらに上から吊るされているモニターに、「つばさFly LIVE」と文字が表示され、
「どこの誰が今イベントをやっていて、その人たちの出しているCDはこれ」と
いうのがとてもわかりやすかったこと。

アイドルイベントあるあるなのが、告知がどこかわかりにくかったりして、
たまたま居合わせて一瞬でも興味を持った人が、
「結構いいじゃん、で、この人ら一体誰?」
となるパターン。ほんの何秒かの間で答えが得られないとそこで点のまま終わってしまう。

ボクのいた位置からは告知類とそれを見ている人たちがよく見えたのだが、
初めて彼女たちを知った・ライブは初めて見たと思わしき人たちが、
告知やCDを目にする・手に取ることが多かったと思う。
ささいなこととはいえ、こういう「ちょっと工夫でこのうまさ」的なきっかけは侮れない。
つばさFlyの本来の持ち味は、「中心から外へ拡散」よりも、「外から中心へ集中」だと
感じるので、つまりこれを味わえる・出せるのはライブハウスということになる。
ワンマンが楽しみだ。

つばフラ全員握手に参加後、雨の中を歩いて新宿へ。
PASSPO☆×Negiccoの新宿アルタ対バンの際予約したネギの最新曲「ねぇバーディア」の引き取り期限が
迫っていたのでタワレコへ。
たまたま、Ru:Run(ルーラン)のイベントがあるのを知り、この際なので参加。
このグループを初めて観たときのレポ
このグループの中心メンバー百川さんは、「ウルトラマンX」に高田ルイ役で出ている
すでに活動を終了している怪傑!トロピカル丸の流れを汲むグループの一つ。
シャイニングウィル系グループ特有の、その空間全体に漂うまったり感が特長。
最初に見たときの芋ジャージではなく、白ベースに担当カラーを挿した衣装。
トロピカル丸でも歌っていた「チャンスの神様」含め全3曲。
こちらはつばさFlyのようなエッジの利いた感じではなく、オーソドックスなアイドルポップス。

トーク時に強く印象に残ったのは、百川さんの何代か前の女性(おじいさんの祖父母とかあたりの、
比較的近い時代)がロシア人だという話。真偽は不明だが、現在20歳の子の祖父母だと
ものすごく単純計算して70歳前後、さらにその祖父母だと120年前くらいだとして、
ロシア革命を逃れて日本に来た人たちの1人だというのは十分にあり得る。