物部の森

日常感じたこと、趣味のこと、仕事のこと・・・等々
日記風に書いてます。

椎茸栽培キット

2011年02月28日 | Weblog
 嫁が生協で椎茸栽培キットを購入し、二男と家の中で育てている。
 さすが出来合いのキット、簡単に栽培できる。菌を植えた原木を湿らせて、ビニール袋入れて、湿度の高い状態にする。数日で、びっくりするくらい椎茸が生えている。これをハサミで切って「収穫」する。その後も何回か生えてくるらしい。上手くやると、半年間以上何度も「再生産」させることもできるとか。二男は自分が育てた椎茸を母親が料理してくれるので大喜び。食も進む。私も気になって、栽培されている椎茸の様子をちょくちょくチェックする。
 「晩年は田舎に移住して、農作物を育てながら自給自足ライフ!」なんて発想はさらさらない根っからの下町人間だが、そういう生活をしている人たちの気持ちが、ほんの少し分るような気がする。
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IT断捨離

2011年02月27日 | Weblog
 スマートフォンにしたり、パソコンを買い換えたり、地デジ対応したりと、ここんとこ家庭のIT・メディア環境が激変している。本日日曜日は、それらのセットアップを一日中やっていた。そうして機器や付属品をいじりながら、改めて自分の部屋には、もう今は使わなくなった、そして今後も使わないであろう、IT関連のモノが非常に多く残っていることに気付く。
  ・MDウォークマン(ネットから曲をダウンロードできるという買った当時は最新機器)
  ・MDディスク数十枚
  ・外付けDVDドライブ(今なら標準装備なのに10年前くらいはわざわざ外付けしてた)
  ・以前の携帯電話の本体および周辺機器
  ・マニュアル類
  ・各種CD‐ROM(セットアップ用、付属ソフトなど)
  ・よく分からないケーブル類
 むちゃくちゃあるやんかぁ…。問答無用でガサっ!と捨てる。その量、ポリ袋一杯。
 嗚呼、捨てるってこんなに気持ち良い。
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地デジ対応完了

2011年02月26日 | Weblog
 もともとTVはほとんど見ないので、これまで地デジ対応についてはおざなりにしてきた。昨年末くらいから家族にせっつかれて、このたびやっと取り掛かる(と言っても嫁さんが手配してくれたのだが)。非常に恥ずかしながら、地上波とかデジタルとか、BSやCSなど、実はほとんど分かっていない。大前提として、家にあるブラウン管TVは3台とも調子良く動いている。それを買い換えるようなもったいないことはしたくない。ネットはNTT西の「フレッツ光プレミアム」に加入している。基本的なIT環境が変わるのは嫌なので、そのままNTT西の「フレッツ光ネクスト」というプランを申し込む。
 今までのTVで地デジを見るためには、専用のチューナーがいるらしく、近所のコジマ電機で3台ゲットし、土曜日の工事に備える。夕方くらいに業者が来る。早速、家のアンテナ線をチェックすると、「この線では映らない可能性がある」と言われた。築30年、壁に仕込んである線や周辺機器が相当古いらしい。結局、家の中を這わせる形でアンテナ線の工事を急遽行うことになった。4万円くらいかかるそうだが、仕方がない。NTTの指定工事業者なので、変なこと言ってるわけではないだろう。4時半くらいから作業を始めて3時間、7時半くらいまでかかる。室内露出だが、壁や天井の隅に沿って目立たないように配線してくれたので、見た目はほとんど気にならない。
 工事完了後、3台のTVを試聴してみる。やっぱり綺麗やなあ。映像に関しては、家族全員それほどこだわらないので、前より綺麗になったというレベルで十分満足。
 やっと懸案の地デジ対応完了。「気ニナリ案件」がこれで一つ片付いた。
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言葉選びの難しさ

2011年02月25日 | Weblog
 次年度計画策定については、職場の若手メンバーが昨年12月くらいからずっと掛かりっきりで取り組んでくれて、先頃ようやく本社へ提出完了。私も節目節目の打ち合わせにはずっと参加していたが、相変わらず相当の時間を要した。いつも「言葉って難しいよなあ」と思ってしまう。
 まず、中心となる「理念・ビジョン」を定める際に、「市場」「お客さま」といった客体を中心に表現するのか、「われわれ」主体側の目線で表すのかで喧々諤々。市場分析をしながら地域特性をいかに浮き立たせるかに苦慮したり。各ラインの活動計画を盛り込みながら、資料の枚数や字数制限の中で戦略を表現すると、文言が抽象化しすぎて、結局「普通のこと言うてる」みたいになったり。最終段階では、言い回し、選んでいる語句一つひとつが適切か、全員で見直したり。「方針」か「活動項目」か。「検討」か「実施」か。動詞で締めくくるのか体言止めか。
 言葉を慎重に選ばないと、受け手側に喚起されるイメージが異なってしまう。イメージが異なると、方向も行動も違ってくる。
 結局、最後は日本語勝負なのである。
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北新地「かこい山」

