ラブミー東京アイドルズ since16.01.04

主にアイドルちゃんについて書いています

PASSPO☆(たまプラーザテラス 14:30~/17:30~)

2014年08月24日 | アイドル
*ツイッターの再録+多少の加筆です。

雨が上がり両部とも無事開催。全4曲ずつ。
PASSPO☆の会場は外、イベントが重なったフェアリーズはそこから近い室内。
たまプラーザでPASSPO☆といえば、これ
たまプラーザのイベントエリアはあまり大きくないが、
モールの往来の中にあるので人が行き交う。
PASSPO☆フライト両部とも優先エリアはだいたい埋まり、見晴らしのいいバルコニー組も
入れて200人オーバーくらいだろうか。PASSPO☆はこういう空間が本当によく似合う。

新曲「向日葵」にある組み体操では、ゆっきぃなおみんいわむらの、
グループ内では体格の良い三名が土台になってもりしを支えるのだが、
いわむらさんが足を支える2コーラス目は、1コーラス目より若干安定度が悪い気がした(笑)。

1部
少女飛行
Love Diary
Pretty Lie
向日葵

2部
Perfect sky
くちゃLOVE
LA LA LOVEトレイン
向日葵


……インディーズ初期曲ありがたい。
来年の元日の東京ドームシティホールでは、「全曲やる」というふれこみなので、
そこに向けて実戦の場でおさらいをしている面もあるのかも知れない。

年単位でごぶさたのクルーと久々に個別握手しようと槙田さんに行き、
認知厨としての自分を確認しただけで持ち時間(スタッフの持つストップウォッチを
見たら15秒)が終わった。
言いたかったのは、「武道館に対する姿勢に共感しますた!」だったのだ。

PASSPO☆って、一般世間ではまださほど知名度が高くはない。
ネットをやっている人なら多少は知っているかも知れないが、
そこらへんのおじさん・おばさん・子供までが知っているとはいかない。
ただし、ライブ活動を頻繁に行っているアイドルちゃんには、
ある種のカリスマを持って尊敬の対象になっていることがあり、
PASSPO☆がこの先長く続けていくには、このあたりの要素つまり
ミュージシャンズミュージシャン感を研ぎ澄まし、
「そこらへんの誰もが知っていなくてもいいから、ちょっとでもこちらに
興味がある人ならみんな知っている」ような領域をめざすのがいいのでは
ないかなどと、素人がエラそうに思っている。


つばさFly Shibuya O-nest(19:30~)

2014年08月22日 | アイドル
*ツイッターの再編集+多少の訂正・加筆です。

つばさFlyワンマン(Shibuya O-nest、19:30~)を見る。アンコール含め多分全20曲。
重大発表=9月鹿鳴館、10月O-West(双方対バン複数)、11月に3rdシングル発表、
1stアルバム発売(*これは11月ではなかったかも)、来年1月O-nestでリベンジ、
3月にO-Westでワンマン、ツアーへ。
さらに、
9/1から新メンバー募集開始。該当者なしのケースもありとのこと。
プラチナム感(*PASSPO☆における、結果としてのpalet的になるか?)。
事務所社長いわく、「つばフラは武道館をやるまでやめません!」。


今回のワンマンは、200の集客をめざしていたが、最終的には150くらい。
来年1月の同会場(O-nest)でのリベンジ、グッと大きいO-Westでのワンマン開催が
重くのしかかるも、社長の「つばさFlyは武道館をやるまでやめない」へつながり、
“死ねない地獄”に(笑)。

初めてワンマンライブを見たつばさFlyは、自分が好きで知っている範囲内だけで
頼まれもしないのに無理に喩えるなら、

「PASSPO☆なソフトを搭載したBiS」

という印象。11月発売のシングルを今日披露、スクランブルズ節でありました。
最も高まったのが、「ムーンライト伝説」のカバーだったのは秘密。

℃-uteの「Kiss me 愛してる」もやっていた。東北人の宮沢さんがソロで
「潮騒のメモリー」をやっていた。
途中でメンバーを2組+1人に分け即興芝居をさせるコーナーがあり、鹿木さんが
ソロで演じ歌ったZONEのカバー「Secret base」の流れは良かった。すーっと引きこまれた。
ただ個人的には、つばフラがZONEをやるなら「証」をカバーしてほしいなとか。

