ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

人生を面白くする本物の教養~出口治明

2020-05-10 06:05:04 | 本の少し
 ☆☆☆

教養って何、教養は人生を面白くするツールであって、
あくまで「自分の頭で考えられる」ことが教養の本質である。
また知識は手段であってそれを増やすのが目的ではない、と。

例えば、「タテ」と「ヨコ」で考える。
「タテ」は時間軸。「ヨコ」は空間軸、世界軸。
そして、「国語ではなく算数で」考える。

今の国の政治を考えると、いつまでにとのスピード感にかけ、
他国の状況を参考にすることもなく、自粛のお願い頑張ろうの精神論だけで、
数字を持っての判断、国民への語りかけが一切無い・・
これでは不安がつのるだけ、情けない。

それと、「愛国心」と「ナショナリズム」はまったく別物である。
愛国心は誰にでもあるごく自然な感情ですが、
ところが、「劣等感と不義の関係」を結ぶと、他者に攻撃的になり、
これが、ナショナリズムだと。

「桜を愛する心」と、「人の意見をまるっきり聞かない姿勢」、
「幹」と「枝葉」をごっちゃにしている議論であったり、ごちゃにしている判断だ。
何かごっちゃに全てのことがすすんでいるような、
頭の中がごっちゃになっているようで不安、
「世のため、人のため」という政治家の本質的使命感が欠けているような・・・・。

今回のコロナウィルスの対応で、あちらこちらで政府の綻びが見えてきますな・・・辛い。






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