沖縄料理。私は苦手でした。「てぃーあんだ」に行くまでは。
ということで、東日本大震災の復興支援活動で約半月岩手県に派遣されていた同僚の慰労と新年度のキックオフを兼ねて、3度目となるお気に入りの沖縄料理の店「てぃーあんだ」に行って来ました。
誰にでも好かれる料理と豊富な泡盛。沖縄料理の概念(勝手な先入観ですが)を変えてくれるお店です。
お店のサイトを見ると、料理の美味しさの秘密が分かるPRがあります。
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「てぃーあんだ」とは沖縄の言葉で直訳すると手の脂。愛情込めて丁寧に作った料理が美味しいのは料理した人の手の脂も加わっているからという意味です。私共のお店「てぃーあんだ」では店名通り、昔からの手の込んだ調理法・味付けにこだわりました。 店内は東南アジアから掘り起こされた古材を使い、音楽もちょっとこだわった島唄を中心に流しています。
(サイトより引用。)
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さっそくどんどん料理を注文。
ポテトサラダ。普通のマヨ味のポテサラとはちょっと味が違います。トッピングの海老もうまい。
定番、海ぶどう。プチプチで新鮮です。
てぃーあんだに来たら絶対食べてほしい、ざるもずく。いつ食べても最高です。もちろん、即リピート注文。
ゴーヤチャンプルーはちょっと焼き目の入った厚揚げふうの豆腐とスパムが特徴です。
飲み物で私のおススメは泡盛のシークワァーサーカクテル。本物のシークワァーサーと泡盛が抜群の相性です。
カジキの天ぷら。鶏のササミのような味わい。ゴマ塩でいただきます。オリオンビールの最高のお伴です。
ざるもずくと並ぶヒットメニュー、イカスミソーメン。イカ墨の旨みとシソのさっぱり感が最高の一品です。てぃーあんだ初回の同僚が完全にはまっていました。
三枚肉の煮付け。ラフテーもいいですが、個人的にはこちらがおススメ。しっかりした味付けがどんな酒にでも合います。
ということで、泡盛にチェンジ。グラスは全て琉球ガラス。南国の海をイメージさせる爽やかなグラスです。
ソーキそばの炒め物。何だろう、この旨みは、、、
仕上げはタコライス。サルサソースをたっぷりかけて混ぜまくっていただきます。酔い覚ましにもいいですよ。
もうお腹いっぱい。と思ったら、おばぁがサーターアンダーギーをサービスしてくれました。
てぃーあんだ、何度来ても満足度高いです。何度目かの同僚も、初めての同僚も大満足でした。私は沖縄料理ならここですね。
さて、復興支援活動で頑張ってきてくれた同僚ともう一軒行きました。
生ものをしばらく食べていなかったとのことで、寿司屋へ。天満駅近くの「穴場ずし」。
ここはとにかく安い! しかもネタも大きく、マグロはおススメ。
ただ、てぃーあんだでお腹いっぱいになっているので、つまむ程度。5人でこの一皿を注文。
ポイントは、わさび巻き。手前の巻き物(奥の巻き物は切らずに出してもらいました)がそれです。具は本わさびとシソのみ。
美味しいと言うのでいきなり一切れを口に。あ”ぁぁぁ、、、、、かんでもかんでものみ込んでものみ込んでもわさびが攻めてきます。鼻毛が全部抜けるかと思うぐらい鼻にきました。涙も止まりません。この一切れでビール2杯は飲みました。
全員で一切れずつ。私たちのテーブルだけ全員で苦痛に身をよじりながら絶叫しました。巻き物を切らずに出してもらったのは、恵方巻きのように食べようとの趣旨でしたが、とてもそんなことができる代物ではないので、結局店の人に切ってもらって、私以外の同僚が食べました。
わさび好きの人にはたまらない一品だと思いますので、お試しあれ。
22時過ぎにお開き。支援活動、本当にお疲れ様でした。
勝手な想像かもしれませんが、大阪にいて被災地の映像を見ているだけの我々と実際に現地に行って来た同僚が見て感じた現実には相当開きがあるようです。苦労話を聞くのもはばかれましたが、元気で帰って来たことを皆で喜び、これから自分たちのできる東北への息の長い支援をしていこうと再確認した次第です。