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ぽれぽれ百綴り

犬好きおばさんのんびり雑記。

取りました。

2017-05-10 10:51:50 | 日々の暮らし
GWも終わり、通常営業に戻りました。



お休み明けの8日、再発した粉瘤切除手術を受けました。


(クリニックへ行く途中の道路脇にバラ園があります。
トップに花の写真を持ってきたのは私なりの配慮です)


(お天気いまいち。バラはこれからが見頃ですね)

粉瘤は専門医が切除しても再発することが多い。
私もその残念なケースでした。


今回も同じクリニックを選んだのは、
「前回、あのくらい切除して再発したから、
今回はこのくらい切除しないと」というさじ加減が、
同じ執刀医でないとわからないんじゃないか、と思ったから。


当日、
予定時間どおりに私は手術台へ。
ナースさんたちはすでにスタンバイ。
ドクターがお部屋に入ってくるの待ちます。


ドクター入室。


自信にあふれた姿に安心感。

手術箇所を見て、
彼は余裕の表情でおっしゃいました。


「これ、以前どこかで一度切除されてますね?」







……




………。







もしや私は重大な過ちを犯したのでは?


そうはいっても時すでに遅し。

まな板の鯉はすべてを彼に委ねるしかないのでございます。

45分で終了しました。


(当日はこんな感じ。サイズがわかるように耳も入れました。
ノーメイクなもんで、相変わらず汚くてスイマセン)

今回は切除したモノは見せてもらえず。

病理検査希望有無を聞かれましたが、
出さないことにしました。


翌日も術後チェックのため通院。

昨日からは入浴・洗顔もお許しが出ました。

入浴後、シロクマ相方にガーゼ交換を依頼。

テープを手でちぎって貼ろうとするのを全力で止めました。

野生動物はこれだから…。


(めっちゃ髪の毛巻き込んどるやん。雑やわー。
さらに汚さUPでほんとスイマセン)




今週末に抜糸予定。

以降、3〜6か月、テープで固定して過ごすようです。


(テープ固定についての説明書き。注意事項が6番まであります)

めんどくさっ。


けど、
「いかに固定するか、
手術跡を早くきれいにするのはそこにかかっています」
とか言われると、がんばるしかないじゃないですか。

三日坊主返上です。

治癒力の落ちてきた中高年の私のカラダよ、
今年いっぱいはこの一点に注力するがよろしい。
エネルギーが足りないなら、貯めこんだ脂肪を費やすのです、盛大に。


ご覧いただきありがとうございました。

ビタミン補給

2017-04-07 15:00:57 | 日々の暮らし
NUS、シンガポールの英語集中講座クラスメイトだったA嬢は、
ちっちゃくて誰が見ても超絶かわいい。
その彼女よりかわいい、年齢不詳のママにお花をいただきました。



(美人にお花をもらうなんて照れるー!←オヤジ)


先週からちょい予定が立て込んだもんで、ヘロヘロの私。

体調を崩したとか、寝込んでいるとかじゃないんですがね。
なんというか、ガス欠状態。

ひきこもりにはもったいないようなキュートなお花の
このビタミンカラーでパワー充填できますように。


(八重咲きのチューリップが存在感ありますね)


週末も雨ですかね。
せっかく咲きそろったさくらが長く楽しめるといいのですが。

ベランダのハーブたちは最近の陽気とめぐみの雨に、
収穫が追いつかないくらいにぼーぼーです。


(ヌケガラ育て主とは対照的に、生命力あふれるみなさん)


ご覧いただきありがとうございました。

心も折れるわ

2017-03-31 10:24:01 | 日々の暮らし
1年ぶりに歯医者さんに行ってきました。

前回は4月。


「ふつうは6か月後なんですが、1年後でいいです」

と言われたのが昨年4月でした。

私は虫歯になりにくく、汚れも付着しにくい体質(歯質?)らしいです。


今回も楽勝なんじゃないですか?


が、

指摘されたことには…


「歯をくいしばるクセがあるようです」って。

いまはお気楽なひきこもり生活だから、
歯をくいしばるようなシュチュエーションはほぼ皆無ですが。
寝ているときに歯ぎしりするクセもないはずですが。

「いえ、これはもっと長い時間、
起きているときもやってるって感じです」

歯の減り方もなんですが、
頰の内側、上の歯と下の歯の間の位置に、
水平についている皮膚の段差というか、ピンク色のうっすらとした筋というか、
それが動かぬ証拠らしい。

それってふつうはないの?

「ありませんよ。

ふだん、口を閉じているとき、
上の歯と下の歯はくっついてますか?離れてますか?」

前歯のあたりが若干くっついてますが?



