ぽれぽれ百綴り

犬好きおばさんのんびり雑記。

マウンテンバイクトレイルをトレッキング

2011-11-25 01:12:48 | Singapore/トレッキング
先週の土曜日は月に一度のトレッキングでした。
 
今回も前回と同じ場所、ブキティマビジターセンターからの出発です。
今回はえくすてのクラスメートがひとり、参加してくれました。
全員で16人と大所帯でした。
   
センターにはサルが出没していて、初参加の女の子は朝食のパンを略奪されていました。
彼らはコンビニなんかのナイロン袋を目ざとく見つけて駆け寄り、
あっという間に袋を破って中身を持ち去ったのでした
目にも留まらぬハヤワザ。
いや、一部始終を観察してたけど。
かしこいなあ。運動神経、いいんだなあ。
私がサルなら、飢えてガリガリだったことと思います。
トレッキングに行こうと思っている方、小柄でかわいいサルたちに気を許してはいけません。
 
今回はマウンテンバイクトレイルを歩きます。
Fine Counryと言われるシンガポール。
トレッキングするにもルールがいっぱい。
              
Fineは良いっていう意味のほかに罰金という意味も。
 
 
さあ、今月もルールを守って、大所帯で、歩く、
  
歩く、
         
歩く、
                
 
歩く。
                       
 
 
地面には鮮やかな花が落ちていたり、ドリアンが落ちていたり。
      
 
美しい南国の花もいっぱい咲いていました。
       
 
こんな大きなお芋の葉っぱも。
  クワズイモという観葉植物かと思ってたのですが、タロイモなのですって。
 
不思議なキノコや、不思議な木も。
        
                      あのもじゃもじゃしたのは、実?枝?根っこ?
 
トトロが住んでいそうな大きな木。
 
 
トンネルもありました。
        
 
平地のシンガポールには珍しい、切り立ったガケ。
               
 
かわいい犬たちにも出会いましたよ。
                         
でも、やっぱりここはマウンテンバイクトレイル。
 
たくさんのライダーさんたちに出会いました。
彼らが優先なので、ちゃんと道をあけます。 
      
 「Good morning!!」  「Thank you!!」
  
言葉を返してくれるので、うれしい。

急な坂だったり、ぬかるみだったり、悪路も多いです。
そんなとき、ライダーがシンガポーリアンだったら、「加油!!」と声をかけます。
ジャーヨゥー、中国語で、がんばって、ってことです。
 
今日は距離は短めでしたが、
たくさんのバイクが見られて、いつもとは違った楽しみがありました。

     

でも一番の収穫は、オオトカゲ。
私の腕の太さ、長さくらいある大きなのが、森のなかをのっしのし歩いているのを見ました。
びっくりして、感激して…写真を撮り忘れました。
あんなのが大都会のすぐそばに住んでいるなんて、すごいなシンガポール。
 
長くなったので、お約束のお昼ごはんについては、また明日。


Getting a Haircut

2011-11-23 23:46:55 | Singapore/学生生活
ちょっと前の話なんですが、
カンバセーションの授業で、美容院での会話をしました。
 
ふたりひと組になって、ヘアドレッサーとお客様のやりとりをするわけです。
今日はどんな風にしたいですか、って聞いたり、
これくらい切ってほしい、とか、前髪はこうして、とか答えたり。
     
テキストどおりだとおもしろくないので、アドリブもまじえなさいってことで、
オーストラリア人の先生、ジャッキーがいろんな表現を教えてくれました。
 
裾をそろえる、右わけ、左わけ、コシのない髪質、モヒカン刈り、ジェルで立てた髪型…。
ジェルで立てた髪型は“gelled up”というそうです。
そのまんまですね。
 
で、ふと思いついたので、
「はげかかったひとの髪型はなんていうのですか?」と聞いてみました。
 
すると、ジャッキーが「何を聞きたいの?」という顔をするのです。
私の英語がおかしかったのでしょうか、
それともオーストラリアではそういった髪型にするひとがいないのでしょうか。
 
手っ取り早く通じさせたくて、テキストを裏返してみるとそれがあったので、
「ほら、こういうのですよ」と、すみっこの方を指差しました。
 
      
 
そうしたら、ジャッキーってば目を見張って衝撃の表情に
 
言いたいことは伝わったみたいですが、何も答えてくれません。
 
と思ったら、
次の瞬間には体をくの字に曲げてしまいました。
笑いをこらえてしゃべれなくなったみたい。
 
 
しばし経過の後、
 
絞りだすように叫ぶには、
 
あなたたちの国では、その髪型をバーコードって呼ぶの~っ!?
 
うん、うん、と、うなづく日本人女子たち。
 
 
ジャッキーの目に涙が。
いくらなんでも笑いすぎでしょ。

How sad~!!

とか言いながらも、笑い続けてるし。
 
やっと落ち着いた彼女が言うには、バーコード頭は“comb over”なんだって。
クシでなでつけた、とかそんな感じ?
そのまんまですね。
英語って表現力があまり豊かじゃないのかな。
 
 
授業で習ったことを実践したいからじゃないですが、
そろそろ髪を切りに行かないと、私。
南国は髪もつめも伸びるのが早いです。
 
驚くべきことに、何年も前に永久脱毛した腕や足からも生えてきました。
南国、恐るべし!
 