19:30にほぼ定刻通り開演。ただし本編前に彼女たちのマネージャーがOAとしてスピッツの「チェリー」を歌唱。
つばフラの5人が登場したのは19:45くらいだったろうか。
1曲目は最新シングル「Unforgettable Days」。
すでにフロアは高まっていた。モッシュである。
知らない曲や新曲も多々あり、セットリストは勘弁させてもらうが、相奈さんがソロで広末のMK5、
神谷さんが「キューティーハニー」を歌ったりした。耳になじんだ以前からの楽曲も一通り。
いざ始まったらあっという間だった印象しかないのだが、全編が終わったのは22時近く。
時間の都合で特典会は2Sチェキのみに。中止された握手会の参加権は、
次回以降のライブで行使できるとのこと。

アドバイ厨としてエラそうに言うと、つばさFlyワンマンは悪い意味でグダるMCが気になった。
メンバーの横のつながりで話して終わってしまう感じが強いので、もっと客席を意識して話すといいと思った。
現時点では、「持ち歌が足りないからアイドルカバーで補っている」という側面を強く感じたので、
たぶん、演目からカバーが減るにつれ、彼女たちの本領を見られると確信した。
藤井さんのハスキーで力強いボーカルは稀少なので保護すべき。神谷あやぱんの声の伸びも良い。

ワンマンは1曲目からモッシュ発生。他の曲ではサークルも発生。
メンバーによるフロア降臨&鹿木ダイブも発生。しかし雰囲気は暴力的ではない。これは良い。
SEがメタリックな曲で嬉しかった。
BiS「FiNAL DANCE」のカバー時のつばさFlyの上だけビキニ(本家に合わせて)は、
そういうのをなりわいとしている人にはない生活感というかリアリティというか、
そういうのがあって嬉しかったです(笑)。
彼女たちが沖縄でのアイドル対バンイベントに参加した際の報告スナップで、
水着写真がなぜか秘匿されていたのだが、それはこのBiSカバーのためだったとメンバーから語られた。
新メンバーオーデの話はこの後に出たのだが、メンバーは社長に「えー」と言うでもなく、
「巨乳の人を入れてください!」などとお願いしていた(笑)。
ちなみにBiSのカバーは社長から禁じられていたとのことだったが、懇願して実現したそうな。
(*ものすごく近くはないが遠くはない親族のような音楽性だからかな?)

たまたま、かも知れないのだが、つばさFlyワンマンでは推しメンTシャツの
「PM」(プレイングマネージャーの略。メンバー宮沢野乃香さんのこと)を着ている人がやたら目についた。
PM=パッセン宮沢とも取れる(*彼女はPASSPO☆のファンである)。

もっと徹底したほうがいい点がいくつかあったとはいえ、楽曲の良さは隠しきれない。
例えば初披露された新曲「レゾンテートル」はこれまでの路線に連なるエモロック系だった。
ボクとしてはこの辺をコアに、切れ味鋭く激しいパフォーマンスで突っ走ってほしい。
ロック色が強いがダークでも破壊的でもないあたりは、知らないだけで潜在的なファンはいるはず。

彼女たちはいわば、武道館に呪いをかけられたフライングダッチマンなのである。




prediaメジャーデビュー当日イベント(東京ドームシティラクーア 18:30~)

2014年08月06日 | アイドル
ぱすぽ☆(当時の表記)の姉妹グループとして結成以来3年8か月、
何度かのメンバーチェンジや活動の停滞など数々の苦難を経て、
2014年8/6に「壊れた愛の果てに」で日本クラウンからメジャーデビューしたpredia。
その当日のイベントが後楽園のラクーアで行われた。

ボクは18時頃に現地に着いたが、prediaメンバー自らが、
会場付近にいる人たちにティッシュ配りをしていた。
ラクーアは野外会場でステージ付近はベンチで着座観覧、
その後方に立ち見エリア。コアなファンは後方から応援。
ラクーアには涼をとるためのミスト噴出装置が設置され、
夜霧のような状態。
15分前にメンバーがいったんステージに登場、「壊れた~」を歌ってリハーサル。

