初めての京都での落語会~にしんそば松葉と鶴二さんの会ヘ。
京都で、にしんそばを食べて、鶴二さんの落語を聴く。
まあ、いつもと落語会とは違う、昂揚がありますな。

にしんそば松葉さんは、京都南座のお隣とか・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

I氏と待ち合わせて、淀屋橋から祇園四条まで、おけいはんの特急に乗って。

今日の京都は、観光客で、人が一杯・・・南座と松葉さんのビル。
(写真の角が、松葉そばで、超一等地でおます。)

一階の入口、にしん煮とか、御蕎麦のおみやげも売ってます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
早く、落語の報告を初めなければ。

見台と膝隠しは、鶴二さんの持ち込み・・・荷物が多く車で運搬。
今回は、60人弱の大入満員でB1での開催。
京都だけに、下品な大阪弁を喋るのも憚れる、上品な雰囲気が漂う。
一、笑福亭喬介・・・・・・・・・・・・・・「時うどん」
得意の「時うどん」、先週は絶好調だったのに、お客様との溝は深く、
喬介さんの、はしゃぎぶりが、浮いてしまう。
最初の、都々逸のところで、蜜柑の切り口、ゴンボの切り口辺りでは、
どっぴきの状態・・・・・・ほんま、落語はライブ・・・生ものですな。
お客さまによって、ここまで笑いのツボが違うなんて、よう解りましたで・・。
喬介さん、大阪だけの、内弁慶にならんと、京の牛若丸、目指さんとあきまへんな。
二、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・・・・「米揚げ笊」
この会は、元々兄弟子の松葉(後の七代目松鶴)師匠が、名前にちなんで落語会。
今日は、松葉師匠の奥さんも、息子さんも、一緒に来られており、後の食事の時、
鶴二さんの喋り、主人に似ているところもあって、嬉しく思います、と。
鶴二さん、松鶴師匠には特に教えて頂いたことはなく、ことある毎に、松葉とこ行けと、
松葉兄さんには、多くのネタを懇切、丁寧に、怒られながら、教えて頂いた、と感謝。
演目は「米揚げ笊」
その時の、松葉師匠の話しっぷりを思いだしながら、演じようとされたのか、
それとも、会場のどこかで、松葉師匠が見ておられる気がしたのか、
何故か、今日は、たどたどしく、前座時代に戻ったのような、
フレシュさいっぱいの鶴二さん・・・厭味やなしに、逆に新鮮さ感じましたな。
この松葉そばの会は、鶴二さんにとっても、特別な会なんでしょうな。
三、笑福亭瓶吾・・・・・・・・・・・・・・「化物使い」
瓶吾さんの「化物使い」、いつもながら、おもしろいですな。
笑福亭の味、たっぷりの「化物使い」。・・「打飼盗人」とか、「仏師屋盗人」などと同じく、
化け物でも、盗人でも、怖がらず。・・・・反対に、顎で使ってしまう。
立場が入替わるという点では、(あちらは酒が入りますが、)
笑福亭のお家芸、「らくだ」に通じるネタですな。
威圧的に使うのではなく、瓶吾さんの笑顔に、化物もすべて、納得してしまう。
まあ、実は、狸ですから、まあ、人間の方が、一枚うわてと云う、愉しい噺ですな。
瓶吾さんの、人柄の良さがでる、楽しい他のネタも、聴きたいもんですな。
四、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・・・・「隣の桜」
今日は、三味線の早川久子さんも来られてるし、春で桜満開のタイムリーな「隣の桜」
(京阪電車から見ましたが、桜ノ宮の通り抜けや、京都市内は花見で人がいっぱい)
最初の部分は、定吉が、ひねた丁稚でおもしろいが、オチに繋がる後半の部分の宴会の
ドンチャン騒ぎ、鳴物も入り、いかにも上方落語らしくて、そして鶴二さんらしくて、
忙しい私達を、花見ヘ連れて行ってくれて、ありがとさんでございます。
やはり、季節感のある、旬のネタ、よろしいですな。
次回は、8月21日(土)の開催予定、
夏のネタ「遊山船」、「船弁慶」、「青菜」など期待ですな。
京都での、おそばと鶴二さんの落語、共に美味しいおますで。
にしんそばと笑福亭鶴二の会
2010年4月17日(土)午後6;30開演
総本家・にしんそば松葉
一、笑福亭喬介・・・・・・・・・・・・・・「時うどん」
二、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・・・・「米揚げ笊」
仲入り
三、笑福亭瓶吾・・・・・・・・・・・・・・「化物使い」
四、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・・・・「隣の桜」
10-19-85