2011年02月24日 | Weblog
 Y君があるプロジェクトで所属の表彰を受け、金一封をもらった。そのプロジェクトにはM君と私が絡んでいたので、「報奨金は2人にも還元します。3人で美味いモン食べに行きましょう」と誘いを受ける。そういうことなら遠慮なく、ということで、北新地の「かこい山」へ。
 私は初めて連れて行ってもらったのだが、鳥鍋で有名な店である。Y君はかつての上司がここの店のファンで、何回か来たことがあるらしい。鍋はコラーゲンたっぷりの濃厚な出汁。具材は鳥肉を中心に野菜がたっぷり。出汁そのものにはそれほど味が付いてないので、食べるときは少しポン酢と一味を加える。美味いなあ。その間にも一品料理がいくつか運ばれてくる。鍋を炊いているうちに出汁が減ってくると、大将が追加で持ってきてくれるのだが、液体ではなくてコラーゲンでゼラチン状になったソフトボール大の塊。それをドボッという感じで入れる。なかなか圧巻である。最後は麺とキムチを入れて、キムチラーメンで仕上げ。かなり満腹になる。
 勘定は当然ソコソコの金額になるので、足らずまいは3人で割り勘。
 それにしても、ちゃんと仕事で成果をあげて、いただいた報奨でパア~ッと食べに行くというのは大変気分が良い。Y君、ご馳走さん。
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【書籍】異端者の快楽

2011年02月23日 | Weblog
 『異端者の快楽』(見城徹著、大田出版)を読む。

 幻冬舎創始者で社長である筆者の自伝的エッセイ&対談集。
 角川書店の取締役を辞任し、幻冬舎を設立したときは100人が100人失敗すると言われていたが、出版不況の世の中で、見事十数年で大手出版社と肩を並べるくらいにまで成長させた。そこには筆者の「圧倒的な努力」が存在し、それが「岩をも通してきた」のだと言う。
 「圧倒的な努力」、「常にリスクをとる」、「ひりつくような思い」、「薄氷を踏み続ける」、「作家と関係を切り結ぶ」など、この人らしい熱い言葉が随所に出てくる。
 述べられていることは、前著『編集者という病』とそれほど変わらない印象だが、さすが本作りのプロ、今回は構成が独特である。
 最近書いたエッセイに始まり、自身へのインタビュー、中上健次や石原慎太郎との対談、そうしてまた自身へのインタビューに戻り、そうして最後は、若い頃に書いたエッセイを再掲し、締めくくられる。読者が単調にならないように工夫されている。読み始めて一気に読了。
 それにしてもこの人、常に不安定でチャレンジングな状況に置かれていないと気がすまない性格なのだろう。ある意味、マゾなのだ。
 振幅の少ない日常生活を送っている自分にとって、渇を入れられるような気持ちになる。
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OSAKA大健闘

2011年02月22日 | Weblog
 英誌エコノミストの調査部門エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)がまとめた世界で最も住みやすい都市ランキング。世界の140都市を対象に、治安状況や医療サービス、文化、環境、教育などの30項目を基に「住みやすさ」を数値化。ベスト10は以下のとおり。

  1.バンクーバー(カナダ)
  2.メルボルン(オーストラリア)
  3.ウィーン(オーストリア)
  4.トロント(カナダ)
  5.カルガリー(カナダ)
  6.ヘルシンキ(フィンランド)
  7.シドニー(オーストラリア)
  8.パース(オーストラリア)
  9.アデレード(オーストラリア)
  10.オークランド(ニュージーランド)

 どこも行ったことがない…orz
 しかし、英国人はオーストラリア好きやね。イギリスからみると位置的には地球の裏側になるので、どうしても「最果ての楽園」みたいなイメージを持ってるからなあ。
 アジアの最高位は、なんと大阪の12位!で、東京は18位。香港が31位、北京が72位だとか。
 こんなランキングなんて、モノサシの当て方で、どうにでもなるようなものだが、なんか嬉しい。