18:30、ほぼ定刻にイベントは始まった。

全7曲
Crazy Cat
壊れた愛の果てに
忘却のシンデレラ
Going to ride
Dream of Love
きみみたいに
Re:start game

初期から今までの曲をバランスよく配した感じ。
曲を重ねるごとに周囲は暗闇に変わり、すぐそばにある
メリーゴーランドの灯りがとても美しかった。

正直、満員とは言いがたい集客だったが、prediaの中心ファン層には
ちとばかり開始時間が早かったというのは確実にある。
会場の都合などがあるのでアレだけれど、完全に日が落ちてから
始まったほうが、らしかった気がする。
ボクは早々にベンチに座ってそこからずっと見ていたので、
たまたまこのイベントを見かけた人の声が聞けなかったのが残念ではある。
さらに言えば、トークできっかけ出しをしているのに、
続けてすぐに音が出てこない局面が複数回あったのが残念。
こういうところはピシッとしたほうがカッコいい。

その代わり、コアファン主導によるサプライズ祝福などがあり、
イベントとしては、
「3年8か月の長い第一章の終わり、そして新しい幕開け」
をうまく表現できていた。

ひいきの引き倒しにはならない距離のファンの姿が自分にとって、
まぎれもなくprediaの魅力のひとつであり、真摯に応えようとするメンバーと、
きっちり作り上げられた楽曲・ボーカル・ダンス、つまりステージ上で繰り広げられる
世界がその根底にはある。
日常生活にまみれた自分が、彼女たちが作る世界に「浸りきる」だけの
グレード・余地があり、安定したパフォーマンスがそれを保証しているのだ。

青山さんが「(すぐ近くにある)東京ドームを満員に」
と意気込みを語っていた。
まったくもってたやすくはないだろうし、音響面でもドームはどうよとは思うが(笑)、
3年8か月もの経験(単なる下積み文脈で語られがちだがこれだけの期間、
比較的コンスタントに活動できていたのは、すごいことではある)は
まったく無駄ではない。むしろこれからの活動において支えになるはず。
メンバーの口ぶりからは、メジャーデビューすることへの感謝が
本心から伝わってきた。

できることなら苦労はしないほうがいい。ただ、苦労してしまったからには
それを活かさなくてはならない。prediaならきっと大丈夫だ。

ライブ終了後の特典会は全員握手に参加。
全員握手の列が、自分の経験の範囲内ではなかなか長かった。
全員握手からの個別接触、という人が多そうだが、「まだファンになったばかりなので、
とりあえずは全員握手でしょう」という人もいるはずで、いい兆候だと感じる。

オリコンデイリーランキングは4位スタートとのこと。
ボクとしては、アイドルと演歌の売れ方のいいとこ取りのような形に
なってくれたら嬉しい。

prediaはじめ、ライブ活動を主とするアイドルちゃんには、
あり余る実力を持っていながら、運だけが足りないところがいくつもある。
努力や下積みがすべてそうなるとは思わないが、
そういうところには、できる限り報われてほしい。
これからもprediaを見続けていく。

TOKYO IDOL FESTIVAL2014(8/2-3)

2014年08月04日 | アイドル
*ツイートの再編集と多少の加筆でありまする。長いです。

当日に現地で書いたもの→マイナビ。おやゆびプリンセスのラッセルの歌が
カッコよくて泣く。大須、水戸ご当地ちゃんもカッコよかった。

TIF2014初日。とにかく頭数を見られるマイナビステージを中心に。
マイナビでは先頭打者のREADY TO KISSからベイビーレイズまでを見る。
ホットステージ出場権をかけた企画のメンツが熱かった。

カタカナ書きのアイリスは聞きやすくオサレ寄り。リンダ3世は2曲めが良かった。

ホットステージ出場権企画では、初めて見たおやゆびプリンセスが素晴らしかった。
まったく気おくれしておらず、大人数のグルーヴ感。
1曲目で引き込まれ、2曲目の、特撮主題歌みたいなラッセルの歌で目頭がヒート。
自分が持つ能登半島人のDNAとは関係ないとは思う(笑)。