 
                    休憩時間のひとコマ。
                    ジャッキーはパソコンとスクリーンを開放してくれるので、
                    この日は少女時代が大音量で流れていました。
                                      
 

 


食欲の秋 in Singapore

2011-11-22 23:19:33 | Singapore/おうちで食い意地
先日、日本の秋が恋しくなって柿をいただきました
 
そうしたら、一層恋しくなったので、今度は焼き芋を作ってみました。
 
オーブン220℃で45分。
    
ふだんは玄米のおかゆに入れたり、お味噌汁の具に使ったりで食べているサツマイモ。
ベトナム産のものは日本のサツマイモのように甘くてほくほく、とてもおいしい。
 
以前、中国やフランスで食べて、甘くなかったり、水っぽかったりしたので、
サツマイモのおいしさは日本が一番と思っていたのですが、その概念を覆すおいしさ。
やるな、ベトナーム。
 
調子にのって、焼き栗も作ってみました。
 
包丁で切り目を入れてから、オーブン200℃で15分。
   
栗が熱いうちなら、軍手をつけて渋皮ごとぺろんってカンタンにむけます。
この作業、おもしろいです。
中国産の栗は小ぶりで水分少なめ、
焼き栗にすると子どもの頃に初詣で買ってもらった天津甘栗みたい。
水分が少ないのは、ここに至るまでに時間が経って乾燥してしまったからかな。
                       
 
シロクマ相方が、やれ四季だ、紅葉だ、サンマだ、寒さだと騒ぐもんだから、
すっかり感化されて、私も秋が恋しくなったみたいです。
とりあえず、日本の秋を食欲をもとに再現してみました。
 
ごちそうさまでした。
 
日本はもうずいぶん寒くなっているのでしょうね。
風邪など召されませんように。
 
 
 
本日、奇跡的にシロクマ相方がアニバーサリーを覚えており、
和食のがいしょくをしました。
たった今、帰ってきたところです。
今回は都心まで行ったので、タクシー代、食事代ともに結構つきました。
私のホーカーズランチなら、100回以上!?
和食のがいしょくでお祝いはうれしいけれど…もったいないー。
 
何はともあれ、無事のアニバーサリー。
「来年はどこで迎えているのかな」という話に。
シンガポールでないことは確かみたい。
さびしいな。
それでも、来年も無事に迎えられたら、
それがどこであっても、また、わんわんわんわんの日に思い込まれていても、
ヨシとします。

香るタクシー

2011-11-21 08:50:53 | Singapore/外出&食い意地
土曜の夜、シロクマ相方が和食、お刺身が食べたいと言い出しました。
あなた、今、日本から帰ってきたばっかりじゃないですか。
 
とはいえ、夕食を作らなくていいのはうれしいので、
お供して、彼が最近見つけたという日本食のお店へタクシーで向かいました。
私にとってはシンガポールで2度目の外食の和食。
 
1 Yuan Ching Road #1-2 Jurong Superbowl
TEL:6265-3680
 
残念ながら、お店やお料理の写真はありません。
彼がひどく嫌うので、撮れないんですよね。
 
お刺身、お寿司、白子、焼き鳥…
お店の方のオススメのままにじゃんじゃんオーダーする相方。
なんという気前よさ。
じゃんじゃんくる料理のなかには、頼んでいないものもあり。
聞くと、お店のサービスだそうです。
サービスだけでも、突き出しのほかに、
昆布の和え物、たこわさ、くだもの盛り合わせ、と、それぞれ2皿ずつやってきました。
その待遇のよさに、いかに自分たちがありがたいお客さまであるかを知りました。
こんな都心を離れたお店でこれだけ気前よくオーダーするお客さんなんて、そうそういないってことね。
どのお料理も都心のお店に比べるとリーズナブルで、おいしかったです。
お寿司のシャリがおにぎりみたいでほろりとした感じがなかったのですが、
それは外国だもの、仕方ない。がんばってると思います。
 
それでもお勘定の段階になって驚きました。
私がホーカーズで60回くらいご飯が食べられる金額でした。
前々から感じていたのですが、
彼と私の金銭感覚にはかなりの差があるようです。
たまにはいいでしょうかね。
 
 
おなかいっぱいになって帰りのタクシーを拾うと、
それは私にとって初めてのパンダン・タクシーでした。
     
パンダン・タクシー
パンダンリーフを乗せているタクシーを勝手にそう名づけました。
 
後部座席の後ろに束ねて置かれたパンダンリーフは、かさかさに乾いて、ドライフラワーみたい。
 
シンガポーリアンはパンダンリーフの香りをこよなく愛する民族。
こちらがそのパンダンリーフ、生前の姿。
    
ヤシの一種でしょうかね。 
トレッキングで見つけた野性のもの、シンガポーリアンに教えてもらいました。
ちゃんと香っていましたよ。
 
 
パンダンリーフは香ばしい香り、葉っぱそのものも市場やスーパーで束にして売られています。
こどもの日の菖蒲湯のショウブみたい。
その香りをこよなく愛する彼らは、ありとあらゆるものにこのフレーバーを使います。
 
