物部の森

日常感じたこと、趣味のこと、仕事のこと・・・等々
日記風に書いてます。

「イタリアン・レストランで」

2009年04月15日 | Weblog
「ストレンジャー」を聴く。発売30周年記念エディションを中古で買ってからずっと聴いている。『イタリアン・レストランで』が流れてくる。ビリーがビートルズの『アビー・ロード』B面のメドレーに触発されて作った名曲だ。


先日、安くて美味いイタリアン・レストランで。


「ワインはどれになさいますか?」
店員が聞いてくる。よく分からないしこだわりもないので、
「ハウスワインでいいですよ」
すぐにボトルが運ばれて、彼は無言でコルクを開け始めた。抜いたコルクの香りを確かめて私のグラスにワインを少しだけ注ぐ。
(テイスティングすんのかよ!?)
途端に軽い緊張感が走る。
(ワイングラスを回すんやったかな?口先に含んでクチュクチュやるんか?いや、ここは一つ何かオモロいボケが必要なんちゃうか・・・!?)
迷ったあげくゴクッと飲み干し、出てきた言葉が、
「け、けっこうなお手前で・・・」
向かいに座っている彼女がフクザツな笑顔を浮かべる。

・・・スベッたのだ。

大阪人にとってワインのテイスティングは大喜利だ。そいつの笑いのセンスが試される瞬間なのだ。
誰か鉄板のボケ教えて下さい。


billy joel - scenes from an italian restaurant


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秋田わか杉っ子 学びの十か条

2009年04月14日 | Weblog
 全国学力・学習状況調査でNo.1をおさめたの秋田県教育委員会がまとめた、子どもたちの教育に関する10カ条のエッセンスだそうだ。同県の学校関係者のみならず、すべての教育者・保護者に参考になるものだと思う。

【秋田わか杉っ子 学びの十か条】
・早ね早おき朝ごはんに家庭学習    ~規則正しい生活がスタートライン
・学校の話題で弾む一家団欒      ~笑いが脳を活性化
・読書で拓く心と世界         ~めくるページ広がる想像力
・話して書いて伝え合う国語      ~国語力は学びの基本)
・難問・難題にも挑戦する算数・数学  ~あきらめずやりきることで能力アップ
・新発見の連続、広がる総合      ~総合的学習の時間は脳のビタミン
・決まり、ルールは守ってあたりまえ  ~落ち着いた教室で高まる集中力
・いつも気をつけている言葉遣い    ~相手意識で磨く活用力
・説明は筋道立ててつたわるように   ~整理する工夫が脳のトレーニング
・学んだことは生活で学校ですぐ活用  ~活用できて本当の生きる力

 現代版「教育勅語」といってしまうのは大げさか!?
 子どもたちに勉強そのものを教えることも大切だが、こういった「学びへの姿勢」を説くということはもっと大切だと思う。

 先日の秋田県知事選で初当選した佐竹敬久氏は、昨年末に寺田典城知事が全国学力テストの市町村別結果を全国で初めて公表したことについて「私はあえて公表する必要はないと思う」と述べ、公表しない方針を明言した。
 これがもし学力テストのレベルが低い某都道府県で公表してしまうと、市町村間の「序列化」や「犯人捜し」につながりかねないが、もともとNo.1の秋田県なのでそう問題はないと思うのだが。
 情報は隠蔽するより開示する方が、物事が上手くいくケースが圧倒的に多い。グッドニュースの積極的な発信や好事例の横展開はどんどんやっていただきたい。
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ミルキーはナマの味

2009年04月13日 | Weblog
 一昔前は「生チョコ」、今は「生キャラメル」が流行っているが、それに“便乗”するかたちで「生ミルキー」なるものが不二家から発売、非常に人気があるそうだ。
 近所の不二家ショップで早速購入。円い箱型パッケージに、紙につつんだ生ミルキーが10個入っている。生クリームがふんだんに練りこんであり、食べてみると口の中で一瞬でとろけてしまう。味や食感は抜群だが、ほんとにすぐに溶けてなくなってしまうのだ。これで一箱600円!通常のミルキーの値段の何倍するんだろう。コストパフォーマンスはハッキリ言って悪い。それでも爆発的に売れるのは、「生」というコンセプトやネーミングが時流に乗っているからだろう。完全に「生戦略」の思うつぼにはまっている。そんな思いでパッケージを眺めると、普段はあどけないペコちゃんの表情が邪悪に満ちた田中義剛の含み笑いにみえてくる。
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メンテナンス&リフレッシュ