「それはダメです。間違ってます。


ふつうは接触しません
」って。



ええええ!?



なんでも、ヒトは口を閉じているとき、
上あごの下に接触した舌がクッションのような役割を果たして、
上下の歯が接触することはないらしい。

私の舌は口の中の地面にいるんだけれど、それはアカンと。

歯は硬いので、
ずっと接触していると、
くいしばっているのと同じくらい負担がかかっているし、
何かの拍子に力が入るとくいしばった状態になるって。

なるほど。


そうしておっしゃるには、

「このままだと、
虫歯はなくても、いつか歯が折れるかもしれません。

そうならなくても、
歯茎に負担がかかって弱り、歯が抜けることになりかねません」
って。




えええええ!?




先生によると、

「上下の歯が接触している原因は複数考えられますが、
舌の筋肉の衰えと姿勢の悪さが大きいかな」って。


確かに私は猫背だし、座ったときも背もたれがあればもたれちゃう。

「ああ、それ、絶対ダメですね。

90歳過ぎたおばあさんで健康な歯をキープなさってる方は、
まず100%、座っても背もたれなんて必要ないし、
立っても歩いても、いつも姿勢がいいですよ。

逆に、腰が曲がって杖をついている方はほぼ入れ歯ですね」



!!


このままいくと私の将来像は、

頰に傷あと、歯は入れ歯、腰は曲がって、手には杖ということになりますね。

(補足すると、アタマにはのっかってます




ダメ、絶対!


(帰り道に出会った地域猫さん)


それから毎日、

しゃんと背筋を伸ばして、

れろれろと無駄に動かしては舌の筋トレに励み、
上下の歯の正しい位置を意識して過ごしています。


…三日坊主で終わりそうだけど。




(不妊去勢手術を受けた証拠の耳カットがありました)


シロクマ相方にも確認したところ、

「うん。上の歯と下の歯はくっつくことはないよ。

それがどうかしたの?」って。


確かに彼は姿勢もいいのですが、

これはいつもの歯の浮くセリフのおかげだと思います。



ご覧いただきありがとうございました。

山菜採り(未遂)

2017-03-25 11:40:48 | 日々の暮らし
昨春のたけのこ掘りで、「これはタラの木だよ」ってシロクマ相方が目をつけておいたもの、
そろそろタラの芽の季節じゃないか?
と、実家に帰って見にいくことになりました。

初代犬、茶々丸が眠る丘はさくらが満開でした。

(真ん中らへんの木の下に茶々丸は眠っています。
黄色いのはサンシュユ、こちらも満開)

たけのこは私が10代まで住んでいたお家の裏山にあがります。
そのあたりでシロクマ相方はタラの木を見つけておいたという。

「あった!」


(残念。まだまだじゃん)


「他にも何かないかなあ」

水を得た魚の野生動物は、
川をひょいと越えて山あいに消えていきました。

取り残されたツマは昔住んでいた懐かしいお家を探索。

両親の住んでいた棟の縁側にはこんなものが。

(なつかしーい。家族や近所の友だちとよくこれで遊んだなあ)


うら淋しい雰囲気にだんだんと怖くなって、引き返しました。


(裏庭にはつくしがいっぱい)

半時間ほどでシロクマ相方ご帰還。

収穫ゼロ。

「まだ早かった」って。


実家へ戻ってシロさんのお墓まいり。



頭上にはさくらの枝。


(つぼみふくらんでるねー。もう少しで開くかな)

庭では来訪小鳥をリンゴがおもてなし。


(「あれ、あんまり美味しくないねん」と母)


ずっと観察していたけれど、来訪者ゼロ。

美味しくないからか?
私がにらみをきかせていたからか?

祝日の午後はのどかでした。


ご覧いただきありがとうございました。


またおまえか!

2017-03-21 11:20:02 | 日々の暮らし

(実家の裏庭から持ち帰ったスイセン。
花の写真をトップに持ってきたのは私なりの配慮です)


「ちょっと、これなに!?」

久しぶりに3人集まった鉄板焼き『mine』さんの個室で、
隣に座ったS嬢が私の右頬の一点を食い入るように見つめて声をあげました。

「またできてるんじゃない!?」


そうなんです、
以前私を悩ませた粉瘤(ふんりゅう)が再発してしまいました。


(矢印のがそれ。いろいろ汚くてスイマセン。
触ると吹きでものとは明らかに異なる固さ。
サイズがわかるようあえて耳も入れました)


