ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

弥生米朝一門会・新鋭落語会

2016-03-27 19:40:00 | 落語

恒例のビイアーレの米朝一門落語会


大阪本町安土町のビイアーレホテルのある建物。


今回は抽選で最後列、くじ運ありまへんな・・・。


一、桂米輝・・・・・・・・・「天災」

上手いですな、米輝さん。

「天災」の第一声、ざこばさん仕込かと、勢いあって乱暴な男が登場
でも、聞いていくうちに段々ガラッパチさが薄らいでいく。

一門で言えば、よね吉さんにつけて頂いたのか・・・・。

いずれにしても、本日の秀逸。
でも、今の若手は上手いですな・・・・。


二、桂佐ん吉・・・・・・・・・「堪忍袋」

これも、夫婦喧嘩で勢いが肝の噺。

これも、血管切れるぐらい興奮状態でお願いしたいですな。

「平成27年度NHK新人落語大賞」で箔がついた佐ん吉さん、
髪型といい、おっさん風の変な落ち着き出てきましたな

まあ、ファンと言うのは、贅沢云いますな。


三、桂紅雀・・・・・・・・・「親子酒」

芸歴20年、ようやく一門の会で本日初めて、中トリで喋らせて頂きます。
嬉しくもあり、そして緊張していますと・・・。

そう言えば、いつもハイテンションの紅雀さんですが、本日は増して早口で
マクラもあちらこちらへと・・・・・・。

噺は、「親子酒」、枝雀師匠ばりのうどん屋相手の酔いっぷりは愉しい。
でも、家の近くでのぐでんぐでんは近所迷惑でんな。

枝雀師匠の「親子酒」を思い出すと、紅雀さんがおとなしく感じますな、
枝雀師匠って、ほんと奇天烈に遊んでおられたんですな。


四、ラッキー舞・・・・・「大神楽

かわいい、可愛い、ラッキー舞ちゃん。

お喋りのたどたどしさが、芸の危うさを感じさせ、結果各芸が上手くいくと拍手・・・・、
子供を見ている様な気にさせといて、成功すると、こちらまでホッとする。

最後の剣を扱う時なんか、前のおばさんが、「もう、やめとき」と、
あの、ヒヤヒヤ感と達成感、よろしおますな。


五、桂南天・・・・・・・・・「ちりとりてん」

お目当ての、南天さん。・・・・・もう、一門の大看板ですな。

これは、師匠南光さんの直伝でしょうか「ちりとてちん」・
何か、遊んでいるようで、まだ南天さんにしてはおとなしめか。

でも、この「ちりとてちん」、おもしろい噺ですな。


弥生米朝一門会・新鋭落語会
2016年3月27日(日)午後2:00開演
本町・ビイアーレ

一、桂米輝・・・・・・・・・「天災」
二、桂佐ん吉・・・・・・・「堪忍袋」
三、桂紅雀・・・・・・・・・「親子酒」
仲入り
四、ラッキー舞・・・・・「大神楽」
五、桂南天・・・・・・・・・「ちりとりてん」




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