物部の森

日常感じたこと、趣味のこと、仕事のこと・・・等々
日記風に書いてます。

長男の誕生日にて

2008年11月30日 | Weblog
 11月29日は長男の10歳の誕生日!「焼肉が食べたい。」ということで、家族4人で白雲台へ行った後、サフランのバースデー・ケーキで簡単なお祝いパーティ。欲しがっていたデュエル・マスターズのカードを数日前に購入しておいて、プレゼントとして渡す(結構安上がりだった・・・笑)。
 もう生まれて10年かぁ!?早かったような短かったような。まだまだこれから充実した楽しい人生を送ってもらいたい。

 今日30日で、日本の高度経済成長のシンボルであった「夢の超特急」O系新幹線が、44年間の歴史に幕を下ろした。それに象徴されるように、これからの日本は、モノを大量に生産しそれを大量に消費するような経済モデルが、ますますフィットしにくくなってくるだろう。これから子供が生きて行く社会は、すべて今の大人がつくったものを引き継ぐことになる。我々ニッポンの大人の知的努力の方向性は、動的エネルギーは少なくなってはいるが、そのかわり「ほっこりと暮らしやすい」老成した国としてのロールモデルを子供たちに示すことだと思う。
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ジャコ・パストリアス『THE CHIKEN』

2008年11月29日 | Weblog

 先日、「RUGTIME」へ行った時に、ファースト・ステージのオープニングの曲のタイトルがどうしても思い出せなかった。ジャズやフュージョン系のセッションでは、わりとよく耳にするジャコ・パストリアスの曲なんだけれど。

 家へ帰って、何という曲だったか、ブートも含めて30枚くらい持っているジャコのアルバムを引っ張り出し、ジャケット裏面の曲名リストを見て、思い出した。『THE CHIKEN』だ。あちこちで演奏しているジャコのライブの名曲である。

 「あ~、胸のつかえが取れたぁ!」とホッとして、「何か、ネット上に面白そうな音源ないかな?」と「JACO PASTORIUS CHIKEN」と入力しググってみる。すると、アマかプロかは分からないが、ベースをやっていると思しき人の個人ブログで、この曲のことについて記事投稿していた。それによると『THE CHIKEN』ジャコのオリジナルではなく、「ジェームズ・ブラウン・バンド」にいたサックス奏者ピー・ウィー・エリスの曲だそうだ。(え!?今まで知らんかった・・・)このブロガーも、ずっとジャコの作曲だと思っていたらしく、YOU TUBEの映像(1982年のオーレックス・ジャズ・フェスティバルのTV中継、こんなん投稿してくれる奇特な人がいるんやなぁ)で、たまたま作曲者のテロップを見て、びっくりしたと述べている。同じ思いだった人がネット上にいた、というのが面白い。

 

Jaco Pastorius - Soul Intro/The Chicken

 

 素晴らしい曲だなと思うと同時に、オリジナルを凌駕し、完全に自分のものにしてしまっているジャコのプレイヤー&アレンジャーとしての能力に改めて敬意を表する次第である。

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“敵さん”の見事なプロモーション <2号基>

2008年11月28日 | Weblog
   1位  エスコヤマの小山ロール
   2位  サフランのカスタード
   3位  りくろーおじさんのチーズケーキ

 私がこれまで食べたスイーツのベスト3である。小山ロールは予約して受け取れるまでに2ヶ月かかるとか。次に食べられるのはいつなんだろう?
 わがライバル会社の最新のCMでは、エスコヤマのオーナーシェフであるコヤマススム氏が、「お菓子を作るには微妙な温度加減ができるIHが最適」と電磁調理器をPRしている。カスタードクリームの調理の様子が流れるが、確かに絶妙な映像である。
 ガスに比べて“強火”を強調しにくい分、“繊細さ”が命のパティシエという切り口できたか。しかもよりによって小山ロールかよ!?もう一生食べんぞ!


 いや食べたい・・・。
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体調悪りぃ~、が、それでも遊ぶ!