2009年04月12日 | Weblog
日曜日、2週間ぶりの完全オフ。
今日のテーマは「メンテナンス&リフレッシュ」。

・出張期間中読めていなかった日経新聞“夕刊”に目を通して切り抜きをする。
 (朝刊はホテルで部屋に届けてもらっていた)
・積読になっていた雑誌数冊を読む。
・散髪する。
・洗濯がたまっていたシャツをクリーニングに出す。
・スーツのパンツすべてにプレスをかける。
・ビジネス靴を全部磨く。
・友人から借りたビデオソフトをハードディスクに焼いて保存する。
・通帳に中途半端に残っていた預金(ほんと小額)をすべて桜花賞に使う。
 (レッドディザイアのおかげでお金が戻ってキタ!)
・子どもと遊ぶ。
・ミストサウナにゆっくり入る。

なんかスッキリしたな。21時半か、もう寝よ。
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冷~麺で恋をし~て♪ (by小滝詠一)

2009年04月11日 | Weblog
 若い読者はタイトル意味不明でしょう?でもホントにある歌です。

 連日暑い。幸い花粉症ではないので、春は非常に過ごしやすい季節なのだが、その“いい季節”を通り越して一気に夏になった感じだ。道行く人の中にはすでにTシャツの人もいる。気持ちええやろなあ~。常連の「アジア・ガーデン」では大好物のトムヤムクン麺を「温」ではなく「冷」で注文した。体が「冷麺」を恋しがるのだ。そのシグナルに逆らうわけにはいかない。急いでかき込んだ。少しだけシャキっとしたぞ~。
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池?沼?湖?

2009年04月10日 | Weblog
 合宿研修所にて宿泊。5:30AM起床で近辺の奥池までウォーキング。朝の光が水面に反射して非常にキレイ、思わず激写!ふと、ドコモのTVCMを思い出す。あの「池と沼の違いは、河童がいるかどうか」ってやつだ。よく考えたら正しい答えを知らない。で、すかさずGoogleで検索。以下のような定義になるそうだ。

【池】
地を掘って人工的に水をためた所。自然の土地のくぼみに水のたまったところ。
【沼】
湖の小さくて浅いもの。ふつう、水深5メートル以下で、泥土が多く、フサモ・クロモなどの沈水植物が繁茂する。
【湖】
周囲を陸地で囲まれ、直接海と連結のない静止した水塊。普通は中央部が沿岸植物の侵入を許さない程度の深度(5~10メートル以上)をもつもの。

ということらしい。しかし言葉って不思議やね。ちゃんと英語にも、池・沼・湖を表す言葉があるのだ。英英辞典で調べると以下のような意味。

【池:pond】
a small area of water that is smaller than a lake
【沼:swamp】
an area of very wet land with wild plants growing in it
【湖:lake】
a large area of fresh water,surrounded by land

沼は定義上、「land」なのか・・・。なるほど初めて知った。久しぶりの英語の勉強?であった。
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桃ヶ池・桜七景

2009年04月09日 | Weblog

早朝、桜を見るために桃ヶ池までランニング。ここ数日雨風の影響を受けておらず十分花は残っている。携帯でパシャパシャと写真を撮る。メインの運動場ではラジオ体操、奥の広場では太極拳が行われている。こんな光景を見ていると、坂本龍一の『THE END OF ASIA』の曲中の台詞「あ~、日本は~、いい国だなあ~」を思い出す。

 

 

 

 

 

 

 

 

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日本語は美しく使いましょう

2009年04月08日 | Weblog
 東京出張中、ずっと外部の貸し会議室にこもって仕事をしていた。そこのフロントの責任者のお兄ちゃん、年の頃は30代前半くらいか、ニコやかで物腰柔らかなのだが、彼の言葉づかいが気になる。

私「すいません、FAX貸していただいていいですか?」
彼「ええ全然使っちゃって下さ~い」

とか、

私「少し部屋が暑いんで、温度低くしてもらえません?」
彼「ハイ、分かりましたぁ。下げちゃう感じでぇ」
(“下げちゃう感じ”ってなんやねんっ、てめえは柳原可奈子かぁ!?)