昔から知っていたがちゃんと見たことがなかったOS☆U。
非常にバランスのとれたグループという印象。
少年隊の「仮面舞踏会」のイントロみたいなイントロの曲カッコいい。
続いて水戸ご当地ちゃん。
新曲「梅」が、「ものすごくちゃんとしている桜組」。スパルタン。ラウドロック。
初めて見たpeach sugar snow。聞き覚えあるなぁと思ったら奈々様の「ETERNAL BLAZE」。
ふつうこれをカバーすると本人同様に暑苦しく解釈すると思うが、
pssはウィスパーボイスで、それでいて原曲をゆったりさせずに表現。やられた。

ベイビーレイズ。
ホットステージ出場権企画から少し時間をおき、急に人増える。
非ヲタ一般人客も知っている。まとったオーラの彩度が強い感じ。

そして物販テントへ。飛行機の搭乗ゲートみたいなところでのチェックを経てエリアへ入場。
あとで通ったときに見たら入場列がすごいことに。
物販エリアは、(今日は一度行っただけなのでわからないが)入るときに
その都度チェックしなきゃいけないと思うので、目当てアイドル接触イベントと
タイミングが合わないこともあり、めんどくさくなってしまった。

物販エリアを抜け、スマイルガーデンのそばのビル7F(涼しい。ここで体力回復)
でのLinQ特典会へ。久々に深瀬智聖さんや一ノ瀬さんや岸田さんと話す。
終わって出たらスマイルガーデンでDancing Dolls。
踊る大捜査線のアレをネタにした曲ほか、カッコ良かった。


マイナビへ戻る。
S★スパイシー。バニラビーンズをスターボーにした感じとでも言う見た目。スタダなのね。

そして先ほど特典会に参加してきたLinQ。
祭り~チャイム~冒険。直射日光バリバリの中、よく振った炭酸飲料が噴出するような勢い。
開放感という言葉がよく似合う時間だった。

なんとなくまたスマイルガーデンへ。
ガールズバンド姫Carat。音がダーティーで太くて良い。
めいめいがのんびりと見ているフェス感あふれる会場に、
見たことのある人たちがいたので接近したら、LOVE SNAKEがチラシ配りをしていた。
若林さん&内田さんと会話。

マイナビへ戻る。
ホットステージ出場権企画再開中。
JK21から見たかったが間に合わず、SPL∞SH(ロック系じゃないほう)。広島のアイドル。
「大手が繰り出す伝統系アイドルグループ」っぽいたたずまいがあった。
ここもちゃんとしていた。

GALETTe*。場の空気が一瞬にして高まった気がした。パッと華やいだ。
ギターがチャカポコするような彼女たちの曲でもヲタはmix打つのかw。
4人ともさりげなくすごいのだが、特にののこさんが髪の毛をムチのように
躍らせての迫力のあるダンスであった。圧倒された。

HR。「博多」と書かれた法被をまとって登場。気合い入っとる。
GALETTe*終了とともに人が減ってしまったが、ひたむきさが伝わってきた。
若手メンと、中堅メン、そして支柱である久米さんによる「一家」感があった。
2曲めを「バリカタ」にしたらなおよかったかも。

はちきんガールズ。初めて見る。8/9に町田ターミナルプラザに来るのでその予習もかねて。
一言で「強そう」。
地鶏の歌で、♪いーいーいーいいいいいい となる部分があるけれど、
これは「チキチキマシン猛レース」の♪猛レースーウーウーウウウウウウっぽい。
ビッシビッシしていた。

Lucky Color’s。印象がシャープ。バニラビーンズ+AeLL.西さん的なトークの立ち方が
印象に残った(笑)。
しばしの後、Rev. from DVL。人増えた。「橋本環奈どれ?」という声多数。
新曲「Do My Best」ってpaletの「BIY」っぽい。