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パソコン買い替え

2011年02月21日 | Weblog
 これまで使っていた富士通FMVは、かれこれ5~6年前のモデルなので、最近のアプリケーションがスムーズに動かない。ハードの推奨スペックが合わないところを、構わずインストールすると、動作が極端に遅くなったりする。
 そこで買い替えを決意。あまり予備知識を持たず、天王寺のソフマップへ。色々と見たが、ASUS社の「A52Nシリーズ」というのが安かった。主要スペックは、
 ・OS:Windows 7
 ・CPU:AMD Phenom II トリプルコア・プロセッサ N830
 ・CPU動作周波数:2.1GHz
 ・表準実装メモリー容量:4GB
 ・画面サイズ:15.6インチワイド
 ・HDD容量:約500GB
で、値段は49800円。国産メーカーなら軽く倍以上の値段がする。ASUS社というのは台湾のメーカーらしい。初めて聞いた名前だが、パソコメーカーなんて今やアセンブル中心なので、あまり故障のことなんかは気にならず、即決。
 しかし何が大変かというと、家でのセットアップである。行ったことをザッと列記すると、
 ・通信設定
 ・MicroSoft Office(エクセル・ワード・パワーポイント)インストール
 ・メール設定(Win7にはOutlook Expressがないので、Windows Liveメールを設定。アドレス帳など旧データの移行に苦労する)
 ・プリンタ設定(購入したときに付いてたCD-ROMはWin7に対応していないので、Cannonのサイトから新しいソフトとドライバをインストール)
 ・旧パソコンのからマイドキュメントに保管しているファイルを移行
 ・同じく「お気に入り」も移行
 ・iTunesインストール
 ・その他いくつかアプリケーションのインストール
 軽く半日かかる。しかもWin7のデスクトップや機能はWinXPと相当変わってるし、インターネット・エクスプローラも最新の分はずいぶん使い勝手が違う。以前のは自宅と会社が一緒なのでやりやすかったのだが。ユーザーにまったく優しくない。完全にプロダクトアウトの考え方である。
 あと、面倒くさいのが、[単語/用例の登録]。相当登録してたからなあ。顔マークなんてすべて「かお」で変換できるようにしていた。ま、これは使うたびにボチボチ登録していきますか。
 何とか最低限のところまでこぎ着けて、いったんは終了。動作は早くなったので気持ちは良いのは確か。新しいIT環境、気持ちも新たにやっていくか。
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新兵器・アームポーチ

2011年02月20日 | Weblog
 ウォーキングやランニングのときにiPhoneをポケットに入れていると重くてRunKeeperが使いにくい。そこでスポタカでナイキのiPhone用のアームポーチを購入。これを二の腕に巻いて使用。これならも邪魔にならず快適である。早速嬉しがって、午前中は5kmほどラン&ウォーク。走るのと歩くのを交互に行う。ちょうど距離も半分ずつくらいか。長居競技場まで行って、外周は走らずに、そのまま引き返して帰ってくる。まだちょっと膝が痛いな。大阪マラソンも距離の短い方を申し込んだし、念のため一度医者に診てもらうか。
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お疲れさま&中間決起会

2011年02月19日 | Weblog
 金曜日、会社帰りに職場の有志で一杯飲み。1月からチームメンバーが減員になり、かつ次年度計画策定など、色々と業務が錯綜し、みな忙しい日々が続いている。そこで、軽く「お疲れさま&中間決起会」ということで、T君から前日夕方急きょメールが流れてきた。現在、全社のイベントを本町で開催中なので、夕方はそちらを見学し、ノーリターンの人も結構いたが、私を含め6名が参加。
 場所は最近できた(らしい)、堺駅から徒歩1分ほどの居酒屋。駅と事務所ビルの通勤導線から少し外れており、私は気付いてなかった。宮崎地鶏のノボリが店の前に立っているが、鶏に限らず、ホルモン鍋(写真)や、普通の居酒屋メニューも色々とある。味も悪くない。
 集まったタイミングが業務多忙の折ということで、仕事の話題が中心となるかと思いきや、自分はこんな変わった食材(ゲテモノ?)を食べたことがある、みたいな話で盛り上がる。昆虫とか蛇とか(オエ~ッ)。私はそういうのは苦手なので、けっこう驚かされることばかり。
 そんなこんなで3時間ほどのワイガヤ。かなり食べたような気がしたが、6人で18000円、かなり安い。店の「新規開拓」も上手くいったところで、年度末まで無事“走って”いきたい。
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回文

2011年02月18日 | Weblog
X君からメールが転送されてきた。
これら全部、回文らしい。
 ・来てもよい頃だろ、来いよモテ期
 ・ロリコン外科医いい加減懲りろ
 ・世の中ね、顔かお金かなのよ
 ・世界を崩したいなら、泣いた雫を活かせ
よ~できとんなあ(感心)。
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【書籍】徒然草

2011年02月17日 | Weblog
 『徒然草』(吉田兼好著、川瀬一馬現代語訳、講談社文庫)を読む。

 長~い年月を経て、この度やっと読了。
 上・下巻合わせて、全243話。現代社会にも通ずる教訓あり、吉田兼好独自の世を拗ねた視点あり、本当にあったのかと思うような不気味な話など、バラエティに富んでいる。一話一話の文章量も、数ページに渡るものもあれば、わずか1~2行のものもあり、あまり脈絡がない。本当に好き勝手に書いてる感じがする。
 個人のブログで、タイトルが「○○徒然草」とか、筆者が「徒然なるままに書いてます」とコメントしているようなのをちょくちょく目にする。
 なるほど、そういう意味では徒然草は日本人のブログの源流なのかもしれない。
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【書籍】エコラム