 他にも色々あったぞ、すぐには思い出せないけど。
 私個人は、「言葉は絶えず変わっていくもの」という理解から、日本語の変化に対してあまり保守的にならず基本は容認していけばよい、という考え方である。ただしそれは文法上の変化(例えば「ら抜き言葉」とか)の話。彼の言葉づかいは「変化」ではなく「乱れ」なのである。
 新入社員教育の季節、こういうことが余計に気になっちゃう感じだ。
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迷惑電話

2009年04月07日 | Weblog
 K君とKキンとで新橋の銀座ライオンで飲む。最初周辺の座席がガラ空きでゆっくりしゃべれてたのだが、途中からサラリーマンの団体が入ってきてにわかにうるさくなり、私の宿泊先のホテルへ早々に移動。
 あれこれしゃべりながら、夜もふけ宴もたけなわになってきたところで、恒例の?突撃テレフォン、ツレ関係に片っ端から電話する。山口のO君、大阪のY君、上海のY君・・・等々へ夜遅くに迷惑コール。O君とはつながったがまだ仕事中だった。続いて東京のメンバーにコールすると、仕事帰りに飲んでたM君が出てくれた。状況を話すと「今からタクシーでそっち行くわ」ということで12:00AM前に合流。相変わらずのフットワークだ、素晴らしい~。
 ということで電話した皆さん、ホントにすみません。まったく反省してません・・・。
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仕事ができるタイプとは

2009年04月06日 | Weblog
私が思う、「一番仕事ができる人」っていうのは、
              
  ~毎朝、その日一番おっくうな仕事からサッと取り掛かることのできる人~

いつも心掛けているのだが。非常に難しい…
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全部メンチが悪い

2009年04月05日 | Weblog
 阪神タイガースは、京セラドーム大阪で行われたヤクルトとの開幕3連戦、1勝2敗の負け越し。2戦目の能見先発は嬉しかったが、逆に言えば開幕カードの2試合目に能見をもってこなければならないほど、投手陣の台所が苦しいということか。
 それにしてもメンチだ。1試合目4タコ、2試合目4タコ、3試合目3タコの後代打と、11打数で未だ快音なし。チャンスでもバットはクルクル回るだけ。世界一野球の強いわが国にやって来て何が「助っ人」だ。真弓監督、はよ見切りや。フォードの二の舞はゴメリンコやで~。
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Oさんとの再会

2009年04月04日 | Weblog
 Oさんと5年ぶりに再会、銀座で飲む。私の仕事の関係で遅いスタートとなったが、はじめに8丁目界隈の隠れ家的な某有名シェフのスパニッシュフレンチに連れて行ってもらった。この店が抜群に美味かった!ファッション、料理、建築・不動産、教育、お互い書いているエッセイやブログの話、今どきの若者論(二人とも後厄、オッサンポジションの目線で…)、と話題は尽きない。
 アッという間に12:00AM過ぎ。「もう一軒、ダンヒルのバーに行こう」とOさん。ダンヒル??一瞬ブティックとバーが結び付かず、意味が分からなかった。きくと一昨年末、2丁目にオープンした「アルフレッド・ダンヒル銀座本店」は、英国のダンヒル本部より、彼がトータル・プロデュースを請け負い、ブティック内にバーや、老舗のクリーニングショップ、バーバー、あえて他のセレクトショップなどを入れて、複合商業施設としたらしい。この形態をとっているのは本拠地ロンドンの他、東京、上海の三大都市だけとのこと。
 表通りからは普通のブランドショップにしか見えない。真夜中なのでもちろんブティックは閉店しているのだが、中へ入って階段を上がると、バー・スペースがある。不思議な空間だ。
 バーは午前中から営業していて、客は、買い物ついでやグルーミングの待ち時間を利用して少し飲んだり、ランチを食べたり、夜は大人のサロンとして利用したりしているそうだ。また新しい服を買うのと同時に愛用の服をメンテ(クリーニング)することもできる。各施設が多目的にからみあって、狙いどおり大人のための時間消費型の「場」が形成されている。最後飲んだシーバス・リーガルのブレンドなみに、テナントのブレンドが絶妙である。
 一見、かみ合わないように思われる施設を集約し、斬新なコンセプト・メイクならびに空間演出をする。それをクライアントの要望に応え、必ず成しえるところが「戦略家」Oさんの真骨頂なのである。
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「ロックの殿堂」を初めて訪れる

