ラブミー東京アイドルズ since16.01.04

主にアイドルちゃんについて書いています

goo試写会「歓喜の歌」

2007年12月26日 | 映画
作品公式サイト
日本教育会館一ツ橋ホールで行われた試写に当たったので観に行く。
ここ数年、試写以外でほとんど映画を見ていない(笑)。この会場は以前「サイキック青年団」
イベントで来て以来だ。

ペヤング志の輔の落語が原作。文化会館の役人のミスでダブルブッキングしてしまった
二つのママさんコーラスグループの年末コンサート。それぞれが「やらねばならぬ」理由を持ち、
無気力・いい加減な役人の主人公、小林薫が「どうにかする」までの話。きっとああなるだろう、
と思ったとおりのまとまり方をするので、終始安心して見ていられる。

小林はダメダメ役人だが、それをうまくサポートする若手にチビノリダー。
片方のコーラスのリーダー(指揮者)に安田成美。「ナウシカ」で歌唱力は知られているので、
あえて歌わない役にしたのではなかろうか(笑)。もう片方のリーダー(もちろん歌う)に由紀さおり。
ドリフ大爆笑などでのちょっと取り澄ましたようなキャラ。由紀さおりの姉もコーラスシーンに出ていた。
安田の側が労働者系、由紀の側はおハイソ系。…となると、普通は安田側が善で由紀側が悪、みたいに
描かれがちだが、特にそうしないのが良かった。
コンサートまでの話を中心にしつつ、ロシアンパブでのツケを抱えた小林が返済を迫られ、それをどうするか、
妻役の浅田美代子との離婚危機をどうするか、他コーラスグループメンバーのそれぞれが抱える事情が
絡んできて、あっという間に「大団円」という言葉がぴったりのエンディングを迎えていた。
ジャンルでいえば「ハートウォーミングなコメディ」の典型例。「Shall we ダンス?」が
好きな人なら間違いなく楽しめると思う(こちらのほうがほろ苦度は低く、役所広司に比べて
小林薫のほうがキャラの陰湿度・嫌なヤツ度が高い)。藤田弓子や根岸季衣、片桐はいりが
存在感を出している。ただちょっと演出がマンガチック過ぎかなと感じた。メイン級の次くらいの
ランクのキャラが、「コーラスをやらなければならない理由」をダーッとセリフで説明してしまうのだが、
これがちょっと直接的過ぎるのと、張られた伏線はことごとく回収されるのだけれど、
もう少しさりげなく、後で思い返したときに「ああ、あれはああいうことだったのか」という程度の
ほのかさでも良かったのではなかろうか。
ただ、「そういうのを求めていないときにも漂う邦画特有の湿っぽさ・ドロドロ感」が
皆無なのはたいへんよろしいし、それがこの映画最大の魅力だと思う。

沢尻事故る

2007年12月18日 | 時事
記事。安倍なつみの事故とイメージが重なる。
ツェッペリン再結成ライブで「マネージャー」とされていたのは高城だったが、今回同乗していたのは
高城ではないという報道を見た。どうなのだろうか。今回とは何の関係もないが、先日、何かの記者会見で、
主役の中村獅童の後ろに安倍なつみという、交通関係では味わい深いメンツが並ぶという図を見た。

いくらツェッペリンファンの沢尻でもジョン・ボーナムみたいな最期(江利チエミと同じ)
は迎えたくないだろうなぁ、と余計なことを思う。

沢尻ツェッペリン

2007年12月13日 | 時事
沢尻はレッドツェッペリンが好きだそうだが、あまりにも男の影響丸出しっぽくてほほえましさすら感じる。
ツェッペリンが好きなのは基本的に40~50代が中心だろう。もちろんもうちょい若いファンもいるが、
その場合は「中学生になってバンドでもやろうとギターの入門書を買ったら、そこにあったのが
ジミー・ペイジの紹介とツェッペリンのTAB譜」(他にはリッチー・ブラックモア、エリック・クラプトン、
ジェフ・ベックなどが紹介されていたケースが多い)で、ブルーザー・ブロディのテーマとして「移民の歌」に
親しみがあったりしてとっつきやすかった、というのが出会いだったりするはずだ。
もっと若い世代だときっかけは「ジョジョ」か。俺はよく知らないので語れないが。


浦和レッズと安藤美姫

2007年12月02日 | 時事
フィギュアNHK杯をテレビで見る。NHKでの放送は、素材を淡々と実況・解説しているだけなのだが、
民放での無理矢理演出フィギュア中継を見たあとだとものすごく新鮮に感じる。
今回一番の躍進を遂げたのは武田奈也(なな)だということに反対する人はほとんどいないだろう。
ファンの間では「何を今さら」なのだろうが、テレビでちょくちょく見る程度の人間にとって、
武田は「顔と名前は知っている」くらいの選手に過ぎなかったけれど、今回の演技は
そういう人間にも十分わかる魅力にあふれていた。笑顔が素晴らしかった。高市早苗や
山田美保子に似ていようと、あの笑顔ですべて帳消しになる。

一方、いいときと悪いときの違いがビッグウエンズデーの波くらいに激しい安藤美姫。
今回はトリノ五輪のセルフカバーという印象すらあった。練習の際に転倒してケガをしたように見えた。
大丈夫だっただろうか。こっちにはわからない事情が色々あるだろうが、これをまた糧にして
立ち直ってほしい。一人の出来・不出来が大会の展開を左右してしまうのだから、そこらへんの
存在感はすごい。