2011年02月16日 | Weblog
 『エコラム』(リリー・フランキー著、マガジンハウス)を読む。

 雑誌「ポパイ」に掲載された「SEARCH & DESTROY Lily Frankyの土足御免」の5年分を加筆修正のうえ再構成した、全108編のエッセイ。
 私なりに分類すると、
   ・超くだらない(←ほめ言葉):3割
   ・けっこうくだらない:2割
   ・そこそこくだらない:2割
   ・少しくだらない:2割
   ・くだらないが、温かく鋭い:1割弱
   ・温かく鋭い:ほんの一部
という割合になる(MECEになっとらん・・・)
 彼のポテンシャルの“ほんの一部”の「温かく鋭い視点」が『東京タワー オカンとボクと、ときどきオトン』といった素晴らしい小説を書かせるのだ。
 甘美なリリーの世界にどっぷりと浸れる504ページ。
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「おら鴨」にてソーシャルメディアについてトーク

2011年02月15日 | Weblog
 K先輩、S先輩とミナミで会食。年始にSさんから「特命業務」として頼まれていた仕事が無事完遂、「お礼に一席設けるわ」ということで実現した。
 場所は法善寺近くの鴨料理「おら鴨」。鴨料理専門の店というのは初めてである。コースは、塩バター焼き、刺身(写真)、炭火焼、最後は鍋とすべて鴨づくし。飲み物もビールから始まって、すぐにワインへ。鴨肉と赤ワインってのはよく合うなあ。
 おしゃべり大好き三人組、話題は次々に移り変わりながら、大いに盛り上がる。途中、ネットや次世代のメディアに関しては、結構マジメに話し込む。お二人とも広報部門の管理者なので、特にソーシャルメディアや、それを活用してユーザーとどういったコミュニケーションをとるべきかについては、課題意識を持っているとのこと。私もほんの少し、ソーシャルメディアに首を突っ込んでいるので、乏しい知識ながら色々と持論を述べさせてもらった。
 で結局、宴席だけでは時間が足らず、後日もう一度本格的に議論をしようという話になる。
 なかなか面白い展開になってきたゾ。To Be Continued.
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【DVD】紳竜の研究

2011年02月14日 | Weblog
 吉本総合芸能学院生(NGK)29期生のために、紳助が行った特別授業を完全収録。
 わがコーチHさんに、「プロフェッショナル~仕事の流儀」のある回のDVDを焼いてほしいと頼んでいたら、その“オマケ映像”としてこちらも郵送してくれた。せっかくなので見てみたらこれが凄い。紳助が、自分がどれだけ芸能界で戦略的に生きてきたかを詳細に述べている。
 本人曰く、「全く努力したことがない」、「本は全く読まない。映画も年1~2本くらいしか見ない」、「TV番組で司会進行するときも事前に台本は全く読まない」。それは謙遜や偽悪的に言ってるのではなく本当であろう。ただとにかく研究熱心。「芸能界入りたての頃は、B&Bや海原千里万里の漫才などを、すべて聞きながら紙に書き写し、自分で漫才の教科書を創った」。漫才師、タレント、司会者、商売人、どんな分野でも成功者を詳しく見ていたら、オリジナルな成功の方程式を導き出せるという。「自分のできることをX、世の中の流れをYとして、XとYを徹底的に研究する。そうしてYにXを合わせていくんや」。
 したがって彼はどんな世界においても成功する自信があるという。たまたま芸人で成功したが、自分自身は一人だし、過去に戻って違うことをすることはできない。それで、自分が考えていることは常に正しい、違う道でも成功したはず、ということを確認するために、歌手や飲食店のプロデュースをしているらしい。
 最後はM-1での戦い方を伝授する。TV芸と舞台芸の違い、3分間で勝負するためのネタの作り方、舞台衣装なども含めたインパクトの出し方など、自分がどのように紳助竜介の漫才を作ってきたかということも含め、余すところ無く述べる。
 「この授業を君たち(受講者)にするのは全然かめへんねん。君たちは(ライバルとして)恐ないから(笑)。ビデオにして他の芸能人に見られるのは嫌なんや。オレのノウハウ知られるから。まあ、あと何年かしたら辞めるからええけど」。芸人・芸能人向けというより一般人が見ても参考になるところだらけの非常に中身の濃い1時間半。たまたま目的のDVDとは違うオマケとしてもらったものだが、何度も見ている。やはり芸能界のトップに君臨する人は違う。島田紳助、言い尽くされた表現であるが、やはり怪物である。
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