monmon photo
日頃撮影した写真の記録。鉄道中心に。

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初夏のお楽しみ、早朝工臨です。その中でも、時間が早くてこの時期しか撮影が困難な奈良線内を走る工臨です。
環状線や関西線の奈良までの区間でレールを降ろす際、作業後そのまま奈良線を北上して向日町へ帰還する環状ルートを採用することが多くあります(例外もあるようです)。そんな奈良線内を行くロンチキですが、昨年に梅北の貨物線が地下化された際に誕生した「梅田峠」の勾配が電車基準を何とかクリアするレベルでしか設計できず、急勾配を上り下りするために、安治川口行貨物がPP運行になったことは有名ですが、これまで阪和線の中山渓を越えるロンチキにしか充当されなかった凸重連が梅田峠を越えるロンチキにも適応されるようになり、見れる本数が多くなっていました。

奈良線内での凸重連ロンチキを撮影する機会をうかがっていましたがようやく2年目にして撮影することができました。
できれば天気が良い日が良かったのですが、当日はドン曇り。沿線の建物影に苦労するよりはマシと、あたりを付けていた撮影地へ行ってみると、先客は1名。踏切から狙うようなので、少し前に出てカメラをセット。手持ちで柵にもたれ掛かれば、手前の柵をかわすことはできますが、不確実さを避けるため三脚・置きピンで勝負するべく、列車に全くかからない柵の映り込みは許容として構図を作成します。凸のキャブに掛かって来るであろう信号機も交わすことは難しく、かといってもう少し前へ出てみても微妙に曲がった線路で編成の尻が切れてしまう懸念もあり、背景のややビジーさには目をつむります。

結局ぶっつけ本番での撮影となりましたが、ほぼイメージ通りでぎりぎり編成全体が収まってくれました。


京都駅でしばらく停まるため、帰宅がてら京都駅へ寄り道。改札を入って跨線橋から見てみると、8番線の予想に反して7番線で列車は休憩中。当てが外れましたが、仕方がないので適当に撮影し終了としました。



2024.06.13. 工9692レ 奈良線
Nikon D7200 AF-S NIKKOR 70-200mm ED VR II/2.8D

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