2008年11月27日 | Weblog

 先週末3連休の後半から風邪気味か、喉の調子があまり良くない。

 そんな中、休み明け火曜日は、大阪市大で採用セミナー。会社PRのため30分程度のプレゼンテーションを4回行う。そこで声が出にくくなる。

 その後、中学のOBメンバー、I先輩(会社の先輩である)、同級生N君、後輩のY君(弟のマブダチでもある)と3人のラガーマンたちと飲む。一軒めは「肴屋」で、そこから「ボーダー」へなだれ込む。帰ったら1:30AM。声がほとんど出なくなる。

 翌水曜日、喉がつぶれてしまっているのと二日酔いで、かなりきつい。夜はデートの予定が入っていたので、「こんな声で悪いかなぁ?」と思いつつ、ミナミのジャズ・バー「RUG TIME」へ。ギター、ベース、ドラムの3ピースに黒人のお姉ちゃんのボーカルという編成で、R&B系のライブをやっていた(上記写真)。入れ替えなしの3ステージ制だったのだが、結局すべて見てしまった。

 で、本日木曜日、ほぼ復調している。しんどい時ほど、あえてアクティブに動くことで体調を改善させていくのである。

 「デッドボールで受けた怪我は、試合に出ながら治していく、その方が治りが早い。」衣笠祥雄の言葉を思い出す。

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【書籍】 <旭山動物園>革命

2008年11月26日 | Weblog
『<旭山動物園>革命』(小菅正夫著、角川oneテーマ21)を読む

 全国で一番有名な?動物園、旭山動物園の園長である著者が、来場客の低迷に悩む同施設を復活させた経緯を詳細に紹介している。
 なぜ旭山動物園はこれほど人気があるのか、という問いに対しては、「見せ方を工夫したから」と答えている。つまりその動物にとって、もっとも特徴的な能力を発揮できる環境を整えたことによるらしい。
 動物の姿形で分類して、おもに檻に入れて展示するという展示方法を「形態展示」、動物の生息環境を園内に最大限再現して展示する方法を「生態的展示」と呼ぶ。従来の動物園はこのどちらか、あるいはミックスした形で展示していた。小菅園長は、“それぞれの動物の持つもっとも特徴的な動きを見せる”展示の仕方を「行動展示」と名付け、旭山動物園は「行動展示」により動物を見てもらえるようにしたのである。
 従来のやり方を根本的に変えて大成功へと導く、ビジネスにおける「変革」の好事例と言えよう。経営学でも同動物園のケースを取り上げている意味がよく分かった。
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“敵さん”の見事なプロモーション

2008年11月25日 | Weblog
 (ほぼ)毎朝聴いているABCラジオ「おはようパーソナリティ道上洋三」のアシスタント“エミちゃん”こと秋吉英美嬢の、アシスタント10周年を記念して発売された料理本、『アシスタント秋吉英美のらららクッキング』が爆発的に売れている。先日も放送で「販売部数が6万部に迫る!10万部も夢じゃない!」とか言っていた。関西ローカルのラジオ番組の企画なので、おそらく売れてるエリアもほぼ関西圏に限られるだろう。そういった中でこの部数は驚異的な数字である。
 表紙の写真を見ても分かる通り、本書の中で料理器具はIHを使っている。月~金の番組生放送はコーナーごとにスポンサーが分かれており、7時台の半分くらいはKEと大手家電P社がスポンサーになっていて、CMでもオール電化やIHを盛んに宣伝する。おそらくスポンサーとのタイアップで、調理器具はIHに決まったのだろう。
 リスナーの中心は主婦層なので、いきおい本書の購買層もそこに重なってくる。読者には「簡単クッキング」を切り口に、IH(ひいてはオール電化)のPRがなされることになる。しかも道上さんもエミちゃんも、放送の中で本書を宣伝する時、合わせて調理器具のことも結構いいふうにしゃべるし・・・。今の世の中、ラジオというのはマイナーな媒体だが、人気番組は親派(=ヘビーリスナー)が多く存在する。本書の企画にスポンサーが上手く便乗した形で、何万人もの読者に対し、相当“深いプロモーション”になるだろう。悔しいが、あちらさんにとっては非常にウマい仕組みである。番組親派の一人ということもあり、逆にその反動でか、当社社員として個人的にはこれまでで一番危機感を抱いている。。。
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「PLAYBOY」廃刊

