『無趣味のすすめ』(村上龍著、幻冬舎)を読む。
雑誌「ゲーテ」に連載していたエッセイをまとめたものに、単行本用に何篇か書き下ろしたものを加えている。
金融関係の著書を出版したり、「カンブリア宮殿」の司会を務めたり、あろうことか先日は日経新聞の「経済教室」にまでコラムを掲載し、すっかり「経済人化」している村上龍。本書のテーマも、『リーダーの役割』、『スケジュール管理』、『仕事における有用な人脈』、『ワークライフバランス』等々、仕事関係の中身がほとんど。切り口はある程度斬新なんだけど、やはり一人親方である小説家の知見。長年組織で働いている私には響きにくい。
やはり龍さんには、音楽・アート・旅・スポーツ・映画・料理・恋愛なんかを、ホットにそしてクールに語ってもらいたい。昔からの一ファンとしての願いである。
雑誌「ゲーテ」に連載していたエッセイをまとめたものに、単行本用に何篇か書き下ろしたものを加えている。
金融関係の著書を出版したり、「カンブリア宮殿」の司会を務めたり、あろうことか先日は日経新聞の「経済教室」にまでコラムを掲載し、すっかり「経済人化」している村上龍。本書のテーマも、『リーダーの役割』、『スケジュール管理』、『仕事における有用な人脈』、『ワークライフバランス』等々、仕事関係の中身がほとんど。切り口はある程度斬新なんだけど、やはり一人親方である小説家の知見。長年組織で働いている私には響きにくい。
やはり龍さんには、音楽・アート・旅・スポーツ・映画・料理・恋愛なんかを、ホットにそしてクールに語ってもらいたい。昔からの一ファンとしての願いである。