ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

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鶴瓶の「死神」~鶴瓶と都のお稽古会

2009-07-18 23:02:07 | 鶴瓶・都のお稽古会
・・・・・・・・・・・・・・・・・・この雑多な商店街・・・・・・・・・・・・・・・・・

京橋の街ヘ、朝から出かけまっせ。
今日の噺は、お稽古会だけに、お二人ともネタおろしなのか。
どんな噺が聴けるのか、楽しみですな。



椅子が80名、立見が15名程度の100名弱の満員。

一、鶴瓶・都・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「対談」

鶴瓶さん、出てくるなり、遅れているのは、
私の追っかけで東京から来る人の車椅子がこの会場に
入る入らぬで揉めていると・・・・。

「ほんま、迷惑でっせ。」と、・・普通では身障者には言えぬ言葉。
平気なのは、あとあとわかるが、本質の部分で、
人を愛しているから・・・鶴瓶さんの優しさが伝わる。

その方は、ホーキンス青山さんで、35才の芸人らしいが、
かつては、ビートたけしさんの追っかけだったのが、
今は、鶴瓶さんの追っかけ、各落語会ヘ来てくれるのは良いが、
その度に直接電話がかかってきて、私が建物のどこから入って
どこを通って会場までたどり着くのか・・を調べる。
ほんま、やっかいな事でっせ。

右足が女性の胴体ぐらいに腫れあがり、
幅70~80cmないと車椅子は通れない。
御自身との総重量が、300㎏。・・容易く持上げる事は不可能。

普段、私たち、心の底では迷惑やな。
わざわざ込んでいる街中ヘ出て来なくてもええのにと思う気持と
周りを意識して、大切にして手助けしなければと思う気持。
でも、今日の鶴瓶さんのように、ストレートに言えるのは気持良い。

笑いを求めて落語会に出掛けよういうのは、私たちとも一緒。
そういう意味で、バリアフリー・・ハードもソフトも遅れていますな。

狭い、ドアから、ホーキンスさんが入られた時、思わず客席から
ようこそおいでませでしゃろか・・・・拍手が湧き上がりました。


二、露の都・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「悋気の独楽」

お父さんさんの、手をつなぐ噺。犬の散歩での噺。
まあ、おばさんのおのろけ聴いているいるようで、
鶴瓶兄さん、どうしたらもっと売れるのと言いながら、
いつもながら、結構幸せそうでっせ。

噺は、「悋気の独楽」、女中のお竹どんがなかなかのもん。
「おっしゃれや、おっしゃれや」と御寮さんをたきつける。

男と女と子供が出てくる噺、都さんの得意のキャストですな。
でも、この御寮さんの悋気、可愛くて、品がありますな。

この、お稽古会、都さんの噺も楽しみでおますな。


三、笑福亭鶴瓶・・・・・・・・・・・・・・・・「死神」

今、鶴瓶さん、39の噺があり、常に高座にかけれるよう
微修正と微調整をしていますと。

今回は古典落語でありながら骨組みだけを残した、
鶴瓶工務店がリフォームした「死神」

まずは、死神が白髪の老人ではなく女性。、それも妙齢の美人さん。
今は、やもめで、別れた女房と寅ちゃんという子供がいる。
ここらあたり、「子は鎹」風。

死神と出逢うたあと家に帰ると、死神が女房気取りで住んでいる。
ここらあたりは。「堪忍袋」の新婚さん時代か。
「こんな生活に憧れていてん」と死神、いろっぽい。

最後は、死神のお情けで、延命のろうそくに火を灯すが、
実はそのろうそく、死神本人のろうそく・・・。

そこで、死神本人の口から、幼なじみで昔から恋ごころがあったと
告白され。ろうそくの薄明りの中で、「こっちヘ来い」と・・。

「すっぴんやから」と恥ずかしがる死神に、
主人公、思わず、ろうそくの灯を吹消す。

「ああ、これでやっと一緒になれたわ。」・・・・・・・・・FIN・・・・・・・

・・・・・なんと、ええ、フランス映画みたいな、終わりかた。

まあ、鶴瓶さん
死神の不気味さを超えた、おもしろい死の世界の噺を、
死の世界を使った、恋愛物語に昇華。

実は、実演で聴いたのは、まだ「らくだ」と「堪忍袋」と三席でおますが
鶴瓶さんの古典落語では、現時点では「死神」を一番と推しますな。


次回も、都合のつき次第行なわれると・・・このお稽古会楽しみですな。


鶴瓶と都のお稽古会
2009年7月18日(土)正午開演
京橋・ビギンホール

一、鶴瓶・都・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「対談」
二、露の都・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「悋気の独楽」
三、笑福亭鶴瓶・・・・・・・・・・・・・・・・「死神」

09-50-221


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