2008年11月24日 | Weblog
 日本版「月刊PLAYBOY」がとうとう廃刊になる。もともと、毎月定期購読というほどではなく、特集が面白そうな時、年に2~3回買うレベルだったが、物心付いた頃から存在していた老舗の雑誌がなくなってしまうのは寂しい。
 1975年の創刊号は爆発的に売れて、たった3時間で日本全国の書店の店頭から姿を消した。当初の売れた要因はもちろん外国人のヌードグラビア。確かに「PLAYBOY」というと金髪美女の裸の代名詞みたいなイメージがある。しかしながら、時事ネタや、著名人へのインタビュー記事、アメリカ文化の紹介など、実は、硬派なページのクオリティが相当高い。近年はJAZZやROCK、アート関係の特集が多く、その時は必ず買っていた。
 この年になると、書店でレジへ持っていくのは全く平気だが、若い頃は少し抵抗があったのも事実。今でも若い人たちはそうじゃないかな?AVやネットのアダルトサイトなんぞがはびこっているこのご時世、プレイメイトの中途半端なヌードは返って卑俗な感じがして、買うのに二の足を踏ませてしまうのではないか。そんなものは、他の雑誌や媒体に任せ、思い切って社会派かつ硬派な中身だけで勝負すべく、方向転換した方が良かったのでは?それでも十分戦えるだけのコンテンツを持った雑誌であると思う。
 発刊当時は「PLAYBOY」のコアコンピタンスであった金髪ヌードが、時の流れとともに若い世代に対しマーケティング上障壁となっていってしまったのではないか、個人的にはそう感じてならない。



※「最終前号」と銘打った12月号、めちゃくちゃ面白かった。「永久保存版」である。
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J2リーグ「セレッソ大阪 vs 湘南ベルマーレ」

2008年11月23日 | Weblog
 日曜日、長居スタジアムへ、息子たちとJ2リーグを見にいく。カードは第43節「セレッソ大阪vs湘南ベルマーレ」。前節までの順位は、セレッソが6位、ベルマーレが4位、どちらもJ1昇格がかかっているが、特にセレッソは今日を含めて残り3試合全勝して、なおかつ上位チームの結果次第という非常に苦しい立場にいる。しかも先日、長年セレッソを支えてきた森島の引退会見があり、それ以来初のホームゲームということもあってか、試合前からスタンドは気合入りまくり。
 試合は、セレッソが前半5分に先制を許すが、持ち前の攻撃力を生かし多くのチャンスを作る。同31分、酒本のFKがゴール右隅に決まり、同点に追い付く。そして後半開始早々、“平成生まれの日本代表”香川がドリブル突破から左足を振り抜くと、これがゴールネットに突き刺さり、逆転に成功、そのまま2対1で勝利する。
 それにしても香川の動きはキレがある。「チーム唯一のA代表だから」という先入観があるからそう見えるのかなあ。でも私のようなサッカー音痴がスタンドから見てても、「上手い」と感じるプレーが随所にあった。
 これで今節終了時点での順位と勝ち点は以下の通り。セレッソは4位に浮上。

  1位 サンフレッチェ広島 94(優勝、昇格確定)
  2位 モンテディオ山形  72
  3位 ベガルタ仙台     67
  4位 セレッソ大阪     63

 残り2試合、サンフレチェ、モンテディオには届かないが、ベガルタは射程圏内である。最終節はモリシが「ベンチ入り」するとのこと。奇跡のJ1昇格へあと少しだ!
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久々のゴルフコンペ

2008年11月22日 | Weblog
 今日土曜日は、西宮高原ゴルフ倶楽部にて会社関係のゴルフコンペ。副社長が主催で、本社部門の部長・マネジャー級の人たち6組24名参加。会の名称はCSR関係の所属部門が多いということで『CSR会』。
 人事部は参加者が少なかったので、暇そうな?私がメンバーに誘われた。当然年次は参加者の中で一番下、偉い人ばかりのコンペということで、朝から結構緊張していた。しかもゴルフは、前回5月1日の部のコンペ以来、半年以上、クラブも握っていない。打ちっぱなしに行くのも面倒で、いつも通り「ぶっつけ本番」で臨んだ。同組のメンバー3人は初めて回る人ばかりだったが、皆さん気さくに接して下さり、また天候にも恵まれ、スコアは自分としてはまずまず。順位も24人中9位だった(中途半端で飛び賞もなし)。
 「会の名前が『CSR会』なので、CSR・コンプライアンスに注意して競技して下さい(笑)」と幹事からお達しアリ。もちろん品行方正に。
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存在の証明

