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ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

しゃべり芸人浜村淳・・・・さてみなさん聞いてください

2009-06-07 21:19:29 | 本の少し
さて皆さん聞いてください
浜村淳
西日本文庫・650円


しばらく、落語会から足が遠のいているので、読んだ本の感想を。

浜村淳、毎日朝ラジオから流れてくる「ありがとう浜村淳です」
まあ、私が耳にするのは、休みの土曜日ぐらいだけですが。

あのくどい言われる特徴なるしゃべりはどこから生まれたのか、
はたまた、「ありがとう浜村淳」は、なぜ30年も続いたのか。

興味のない方には、どうでもよいような事でも、僕にとっては
重要なので、語りましたと・・学生時代のジャズバンドの司会から
はじまり、東京での音楽ショーの司会、吉本での漫談、そして
「バチョンといこう」で、今のしゃべり芸の原型ができる。

関西弁で司会する。

すべての人にわかりやすくする為、関西弁をよく知らない人が
聴いたら、わけがわからないのでは困るので、
共通語(標準語とは言って無いのがよろしいな)の文章に
あえて、関西弁のイントネーションを乗せたんですよと。

言葉の内容は誰もがわかる、でも雰囲気は関西らしい。
ここに「浜村節」の秘訣あり。

今や、大阪のアナウンサー、朝日も関テレも自由に喋っていますが
皆、浜村さんの恩恵に授かっていますな。

さて、みなさん、土曜の朝ぐらい、「声で聴く映画館」など
じっくりと、浜村節を聞いてください。

この本を読まれるより、
まずは一度、ラジオを聴かれるのをお薦めいたしあす。
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