マイナビステージも夜の部へ。愛乙女★DOLL。
新曲衣装の色が、夕暮れの街に溶け込んだように見える。いい感じ。
岩崎さんがLinQ一ノ瀬みくさん的な髪型で新鮮。すでに何ステージか終え、
メンバーみなエンジンがかかった状態だったので、躍動感がものすごかった。奔馬のよう。

バニラビーンズ。コップのフチ子の曲と、このためにこの時間帯でやるのだと思われる
定番曲「東京は夜の7時」。バニビが今年は「例年のTIFのような大車輪の活躍」ではないが、
安心感は健在。

スルースキルズ。Mこそが実は主導権を握っている、といったステージング。
アフィリアサーガ。いわゆるアイドルヲタとは少し雰囲気が変わる。でんぱもこれに近いが、
声優ヲタっぽい感じ。ヲタのチアホーン?うるさかった(笑)。メンバーは妙に色っぽい。

アイドリング!!!×LinQ。!!!がLinQを立てる構成。LinQ天野さんの動きがキレキレ。
東京女子流。夜のビルと彼女たちの世界観はなかなかよろしい。
「おんなじキモチ」をここではやらなかったのは正解。さりげない動きの優雅さは抜きん出ていた。
AeLL.。TIF常連の彼女たちも、グループとしては今回がラスト(だろう)。
今日は西さんの澄んだ声にグッときた。

マイナビステージのトリはアップアップガールズ(仮)。ステージ前も、そこへ続く階段も埋まり、
主催者側から「危険なので空間に余裕を持たせてほしい」という要望が。
ヲタの声の塊がすごい。新井さんがモニターにぶつかって軽く転ぶなど。
パフォーマンスは非常にソリッドだった。

TIF初日のスマイルガーデンそばで、道路をはさんだ向こうにおっPサンバがあの衣装で
信号待ちをしていった。炎天下であの衣装。
すれ違うとき「おっPサンバだ!」と言ったら反応してくれました。




TIF二日目。昨日の疲労を残したまま会場へ。フェスティバルステージに長時間滞在。
あとあと、これが体力回復に役立ったのを知る。

最初に見たのはJK21。ノンストップメドレー。昔の印象しかないので、とても新鮮に映る。
大仰な抒情性、ジュブナイル感みたいなのが良かった。

昨日衝撃を受けたおやゆびプリンセス。荒削りな感じはするが、それが恐れ知らずのパワーに
なっている印象。ラッセルはベースが特にカッコいいのだと確認。
ホットステージ出場おめでとうございます。おやプリとGALETTe*、ガツンと食らった二組だったのか。

La Pom Pon。土曜に、スマイルガーデンへの道で大名行列しており、ショートカットの子から
チラシをもらった。ビーイングなのか!グダグダ面を出してくるタイプのグループかと
思っていたらスパルタン。「恋のABC」カッコよかった。

lyrical school。リリスクは、「平和」「温厚」みたいなイメージが自分にはあり、
実際詳しくない者が見てもフツーに楽しめるのだが、それとは違う側面として、
「リリスクって、実はイメージよりも激しい動きをしているのだな」と感心してしまった。
つまり多様性である。

Rev. from DVL(1)。昨日のマイナビもそうだったが、白×青の衣装は見ていて落ち着く。
「会いに来んしゃい」が聞けた。この時間帯になって急に人が増えたが、
まだ「橋本環奈という人がどれなのか確認」な印象もある。他のメンバーもいいのだが。

サンミニッツ。プラチナム所属。ウルトラマンみたいな設定があるのか。初観覧。
地下アイドルによくありがちな音、ダンスを強くしっかりさせた感じ。ノンストップ形式。

プラニメ。元BiSカミヤサキ+いずこねこミズタマリによる新ユニット。
誕生したばかりなので多くの人はたぶん初観覧。名前からいわゆるクールジャパン的なのを
想像していたが全然違って、デジタル世界の野性の雰囲気。
歌を重んじているように見え、サキさん歌うまくなっていた。

ねがいごと。名前だけ知っているがほとんど見たことがない一群のひとつ。
思っていたより激しくて驚く。オケヒット出血大サービスみたいな音が耳に残る。2曲めカッコよかった。

