天気がいいので帰宅前に寄り道して700系撮影

SLを無事に撮影し終えると、この日の目的は終了。5085レで青天の中をEF66-27号機が下って来る事はわかっていましたが、もろもろの兼ね合いから昼頃まで撮影に時間をとる事が出来ず、以前バリ晴れで代走した時に撮影したことで我慢して諦めなければいけない事になっていました。しかし、さすがに約10分程度で帰るにはもったいない天気だったので、少しだけ新幹線を撮って帰る事に。時刻表を見るとかなり少なくなってはいますが、1時間ほど撮っていれば1本ぐらいは撮れそうである事を確認して、300系を撮って以来の撮影地へ向かいます。しばらくぶりでしたが、特に撮影地に変化はなく一安心。新幹線沿線の有名撮影地もいくつか潰されてしまった（特に危険な行為は無くてもすぐに全日警が横槍を入れにくる）話を聞いていたので少し心配しつつ撮影に臨んでいましたが、定期巡回にも合う事はありませんでした。最近ここへ来る撮影者は少なくなったのかもしれませんね（特にネタのない線区でもあり、ドクターイエローの時間には不向きな場所だからでしょうか）。

以前と違い、クロップ機能のあるカメラを手に入れたため横構図でセット。400mmまでのレンズしか持ち合わせていないため、頑張っても840mm程度相当まで。これもで柱と柱の間を抜くには望遠不足であり、少しだけトリミングする事前提で構えます。900mmあればちょうどぐらいな感じですね。シビアなピン合わせに苦労しつつ、どんどんやってくるN700系で試し撮りしながら、ピンの微調整と、シャッターを押すタイミングを練習します。


思ったよりも側面に陽が当たっていませんね。ヨンニッパなんてとても使う事はできませんから、ある程度望遠暗いレンズを絞って、シャッタ速度は1/2000sまで上げて撮影するには、この日ぐらい晴れていないと困難であり、なかなか撮影しにくる機会がないままになっていました。
大体シャッターのタイミングもつかめてきたころに、本番となります。やって来た列車がカモノハシ様のお顔である事を確認し、シャッターポイントまでやって来るのを待ちますが、失敗できないという気持ちに負けてやや早切になってしまいました。しかし、ピンはそれほど外していなかったので、予定トリミングで見事にごまかし切る事にしましょう。

300系の時ほどあまり引退する事に残念さは不思議と起きません。顔がN700系よりもかっこよく見えない事や、普段乗る時もコンセントがない700系を避けていることなどが大きいのかもしれません。しかし、方向幕を持つ新幹線が全滅してしまう事になり、廃品を手に入れておくなら今がラストチャンスになるのでしょう。

2018.03.25 京都 - 米原 642A
Nikon D7200 AiAF NIKKOR ED 80-400/4.5-5.6D