moimoiず だいありい

おいしいもの、ほっと和めるもの、ぶらぶら街歩き、気になってること等々の身辺雑記でしょうか・・

モンサンクレールへ・・

2006年01月12日 | スイーツ
行きたいな~と思いながらも、なぜかなかなか行けなかった自由が丘にあるモンサンクレールへ、この前の連休最終日に行ってみました!

石川県の和菓子屋さんに生まれ、家業が傾き最初は地元の蒲鉾やさんに勤めるも、志を抱き東京からフランスへ・・今や洋菓子の世界も飛び出しつつあり、カテゴリーにとらわれないあくなきチャレンジャーという感じでもあり、食のアーティストでもあり、経営者といろいろな顔を持つオーナーパティシエの辻口博啓(つじぐちひろのぶ)さんのお店。
    
店内はまだお昼を少し過ぎたくらいの時間だったけれど、ショーケースの前には沢山の人がテイクアウト用のケーキを買うのに順番待ちをしていました。
ティールームというより、イートインコーナーという感じで、窓側にカウンター席が7席ほど用意されていました。少し?待てば座れそうだったので店舗内でケーキを食べたいなと思い、待つことしばし・・
カウンターの右側には、ワインセラーのように一段温度を下げたショコラを陳列している部屋が。
店内はケーキのほかに焼き菓子やミニサイズのパイ菓子、紅茶、パン、ゼリーなどがあり見ていて飽きることがない位です、辻口さんの本も置かれていました。

        
左はシブストケベックと言って、タルト生地、カスタードクリームとメレンゲのクリーム全てにメープルが使われていて、中にはバナナが入っている。これがとても美味しかった!ので焼き菓子と一緒に持ち帰ってもいいかなぁ~と思ったけれど、帰る時には売り切れていて残念・・
右はマロンアロマオランジュ、ガナッシュの中にはマロンクリームが入っていて、オレンジの香りとチョコがとってもいい感じ。
 
上にある断面図?も乗せたケーキは店名を冠してるモンサンクレール、コーヒー風味のクリームの上にバタークリームを乗せヘーゼルナッツとアーモンドプラリネで包んだもの、どれも好きな味。オリジナルのフルーツティーと一緒に相方とふたりで三つのケーキを頂きました^^;
 
上はおいしそうな焼き菓子が沢山あったので、少しお土産にしてみました。
一番上の左はミルリトンピスターシュ、右が断面図でピスタチオクリームと中にはチェリーの果肉が、外側はほろほろとした口当たりなのに、中はしっとりしてて美味。その横はプティポンムで紅玉を使っているので、酸味がいい感じに。
下のチョコレート色のはタルトショコラ・ジャンジャンブル、すりおろした生姜とガナッシュの組み合わせが大人の味。その隣は抹茶の色も鮮やかなガナッシュ、タルトベール抹茶。他にも沢山の種類の焼き菓子があって、ケーキと同じく選ぶのにかなり迷いそうです。

辻口さんのお店はここの他には、自由が丘ロール屋が割合近くにあるので、ここもちょこっと覗くつもりが・・
        
渦巻きのロゴマークがかわいい小さなお店なので、気がついたらまたちょこっとお土産を買っていました・・
          
左はチェリーが入ったプリンロール、右は抹茶ロール、ふたつともロール生地がふわふわんだけどしっかりおいしいのは中身がロール生地とぴったりだからかな?
手前は自由が丘チーズ、エダムチーズを使っていて、下の生地のビスキュイに結構塩味が付いているので、はっきりした味でした。
ここは狭い店舗内に5人も入れば一杯なので、中に入るのに外でちょっと待つ感じでした。持ち帰り時間が4時間と答えてるお客さんも居たりして、人気のほどが伺えます。

この日はロール屋にもモンサンクレールにも辻口さんの姿は見えなかったですが、他には駒沢公園そばの深沢にパンやケーキの「マリアージュ ドゥ ファリーヌ」、ジャム専門店「コンフィチュール アッシュ」が隣り合って昨年オープン、六本木ヒルズけやき坂通りのショコラ専門店「ル ショコラ ドゥ アッシュ」や、和スイーツもプロデュース、玉川高島屋や最近出来たecute品川に「和楽紅屋」などがあり、八面六臂な活動を繰り広げているエキセントリックな辻口さん、これからも突っ走っていくのでしょう・・