リンクス。ネコ科だから衣装の襟やスカートが虎?柄なのか(*と思ったら迷彩柄だった)。
うまく言語化できないがなんか色っぽかった。

O☆SU。昨日のマイナビに続いて二度目。出囃子がクセになる(笑)。
全体の印象として、モデル系ともまた違うのだがすらっとしたグループで、昨日も書いたが
絵的なバランスが良かった。

しず風&絆。見るたび思うが、バックの音の「バンド感」が素晴らしい。パフォーマンスも安定。

はちきんガールズ。女性議員っぽい雰囲気の子の動きが、威力のあるという意味での「重く」て、
キレもあってすごいと思ったら、極真とテコンドーの人だと知って納得。

ミライスカート。サブカルイメージが苦手なので色眼鏡で見てしまいそうだったが、
これまた「フツーに良かった」。

でんぱ組(1)。インターバルに、人が続々集まってきて広場前は埋まる。
実はでんぱは一昨年までTIFに出ていたのでいわば凱旋。
もがちゃんが「今までで一番人がいる」と驚いていた。そりゃそうです、
見たくなりますよ明らかにオーラがあるもの。
でんでん→ちゅるり→あっぱれーしょん

LinQ。ガンダム広場で以前、天気があまり良くない日にイベントをやったのを思い出す。
LinQは暑い夏のイベントが似合う。むしろ暑くないと。
つらたんな日常を送る一ノ瀬さんのステージのリードは健在。
ナツコイ→チャイム→祭り 
LinQのマイイメージ=天野なつさんの笑顔

ガンダム広場でのでんぱ~LinQが終わったので、一時はその直後の妄キャリとどうしようか迷ったが、
スマイルガーデンへ。LoVendoЯ(ラベンダー)目当て。

ベイビーレイズ一行が「この後16時から(武道館への)署名をやります!」と練り歩いているのと
すれ違う。これがTIFだ。
LoVendoЯ直前の楽器のセッティング中。ギタースタッフが、BOØWYの「季節が君だけを
変える」のリフを弾いていた(笑)。スマイルガーデンに来るとなんだか落ち着くのを感じる。

LoVendoЯ。ツインボーカルとツインギター、全員女性。切れ味鋭い音。田中れいなはやっぱり華がある。
1曲目「イクジナシ」が非常にカッコよく、サビを脳内エンドレスリピート中。
ラベンダーは、とっつきやすいイベントがあれば見てみたい。
Rev. from DVL(2)。パステルの多色衣装。彼女たちにとり、今回のTIF最後のステージということで、
二日間の集大成っぽかった。二日間の夢のような世界で貴重な経験になったはず。

マイナビステージへ移動。フェスティバルとスマイル、フェスティバルとマイナビはまだいいが
この距離はタフだった。着くと、ステージ前や階段が人でいっぱい。
ステージ上にはP.IDL。遠目からだがイメージよりちゃんとしていた。
でんぱ客だらけだがいい経験になったのでは。

マイナビ二日間のトリはでんぱ組(2)。階段の一番上まで人だらけ(ゆうべのトリのアプガもこの感じ)。
たぶん将棋倒し防止のため階段部は着座観覧。しかしこれで逆に視界が良くなった。
ステージ正面上方に線路があり、ライブ中何回も電車が通った。未来都市っぽくて高まった。
でんぱメンは、通りかかったアドトラックに高まったりしていた。
でんでん→ノットボッチ→ちゅるり
自分がその中心部にいるのは嫌だが、大観衆がいる野外ライブを鳥瞰するととても壮観。
自分が見た2ステージとも、でんでんぱっしょんでは新体操リボンの代わりにライト持ち。

