明野は茅が岳のふもとに広がる広大な農地です。大げさに言えば「母なる山」といえると思います。10月下旬山は紅葉を始めました。落葉樹も多く赤、黄など綺麗です。空は秋の色。圃場に霜が降りるのは数日のうちでしょう。秋本番です。
サトイモの一株を試し掘りしてみました。たくさん小芋がついています。少し小さいかな。6月の旱魃で初期成育が遅れたのが響きました。サトイモは水で作れ、ともいいます。また、すごく肥料食いで栽培は難しいと思います。さっそくサトイモだけで煮て食べてみました。ものすごく美味。軟らかくホクホクでした。サトイモの雑ぜご飯を造りましょう。新鮮でないと美味しくないですから。
畑の夏野菜は大体終りましたが、シシトウ、ピーマンだけは、いまだに収穫できています。温暖化のためでしょうか。しかし、数日中には霜がきそうですので、終わりそうです。畝の向こうの枯れ草の山は、ナスの樹の残渣。ナスも豊作でしたが終り、片つけました。乾燥させ火をつけて燃やします。燃やすことにより害虫の卵、ウイルスなどの病気を防ぎます。
10月15日播種したソラマメ(三連ータキイ種苗)が発芽を始めました。種が大きくおはぐろを下にして、8割くらい差込み発芽を待ちました。しかし、うまくそろい踏みとは行きませんでした。本葉2枚くらいになったら、本畑に移植予定です。越冬させ春に花が咲き、5月収穫予定です。初めて作りますのでうまく越冬させられるか。冬の強風と乾燥をうまくクリアーして、春の開花にこぎつけることが出来るか。本畑は黒マルチの平畝としました。