2008年11月21日 | Weblog
 会社の自分の机の引き出しやサイドロッカーがLPOファイルで溢れかえってきたので、まとめて整理した。整理といっても要らないファイルをひたすら廃却するだけ。重要文書や個人情報関係はシュレッダー、それ以外は分別収集のゴミ箱へ放り込んでいく。ここ1年間ほとんど見ていなかったり、原紙はきちんと別の場所へ保管してあるので、手元に置いておく必要のない書類だったり。
 改めて目を通すと1~2年でも相当の資料を作ってきたものだ。全社発信用で内容や表現に非常に気を遣ったものや、上司と何回もやりとりして時間を費やしたものなど、それぞれ作成した時の状況や苦労を思い出す。ただそれも廃却してしまえばそれでお終い。たとえ保管場所へ移してあるものも数年すればまた整理・廃却されていく運命にある。
 そうやって考えれば事務系の仕事って結構空しい。よくゼネコンの社員が「われわれは地図に残る仕事をやっている。」という表現をするが、事務系ではそういう類のものがほとんどない。これまで自分のやってきた仕事で会社の中で先々まで記録や記憶が残っていくものって残念ながらほとんどないな。よほど企業の方向性や業績に貢献したものでなければ、それらは無形のもので、悲しいかなほとんどが忘れ去られていく。
 やってきた仕事の記録として残っているのはMBOシートのデータくらいのものか。働いてきた証として、退職時に、その人のこれまでの毎年のMBOデータをすべてアプトプットし冊子にまとめプレゼントする、という企画はどうだろうか。いらんか、そんなもん!?
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草サッカーを観ながら平和を願う

2008年11月20日 | Weblog
 水曜日は振休。午前中ずっと、溜まっていた新聞・雑誌・仕事関係の本をランダムに読みまくる。昼食後は少し昼寝。夕方は子供たちのサッカースクールなので、練習を見るために付いて行く(迷惑??)。
 先週末、私は仕事のため行けなかったのだが、同サッカースクール主催の定期大会があり、長男のチーム、二男のチームともに準優勝と好成績だった。そんなこともあり、冒頭からコーチは気合入りまくり。基礎トレもそこそこに、すぐに試合形式の実践的な練習を始めた。皆楽しそうやなあ~。

 先日、隣の小学校の児童の「刃物をちらつかせながら歩いているおっちゃんがいた。」という目撃情報で近隣がパニックになり、警察、学校の先生、PTAが総出で犯人を探していたところ、近所の植木屋のオッサンが「工具のハサミをたたみながら歩いていただけ。」ということが判明し、皆ホッとしたのだが、なんか昨今の世間の空気を反映させるような珍事である。
 また昨日、天王寺で起こった轢き逃げ事件の犯行車が、うちの家の徒歩1分くらいの、某大手企業の社宅の敷地に乗り捨てられていた、というのがニュースで取り上げられていた。こっちはまだ犯人は捕まっていないそうだ、怖い怖い。

 戸外に屈託のない子供たちの嬌声が響く安心な世の中であり続けてほしい、サッカーに興じるチビっ子たちを見ながら切に思う次第である。
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ブラントンを気軽に飲(や)る

2008年11月19日 | Weblog
 買い置きのシングル・モルト(タリスカー)がなくなってしまったので、会社帰りに心斎橋の「Bon repas」へ寄った。平日は23:00まで開いてるところが嬉しい。
 この店の洋酒(ワイン中心)、世界中のおつまみ(チーズがメイン)の品揃えは半端じゃない。商品を見てるだけで数時間くらい過ごせるんじゃないか!?
 しばらくずっとシングル・モルトを飲んでたので、今回はバーボンにしようとアメリカン・ウィスキーのコーナーへ。「ブッカーズ」と迷ったが、結局「ブラントン・ブラック」にした。度数も少し弱いし。
 その昔、ブラントンは私にとって“最高級の”バーボンであった。ショットで1,000円以下で飲めるバーはほとんどなかったな。それが今はボトルが3,600円で買える。ありがたい、ありがたい(^o^)。
 ちょうどいいタイミングで気温も下がってきた。写真も撮ったし早速お湯割りでもするか。
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サトマンさん講演録

2008年11月18日 | Weblog
 先週末は、元VWジャパン社長、元GMジャパン社長佐藤満氏をお迎えしての講演会&パネルディスカッション。後の質疑応答まで含めて約4時間、非常にパワフルな中身であった。たくさんメモを取ったが、その中で印象に残ったフレーズをいくつか(多数)。