フェスティバルステージに再び戻る。ここでは、通りかかった人が足を止めると、
通路だから立ち止まらないでと指示するスタッフの姿を二日で何百回と目にした。
着いたときはさんみゅ~の最後の曲。続いてGEM。
やらかすヲタがいたらしく、注意がアナウンスされていた。  
GEMのところ以外にも、今回のTIFはヲタがエスカレートしてスタッフが注意する場面にいくつか遭遇。
アイドルとは直接関係ないが、去年までの逗子海岸はこういう感じだったんだろうか。
そしてフェスティバルステージ二日間のトリは、10分押しで始まったpredia。

predia。実はTIF常連の彼女たちはメジャーデビュー直前の出演。全体の気迫がすごく、
特に湊あかねさんの、魂がほとばしりまくるボーカルに脳天を貫かれた。目頭熱い。
自己紹介が新バージョンになっていた。you slipped…→壊れた愛の…→Dream of…
ガンダム広場のprediaは、二日間に見たすべての中でも、感情シェイク度一二を争うほどよかった。

PASSPO⭐の控えるスマイルガーデンへ。そちらも押していて、ポッシボーがステージ中。
焦りつつも、遠くから聞こえる「なんじゃこりゃ?!」が最後ってことはないなと安堵。
スマイルガーデン到着後もポッシボーを長く楽しめたので、そちらが相当押していたのはラッキーだった。
ポッシボーの曲は、こういう祝祭空間で聞くとすごくグッとくる。
R&Bやゴスペル系ではない、押し売り感のない、ストレートで伸びのある力強さ。
PASSPO⭐には毎回「そこまでは人は来ないだろう」という心理がなぜか働くので、
スマイルガーデンが埋まっていて驚く。同時に、去年もおぼえた大きくなったなあという感慨。
HANABI→マテガ→くちゃLOVE→ラブトレ→向日葵  
曲が短めなのを活かした構成。
PASSPO⭐は定規で線を引く感じではないフリーダム加減が魅力。
とはいえ、自分がフライトを見ていない数ヵ月のうちにこうなったのか、TIFというごった煮
空間だからか知らんが、増井みおくんがツイッターでいさめていたダメ客(サイリウム投げ、
しつこい&脱衣リフト)の続出が残念。

調子に乗ってエスカレートする客(そのアイドルのヲタですらないこともある)は、
集団暴行死事件を起こす中高生DQN的な、仲間内で誰が一番すごいか、やらかしたかで頭がいっぱいで、
他が見えてないから嫌なのだ。周りには、違う価値基準を持つ多くの客がいるのだ。
地元じゃ負け知らず感出したいのか知らないが、くだらぬ自己顕示欲のために客が空間を
私物化しないでほしい。
とはいえPASSPO⭐のステージは楽しく、ラブトレの際さこちゃんの口が、
「みお みお みお みお ゆっきぃみおみおあんにゃ」と動くのを見て高まった。

PASSPO⭐で満足して帰路につく。
開催前に楽しみにしていた公式物販スペースへは、出入りがめんどくさく両日で一度きり。
涼しいビルの一室を借り、そこでやったLinQ物販は見事。客にもメンバーにもオアシスだった。
TIFのバザール感はなかったけれど。

今年のTIF物販はLinQのみ参加。スマイルガーデンそばのビル7F。
最初の部で深瀬一ノ瀬岸田さん+次の部で坂井秋山さんと接触。室内の涼しさで生命力復活。
薄暗さでありすさんと誤認してあーたんに行ってしまうも、初接触をいつにするか考えていたので
合っていた。あーたん誕生日おめでとう!
二日で合計3回見たLinQでは、山木彩乃さんが杉本ゆささんチックな雰囲気(髪色だけやろ)と
ポジションになり、加えてとても堂々とした雰囲気をまとっていた。
LinQはアイドルグループの中では起用が硬直化していなくていいと思う。

フェスティバルステージからマイナビステージへの途上、ホットステージのスクリーン正面が
見える箇所があり、音もよく聞こえてきた。やっぱり中で見ないとなとも思った。
今年のTIFは、未知のおやプリと既知のprediaにやられた。
名前だけ知るアイドルを多数見られた。水をいくら持っていってもすぐなくなった。
TIF二日目ガンダム広場でのprediaのステージをたまたま・軽い気持ちで見ていた人の多くの心に、
ダイヤの残光がずっと焼きついてくれるといいな。
TIFで初見のラベンダー。「田中れいなだけを全面フィーチャー」、じゃないのが良かった。
彼女には不動のキャリアと経験があり、いるだけで安心感がある。