monmon photo
日頃撮影した写真の記録。鉄道中心に。

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こうなる事はわかっていた事ですが、3月のダイヤ変更で機関車運用表から凸重連貨物の運用が消えてしまいました。この先全般検査は一切行わないことが決まっており、検査切れからどんどん落ちていく状況ですから、ようやく2月頃から運用開始にこぎつけた赤熊をどの運用に優先して入れるべきであるかは明らかな話で、おそらく消えるだろうとは思っていました。しかし、現実のこととなるとやっぱりさびしいですね。今回のダイヤ変更でEF200も運用消滅していますが、それよりも私にとっては衝撃が大きいです。

まだDF200の頭数がそろってませんので、単機運用を中心にまだしばらく活躍する姿は見る事が出来ます。また、過渡期によくある、以前の運用のまま代走も現在行われており、いつまで続くかわかりませんが辛うじてほぼ毎日凸重連運用を見る事が可能です。それでも運用実績を見てみると、固定されたペアで運用についており、運用に入れる凸が減って来ている事が伺えます。これから石油需要が落ちていく季節になるため、週末鉄には厳しい状況でよい光線の中下って来る8075レや朝の5263レを撮影する事はかなり厳しそうです(おそらく繁忙期までは代走が続かないでしょう)。
そんな週末鉄の強い味方(?)が8075レ折り返しの6286レ。6883レに継走されていく臨時スジで不定期運用ながらも3月中は土日以外毎日運転されている形跡がありました。夕方に塩浜を出るのですが、四日市で21時過ぎまでのんびり停車してから稲沢を目指すスジであり、仕事後にバルブする事が出来る運用になっています。
将来的には凸運用のすべてを赤熊がカバーするのでしょうが、末広可動橋など入線は可能なのでしょうか。華奢な可動橋に赤熊のミスマッチ見てみたい気もしますね。また、衣浦臨海鉄道有事の際の応援釜はどうなるのでしょうね。こちらも赤熊が対応するのであれば、今後訓練運転での入線が見られるかもしれませんし、タブレットの共演も見れるかもしれません。

職場から1時間半弱程度の距離と決して近くはありませんですが、なくなる前に一度見ておきたいと3/28に強行出撃してみる事にしました。仕事を切り上げて19時過ぎに職場を出ると、鈴鹿山脈を越えて四日市駅へ。側線では出発を待つ重連凸が静かにアイドリングしている姿を見る事がありました。旋回窓を持つ1146号機が先頭でありがたいのですが、スノープローが撤去されてしまったのはなんだかアンバランスでおかしな姿です。スキーウエアを上に着込んでいるのに下はパンイチみたいな感じですね。
出発20分ほど前でしたが、スモールライトが点いた状態で停車していたのはラッキーでした。側面を照らす灯りが極端に乏しく、AFは激しく暴走して使い物になりません。MFでそれらしくピンを合せてみますが、はるばるやって来てボヤけていたら目も当てられませんので、慎重に何カットかピンをいじりながら撮影しているとあっという間に出発時間となりました。エンジンの唸りを聞きながら出発を見送ると、にぎやかな音をたてて列車が去った後は都市の駅前とは思えない静寂が広がっており、寂しさが深まってしまいました。

2018.03.28. 四日市 6286レ
Nikon D700 AF-S NIKKOR 70-200mm ED VR II/2.8D

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