私が頂いた、穴子そばと季節の竹の子ごはん・・・とっても美味しおましたで。
(他のメニューの、名物のにしん蕎麦と、天ざるの三種類から選ぶ)
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京都で、にしんそばを食べて、鶴二さんの落語を聴く。
まあ、いつもと落語会とは違う、昂揚がありますな。

にしんそば松葉さんは、京都南座のお隣とか・・・。
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I氏と待ち合わせて、淀屋橋から祇園四条まで、おけいはんの特急に乗って。

今日の京都は、観光客で、人が一杯・・・南座と松葉さんのビル。
(写真の角が、松葉そばで、超一等地でおます。)

一階の入口、にしん煮とか、御蕎麦のおみやげも売ってます。
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早く、落語の報告を初めなければ。

見台と膝隠しは、鶴二さんの持ち込み・・・荷物が多く車で運搬。
今回は、60人弱の大入満員でB1での開催。
京都だけに、下品な大阪弁を喋るのも憚れる、上品な雰囲気が漂う。
一、笑福亭喬介・・・・・・・・・・・・・・「時うどん」
得意の「時うどん」、先週は絶好調だったのに、お客様との溝は深く、
喬介さんの、はしゃぎぶりが、浮いてしまう。
最初の、都々逸のところで、蜜柑の切り口、ゴンボの切り口辺りでは、
どっぴきの状態・・・・・・ほんま、落語はライブ・・・生ものですな。
お客さまによって、ここまで笑いのツボが違うなんて、よう解りましたで・・。
喬介さん、大阪だけの、内弁慶にならんと、京の牛若丸、目指さんとあきまへんな。
二、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・・・・「米揚げ笊」
この会は、元々兄弟子の松葉(後の七代目松鶴)師匠が、名前にちなんで落語会。
今日は、松葉師匠の奥さんも、息子さんも、一緒に来られており、後の食事の時、
鶴二さんの喋り、主人に似ているところもあって、嬉しく思います、と。
鶴二さん、松鶴師匠には特に教えて頂いたことはなく、ことある毎に、松葉とこ行けと、
松葉兄さんには、多くのネタを懇切、丁寧に、怒られながら、教えて頂いた、と感謝。
演目は「米揚げ笊」
その時の、松葉師匠の話しっぷりを思いだしながら、演じようとされたのか、
それとも、会場のどこかで、松葉師匠が見ておられる気がしたのか、
何故か、今日は、たどたどしく、前座時代に戻ったのような、
フレシュさいっぱいの鶴二さん・・・厭味やなしに、逆に新鮮さ感じましたな。
この松葉そばの会は、鶴二さんにとっても、特別な会なんでしょうな。
三、笑福亭瓶吾・・・・・・・・・・・・・・「化物使い」
瓶吾さんの「化物使い」、いつもながら、おもしろいですな。
笑福亭の味、たっぷりの「化物使い」。・・「打飼盗人」とか、「仏師屋盗人」などと同じく、
化け物でも、盗人でも、怖がらず。・・・・反対に、顎で使ってしまう。
立場が入替わるという点では、(あちらは酒が入りますが、)
笑福亭のお家芸、「らくだ」に通じるネタですな。
威圧的に使うのではなく、瓶吾さんの笑顔に、化物もすべて、納得してしまう。
まあ、実は、狸ですから、まあ、人間の方が、一枚うわてと云う、愉しい噺ですな。
瓶吾さんの、人柄の良さがでる、楽しい他のネタも、聴きたいもんですな。
四、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・・・・「隣の桜」
今日は、三味線の早川久子さんも来られてるし、春で桜満開のタイムリーな「隣の桜」
(京阪電車から見ましたが、桜ノ宮の通り抜けや、京都市内は花見で人がいっぱい)
最初の部分は、定吉が、ひねた丁稚でおもしろいが、オチに繋がる後半の部分の宴会の
ドンチャン騒ぎ、鳴物も入り、いかにも上方落語らしくて、そして鶴二さんらしくて、
忙しい私達を、花見ヘ連れて行ってくれて、ありがとさんでございます。
やはり、季節感のある、旬のネタ、よろしいですな。
次回は、8月21日(土)の開催予定、
夏のネタ「遊山船」、「船弁慶」、「青菜」など期待ですな。
京都での、おそばと鶴二さんの落語、共に美味しいおますで。
にしんそばと笑福亭鶴二の会
2010年4月17日(土)午後6;30開演
総本家・にしんそば松葉
一、笑福亭喬介・・・・・・・・・・・・・・「時うどん」
二、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・・・・「米揚げ笊」
仲入り
三、笑福亭瓶吾・・・・・・・・・・・・・・「化物使い」
四、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・・・・「隣の桜」
10-19-85

私が頂いた、穴子そばと季節の竹の子ごはん・・・とっても美味しおましたで。
(他のメニューの、名物のにしん蕎麦と、天ざるの三種類から選ぶ)
