ガーデニングをしている方なら皆さん自分流の年間カレンダーを持っていると思います。
私も本格的にやりだして3年。マイガーデニングカレンダーを持っています。(といっても、簡単な月別のメモと頭の中のざっくりしたものですが。)
GW前の今は、スイレンの植え替えが一番の重労働。
12月にはすっかり葉が消えたスイレンは一年に一度、4月に植え替えをします。
私なりの目的は4つ。
・土を新しくし、養分を補充。(よって、一年の途中で追肥はしません。面倒なので。)
・巨大ワサビのように育った株を分ける。
・古い根っこを切り取ってリフレッシュする。
・スイレン鉢(甕)を掃除する。
気合いを入れて、さっそく材料を準備。
赤玉土(小粒)、腐葉土、肥料2種(骨粉&油粕、花付きを良くする緩効性肥料)。これだけ。肥料はメダカを飼っているので、有機肥料にしています。
作業の手順です。
①土を作る。
赤玉と腐葉土を適当に混ぜて水を加えて練ります。本当は粘土状になるまで練ると良いのですが、相当疲れるので、最近はそこまでやりません。(手抜きで~す。)
②スイレン鉢(甕)から植木鉢を取り出す。
土を入れ替えるために水中から植木鉢を出します。ヌルっとした感触が気持ち悪いです。メダカが植木鉢の上に乗らないように注意して、、、
③古い土を捨ててスイレンの株を取り出す。
一年間水中にあった土は肥料と腐った古い根っこのため、ドブ川(最近そんな川はないか)の臭いがします。くせぇ~
取り出すとこんな感じ。一番育っている株は一番日当たりのいい所にあった株と思われます。
(個体差はありますが、2~4倍には育っています。)
④株分け。
根っこも葉っぱも大胆にハサミで切り取ります。植えればすぐに生えてくるので問題ありません。大き過ぎる株を包丁で適当な大きさに切ります。今回は4株を6株に株分けしました。
(大きいものはもう半分に切って8株ぐらいに分けても良かったのですが、今年は貰い手もいないのでしませんでした。)
⑤新しい土を入れる。
植木鉢に作った土を分厚く敷いてその上に肥料を撒きます。株が直接肥料に当たらないように更に土を敷きます。
(肥料の量は適当です。ちょっと多いかな。まっ、緩効性の有機肥料だからいいか。)
⑥植え付け。
株を植えます。私は一鉢に2株(1株でも全然OK)。コツはスイレンの株は一定方向に成長しますので、鉢の真ん中に植えず端っこに植えることです。それでも一年後には鉢からはみ出すほど成長することがあります。
完成。
⑦スイレン鉢(甕)に植木鉢を戻す。
最後に植木鉢を水中にゆっくり沈めて完了です。水がしばらく濁ってしまうので、メダカには迷惑な話です。
(スイレン鉢の方。こちらの方が日当たりがいい場所にありますので成長がいいです。)
本当はスイレン鉢(甕)の水を抜いて掃除するのがベターですが、メダカを一時避難させると弱ってしまうので、無事冬越ししたメダカたちにつらい思いはさせまいと、今年は掃除は割愛です。(というか、自分が楽したいだけなのですが。)
余った2株はバケツで簡易栽培。いずれ誰かにもらってもらうか、ちゃんとした鉢に移動させる予定です。
ふぅ~、、、疲れました。
が、これで終われないわけで。
この後、季節とともに勢い付いてきた雑草の除去タイム。
雑草むしりが終わる頃にはヘロヘロですが、もう少し作業があります。
花を楽しませてもらったチューリップの花茎をカット。もったいないようですが、球根を太らせるためにはこのあたりでカットしなければなりません。
最後に、昨年長期間咲かせ過ぎて球根がスカスカになったシクラメンの鉢や、終わった一年草の鉢を片付けて、今回の帰郷時のガーデニング作業は終了です。
来月からは、帰郷=雑草むしり。晩秋まで雑草との付き合いが始まります。
ガーデニング、しんどいですが、きれいな花が咲いたり、新緑や紅葉を見せてくれると本当に報われます。ガーデニングって一生もんですね。