2009年04月03日 | Weblog
 朝、宿泊先のホテル近くの日比谷公園までウォーキング。早朝はまだまだ肌寒いが、東京のオフィス街のど真ん中を歩くというのも気持ちがいい。さすがにこの辺りは「住人」はほとんどいないようで、ランニングやウォーキングをしている人は少ない。公園の中に「ロックの殿堂・日比谷野外音楽堂(野音)」がある。門扉が閉まっていたので中には入れず、隙間から場内を覗いただけだが、独特の雰囲気を感じる。耳を澄ますとキャロル解散ライブでの永ちゃんの「ファンキー・モンキー・ベイビー」が聴こえてくるようだ(ウソです)。
 7:00AMホテルへの戻り道、日本ビジネスマンの象徴「新橋のサラリーマン」たちがパラパラと出勤してくる。今日も日本経済が動き始める。
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新業態・立ち食い寿司

2009年04月02日 | Weblog
東京にて。昼食の時間があまりとれず仕事場からすぐ近くにある立ち食い寿司『魚がし日本一』へ行ってみた。以前はなかった店で、板さんに聞くと「新業態で今東京に店舗増やしていってるんです」とのこと。ランチメニューを注文する。カウンターにきちんと笹の葉を敷いて、その上に卵焼き・にぎり寿司7貫・巻き物が並べられる。それに赤出汁が付いて580円、安い。看板に「築地市場卸直送」と入れているだけあってネタは新鮮、くら寿司やあきんど寿司よりは美味い。客はひっきりなしにやってくるが、立ち食いということで、パッパッと口に放り込んで、それこそ5分かからずに食べ終わって店を出る人もいる。
客の回転が早いという意味で、これも「回転寿司」なのである。
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スピーチで機械に頼る男がいるんですよぉ。な~に~!?やっちまったなあ!

2009年04月01日 | Weblog
 麻生太郎首相が31日の記者会見で、「プロンプター」を使用したことが話題になっている。「プロンプター」は会見用の原稿を演題の左右に設置した透明なガラスに表示する原稿映写装置である。これを使うと、視線を卓上の原稿に落とすことなく、前方を向いたまま原稿を読むことができる。オバマ大統領もこの装置を使ってスピーチを行ってたことが判明し、一部のメディアでこれを批判する記事が掲載されていた。この日、われらが宰相は記者団を見渡しながら、漢字の誤読もなく無難に会見をこなした(パチパチ)。
 私はこれまで仕事の関係で「プロンプター」を使用するシーンに出会ったことはない。ビジネスの世界では説明やプレゼンテーションには「パワーポイント」を用いることが多い。確かに、パワポがあれば人前で1時間以上話すのも苦にならない。随分助けられている。ただしその分仕事で、資料等抜きで話のみ、みたいな場はあまり経験することがない。「なんもなしで1時間人前で話してみろ」と言われると、相当周到に準備しないとやれる自信がない。
 「プロンプター」にせよ「パワーポイント」にせよ、こういうシロモノに頼っていると、「地シャベリ力」(←んなコトバないけど)は意外と鍛えられないのだ。ある意味ハイテク?機器の功罪である。
 麻生もオバマも、「本番、プロンプターの機械トラブルにより演壇で立ち往生。そしてその映像が世界中継」なんてことのないように祈る。
 男は黙って「しゃべくり一本」!
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