たとえば食パン、例えばシフォンケーキ。
           
これはパン屋さんで買ったシフォンケーキ、奥の方ね。
どれもこれも緑色で、パンやケーキなどにはあるまじき雰囲気です。
 
そして彼らはこれも大好き。
     
 
カヤジャム。
パンダンリーフの香りと、砂糖、ココナツ、タマゴなんかを使ったこちらの定番ジャムです。
シンガポール独特の白くて薄っぺらい食パンをトーストして、
このジャムをべっとりはさんだカヤトーストなるものが、
彼らの朝食やお茶のお供の定番らしいです。
    
  カヤトースト写真のみ、とあるコピティアム(シンガポール式カフェ)のHPより拝借。
  食べたことがないもので。
 
食パンは、見た目どおりなまっ白く、味も弾力も乏しかったです。
 
カヤジャム、私も買ったことがあるのです。
ココナツ好きのせいもあって、おいしいな、と思ったのですが、
かなり甘いし、フルーツのジャムのようなさわやかさはないので、今はもういいかな。
 
 
話がそれましたが、
なんでこのパンダンリーフをタクシーに積んでいるのかというと、
ずばり、ゴキブリ除けです。
 
パンダンリーフの香り、ゴキブリは苦手なんですって。
 
ほろ酔い加減でご機嫌さんの相方が、
「なんだか、おいしそうないい匂いがするねえ~」と、
くんくんするので教えてあげました。
酔いは醒めた模様
 
最近のシンガポールではベンツタクシーが走ってるくらい、清潔でいい車が多いです。
    
  
以前は車体が古く、清潔感のないタクシーも多かったので、よくパンダンリーフを積んでいたとか。
だからパンダンタクシーは今は貴重なんですって。
 
乗ったタクシー、そんなに古くなかったし、きれいだっかのですが、
ドライバーさんが大のゴキブリ嫌いってことなんでしょうかね。
 
貴重な体験をした夜でした。

その後の犬の日

2011-11-20 12:00:46 | Singapore/日々の暮らし
昨日の夕方、シロクマ相方が日本より戻ってきました。
 
私へのお土産だそうで。
 
                
 
ああ、これは、なつかしい故郷の味、柿の葉寿司!!
 
  写真のサバのほかに、タイ、サケ、あなごがありました。
  
うれし~!
これ大好きなんです。
味もそうですが、包んである柿の葉を開いて食べるっていうのが楽しくて。
昔は各家庭で作った郷土料理なので、
これを食べるとしあわせだった子ども時代を思い出します
 
いえ、今も十分しあわせですけれど。
 
伸びない盛りの英語の勉強をのぞくと、
苦労のくの字もない毎日で、申し訳ないくらい。
 
 
そしてもうひとつは、お菓子。
どこぞのホテルのチョコレートラスクでした。
 
    前夜に私にくれておきながら、今朝、自分で開封していました。
 
わ~い!
 
でもちょっと待って。
日頃から、砂糖の害を口をすっぱくして私に言って聞かせる相方。
そんな彼がこんなものを買ってくれるわけがありません。
 
聞くと、
ホテルのお寿司屋さんでお昼ご飯を食べたら、お店が持たせてくれたとか。
手土産つきのお寿司屋さん…お昼から、いったいナンボ使ってるの!?
 
え?
安心してって?
上司さんのゴチだからって?
 
それはそれで気になるから聞いたところ、ひとり1万5千円くらいだそうです。
ひとりいちまんごせんえん!?
まわるお寿司なら10回くらい行けますよ!!
なんだか、私の経済感覚とはかけ離れた世界だなあ。
 
ともあれ、お土産ありがとうございます!
それで、私がお願いしたお買い物、日高か利尻の昆布と有機味噌はどこですか?
 
え?
そんなの聞いた記憶がないって?
 
私、ちゃんとお願いしましたよ!
念を押して、あなたに繰り返してもらいましたよ!
 
そうなんです。
彼はふだんから私のお願いを面倒くさがって、おざなりにしがち。
だから、彼の分が悪い今こそチャンスだ!
そう思って、あの会話の後でお願いしたのです。
どうせ日本酒をいっぱい買い込みにスーパーに行くでしょうから、時間がないとは言わせない。
 
それなのに、忘れたって?
聞いてもいないって?
僕が君にそんなに謝るわけないって?
 
それはもしや…あの時、酔っ払っていたってこと?
これはちょっと確認しなくては。
 
 
さて問題です。
私たちの結婚記念日はいつでしょう?
 
 
「どうしたの?急に」
 
いいから答えて。
 
「わんわんわんわん、11月11日でしょ
 
平然と返ってきた答えに、
もう何を怒っていいのやら、何から怒ったらいいのやら、
わからなくなった日曜朝のできことでした。