すごく唐突に思ったこと。
例えば今生きている俺は、自国を始め色々な国の偉い人の顔を知っているのは当然のように感じ、それの応用で、
昔の人、例えば江戸時代初期などの人も将軍や大名の顔を知っているような思い込みを持ってしまったりする。
しかし、当然その頃は映像メディアといえば基本的に絵しかないわけで、肖像画といってもあまり参考にならないし、
しかも今の人間より「お上」に対する畏れ多い意識も強いだろうから、絵といえどもまじまじと見づらかっただろう。
「見知らぬあの人が誰なのか」を識別するには、醸し出している雰囲気から見当をつけたり、その人が誰なのか
直接知る人から教わる以外にないわけである。そんな状態だから、似た人と間違って伝わることもあっただろうし、
時代劇だと本人とまったく同じ顔(一人二役)をしていなくてはいけないように思ってしまう「影武者」も、実際は
「だいたいそんなふうに見える」程度で事が足りたであろうことも想像がつく。
…うまくまとまらないのだが、要するに、「歴史ヲタは頭カタすぎ」ってことだ(笑)。
例えば今生きている俺は、自国を始め色々な国の偉い人の顔を知っているのは当然のように感じ、それの応用で、
昔の人、例えば江戸時代初期などの人も将軍や大名の顔を知っているような思い込みを持ってしまったりする。
しかし、当然その頃は映像メディアといえば基本的に絵しかないわけで、肖像画といってもあまり参考にならないし、
しかも今の人間より「お上」に対する畏れ多い意識も強いだろうから、絵といえどもまじまじと見づらかっただろう。
「見知らぬあの人が誰なのか」を識別するには、醸し出している雰囲気から見当をつけたり、その人が誰なのか
直接知る人から教わる以外にないわけである。そんな状態だから、似た人と間違って伝わることもあっただろうし、
時代劇だと本人とまったく同じ顔(一人二役)をしていなくてはいけないように思ってしまう「影武者」も、実際は
「だいたいそんなふうに見える」程度で事が足りたであろうことも想像がつく。
…うまくまとまらないのだが、要するに、「歴史ヲタは頭カタすぎ」ってことだ(笑)。
今見ている時代劇に松方弘樹のネズミ小僧に間違われて捕らえられる目黒祐樹ってシチュエーションがありましたが、そう言う事ですよね?(笑)
ともあれ情報の発達は為政者にも一長一短って事で・・・。
>わんこさん
一応そういうことになります(笑)。
コロッケと三田村が似ても似つかないことからも、俺の仮説はあながち間違いでもないかと(笑)。
>ペトリさん
一応そういうことになります(笑)。
「姫将軍~」って、今だったら絶対テレビで放送してもらえない(コードに抵触するとかではなく、
あまりにチープすぎる)ような、「珍作」ですよね。
ああ、キリヤマ隊長がエラい人だった日光江戸村…
>イセアカフクさん
軍事ヲタ・(主に東宝・円谷系)特撮ヲタの御しがたさも同じような感じかも。
「松方は知っているが目黒は知らない」という十代くらいは結構いそうで、
そういう人からしたら、「松方に見えるがちょっと甘ったるくて
よりクドいこの人は誰なのか」という疑問が沸いてきたりしそうなわけで、
扮装によっては取り違えることも十分あり得るのではないかと。
よってとてもリアリティがあるわけです。
ただ、「写真がない時代なんだから」という俺の考え方も、「今だからそう思う」というものであって、
例えばインターネットがない時代の自分の生活を思えば、あらゆることについて
(今からすれば不便だったのですが)別に不自由なくやっていけたんですよね。
そう考えると、その時代の人の心の中に「時代の枠」があって、
どの人もそれを超えた発想はできなかっただろうなと。