詳しくは以前の記事をお読みいただくとして、カンタンに説明を。

粉瘤とは老廃物が皮膚下に溜まってできる良性腫瘍の一種だそう。

にきびのように放置して勝手にきれいに治る、ということはなく、
徐々に大きくなるのは確実で、異臭を放つこともあるようです。

百聞は一見にしかず、検索すると一目瞭然ですが、
お食事前の画像検索はオススメしません
。(私は忠告しましたよー)


私の粉瘤は前回もS嬢に発見され、
昨年6月かな、形成外科のクリニックで切除してもらいました。



(ご参考に前回写真。いろいろ汚くてほんとスイマセン)

専門医が切除しても再発することも多いそうなので、
私も予想していなかったわけではないのだけれど、
実際に自分の身に起こってみるとがっくり、へこみますね。

早いとこクリニックへ行かないとなあ。

「こんなにちっちゃいんだから、ちょっと切ったらすぐ取れるよ、きっと」

S嬢が慰めてくれます。

私もそう思うけれど、

よくこんなにちっちゃいのを見つけたよ

相変わらず、さすがの美意識の高さだな。




さて、前回と同じクリニックにて。


「うーん。

また出てしまいましたか。

今回はかなりしっかり切らないとダメですね

ドクターの意外なご意見でした。


前回より深く掘るんですか?


「いやいや。

前回のできれいになるひとはなるの。

それでダメだったんだから、

ザックリ切って、ごっそり取って、

中身がなくなったぶん、

開いたところをこう外側に向けて引き寄せて、

ザクザクっと縫う!」


ドクターは私の顔にペンでカキカキ落書きしながら説明してくださいます。

落書きから察するに2センチ近く切開するようです。

予想もしなかった大きさです。

それに前回は切除後、小さなアナがあいただけ、
それにぬり薬を塗ってふさがるのを待ちました。
今回は切って取って縫って抜糸ですよ、
しかも再生力も落ちてきた中高年の顔ですよ、
ことの大きさが全然違う。

ショックを受けらながらも、
カキカキ続けるドクターの創作意欲を削がぬよう右頬を動かさないよう、


それはどのくらいできれいに跡が取れますかね?

と聞いてみると、


「そうですねー、




2、3年かな。







うっすらとは一生残るかもね」



鈍器で殴られたかのような衝撃です。


後半生を頰に傷のある身で生きていかなくてはならないなんて。


私が想像する頬に傷のあるひとといえば、
ヤクザかブラックジャックくらいです。

どちらも身近じゃないし…落ち込むなあ。


「どうします?

それで進めていいんだったら、
あとは看護師と打ち合わせしてください」


よそに行っても、
前回あのくらい切除して再発したから、
今回はこのくらい切除しないと、というサジ加減はわからないわけで。

このドクターにお任せしようと思いました。

まずは日にちを決め、
それは5月上旬となりました。

そのあと、看護師さんは書面を示しながら、
丁寧に教えてくださいました。


「術後何日かは洗髪できないので、
当日来院前に最後のシャンプーをするといいですよ」

「前あきの服を着て、お化粧しないで来てください。
帰るときに使うのに、大きめのマスクを持ってくるといいと思います」

「洗顔もお化粧も先生の許可が下りるまでできません」


なんだか聞けば聞くほど前回とは違っておおごとです。

気が重いなあ。


前回は10日間ほど肌色のテープを貼っていました。

今回、抜糸したあとは何かするんですか?

手術跡の次に気になることを聞いてみました。

「今回も傷口が完全にふさがるまでテープで保護することは必要です。


期間は患者さんによりますが、


そうですね、今回でしたら、


通常は3か月、




場合によっては半年ですね」



心臓をひと刺し。

立ち直れそうにない。


私は今年いっぱい顔にでっかいテープを貼って過ごすことになりそうです。



「あのおばちゃん、どんな大きなシミ取ったんや

とか、

「いまさら、あの歳で、あの顔で、何を悪あがきしてはるんやろ

とか、

思われながら、来年まで過ごすのか。

(実際にはひきこもりが幸いして、それほどの影響はないと思われる)


意識遠のくなか、
血液検査を受け、必要書類にサインして、会計を済ませ、クリニックを後にしました。


ああ、ほんとに気が遠くなりますよ。


意識がもうろうとして、
まっすぐ帰れなくなって『松竹堂』さんのフルーツ餅を買ってしまったくらい。


(4つ詰め合わせ。この日はいちご、みかん、メロン、パイナップル)


(大粒でしっかりした果肉のいちご)


(糖度が高くてみずみずしいみかん)

今年いっぱいは顔にテープ貼り、傷は生涯残るかもしれない…
甘酸っぱいフルーツ餅でショックを和らげました。


機会あれば後日経過をご報告いたします。

立ち直っていたらね。


ご覧いただきありがとうございました。