●チャンスは貯金できない
●ノープレー・ノーエラー
●丁重にするだけですべてのモノが手に入る
●アイデアは苦しんだ者にのみ与えられる特権(考えて考えて考えて考え抜く)
●原因自分論
 ・言ってはいけない言葉は二つ
  「環境が悪い(景気の話をしてはいけない)」
  「他人が悪い」
 そうではなく、すべての責任は長の自分にあると考える
●KISS(Keep it simple and smart)
●一日24時間“も”ある
●情報100歩、計画10歩、実行1歩
●失敗した時は鏡を見よ、責任者はそこにいる
●端数管理の法則
 ・「1時から会議です」はダメ。皆遅れてくる。「12時57分30秒から会議です」
 ・「打ち合わせは30分程度です」はダメ。ダラダラ延びる。「打ち合わせは28分20秒です」
●お客さまをカスタマーからゲストレベルで扱う
 ・カスタマー:十把ひとからげ
 ・ゲスト:心のこもったおもてなし
●猛将に弱兵なし
●NATO
 ・(北大西洋条約機構ではなく)ノーアクション、トークオンリー
●成功の秘訣(シンプル、集中、スピードの3S)
●4割就任説
 ・その人が、当該ポジションに必要とされる能力要件に4割達していたら、思い切って抜擢する。
  そうすることによって人は伸びる。
●就任年齢若年化説
 ・後任は前任者より必ず若手にすること。そうすることによって人は伸びる。
●趣味は4つ持て(主にリタイア後の話として)
 ・屋内で一人でできる趣味(ex.読書、ピアノ)
 ・屋内で皆でできる趣味(ex.マージャン)
 ・屋外で一人でできる趣味(ex.ウォーキング)
 ・屋外で皆でできる趣味(ex.アウトドア、ゴルフ)

 言葉に対する感性が素晴らしい。
 もちろんすべて氏のオリジナルの言葉ではない。本を読んだり、人に聞いたりして、良いと思った言葉はすべて手帳に書きとめているそうだ。先日、その手帳の中の言葉を抜粋・編集して一冊の本にまとめて発売し、それがベストセラーになっている。感性の勝利と言える。
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ハード・ロック・カフェ

2008年11月17日 | Weblog
 研修センターでの仕事が昼一番にかかってしまい、午後遅めに一人でランチをとることになったので、久しぶりに近くにある「ハード・ロック・カフェ」へ。HRCへ行くのは今年になって初めて。もう11月やのに。
 大好物のハンバーガーを食べながら、店内で映っているミュージック・クリップを見ていた。WEEZERやRAMONES、ZZ TOPなど、結構好みの音楽がかかっている。
 で、食べ終わりかけの時に、突然、ミュージック・クリップの音が途絶え、店内に大音量でCOOL&THE GANGの「Celebration」が流れ始めた。どうやら客の中に今日誕生日の人がいたらしく、店のスタッフやその場に居合わせた客全員(もちろん私も含む)で、「Happy Birthday!」を叫ぶ。観光で来てるように思われるデブな東南アジア系のお姉ちゃんが嬉しそうに「Thank You!」とか言ってた。なんやねん、このテンションは!?昼の1時半やで。まあこういうノリがこの店の特徴なんやけど・・・。そそくさと仕事へ戻った。
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【書籍】ウケる技術

2008年11月16日 | Weblog
『ウケる技術』(小林昌平他著、新潮社)を読む。

   戦略1.ガイジン化すること
   戦略2.逆境でねばり強いこと
   戦略3.神の視点で見ること
   戦略4.逆をねらうこと
   戦略5.チューニング力があること
   戦略6.番組化すること

 「ウケる」ためのトーク技術が体系化されており、それぞれに会話例(スクリプト)が示してある。「笑いを取る」というきわめて難しい技能に関しHow To化しようとしたのはナイス・トライだが、正直薄ら寒い。本書自体笑えない。
 スピーチ、プレゼンテーション、説得術、交渉術、コーチング等々、世の中にはノウハウ本がたくさんある。しかし「ウケる」、「笑いを取る」、「ユーモアセンスを磨く」といった類の本は極めて少ない。何故か?要は笑いを取るテクニックは鍛えられないからである。100%才能の問題。
 同窓会に行ったり、学生時代の結婚式なんかで友人何人かと久しぶりに会うことがある。「こいつシッカリしてきよったなあ。」、「上手いこと話すやん。」という奴は少なからずいる。しかし、「昔は全然笑い取るタイプじゃなかったのに、めちゃめちゃ笑いのセンス良ぉなってるなあ。」なんて奴は皆無。集団でいる時の会話の立ち位置も変わらない。笑わす奴は昔も今もウケてるし、そうでない奴はそうでない。要するにセンス、所詮鍛えようがないのである。
 芸人もそう。芸で第一線を張ることと、「ウケる」センスを持っていることとは違う。きよし師匠は超人的に“漫才が上手い”が、機転で笑いをとるセンスは弱い。米朝師匠もそう。国宝的に“落語が上手く”、芸・芸術についての造詣は極めて深いのだが、「ウケる」、「笑いが取れる」と評される人とは少し違う(そのあたりは仁鶴師匠の方がうわて)。
 従ってこんな本を読んで、書いてあるテクニックを頭に叩き込んで活用しようとしても決して自分のものにはならない、無駄である。
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