【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

2020年カレンダー:世界の車窓から

2019-12-29 | デジカメ日記




1月 カナダ

カナディアン・ロッキー山脈を走るカナディアン・ナショナルテ鉄道のディーゼル機関車。この先には大陸横断鉄道の最高地点であり積雪量も多いイエローヘッド峠(標高1131m)が待ち構えている。


2月 ベルギー

中世の大聖堂を思わせる壮麗な駅舎「アントワープ中央駅」1895年より10年の歳月をかけて完成し、現在は国の重要文化財に指定されている。同駅には首都ブリュッセルやオランダ方面への列車が発着する。


3月 スイス

ブラウンスイス牛がのどかに草を食む高原を走るマッターホルン・ゴッタルド鉄道のローカル列車。列車の汽笛に驚いた仔牛が立ち上がるとカウベルが鳴った。カウベルもスイスの風物詩である。


4月 ドイツ

狭い谷間の町ヴッパータールを走る空中鉄道。路面電車を場所がなかったため1901年川の上の空間を利用し、世界最古の懸垂式モノレールが開業した。


5月 オランダ

ライデンのチューリップ畑を駆け抜けるオランダ鉄道の都市間特急「インターシティ」。世界最大の花の公園「キューケンホフ」ではチューリップをはじめ700万株の花が栽培されている。


6月 スイス

ポスキアーヴォ湖畔を走るレーティッシュ鉄道。同鉄道のおよそ130Kmの区間が世界遺産登録の風光明媚な鉄道だ。列車は間もなく湖面に映るアルプスの山並みが美しい「湖の眺め」を意味するミララーゴ駅に停車する。


7月 ハンガリー

ブタペスト西駅前を行くトラム(路面電車)。車両は6両連接のドイツ製「コンビーノ・プラス」で全長54m、世界最長の路面電車だ。市内には150Kmを超えるトラム路線網があり、市民の足として親しまれている。


8月 オーストラリア

紺碧の海グレート・オーストラリア湾をバックに走る「コックル・トレイン」。緑色のディーゼルカーと茶色の古典客車の2両編成でマレー川河口のグールワと、馬車鉄道の走るビクター・ハーバー間をおよそ30分で結んでいる。


9月 ミャンマー

古都マンダレーを発車した普通列車がタイーゼィ駅に到着した。線路脇にはバナナなど果物や野菜が並んでいる。実はこの駅の構内は市場なのだ。列車が通り過ぎると再び線路上は人々で賑わうマーケットに戻る。


10月 カナダ

紅葉のアルゴマ・セントラル鉄道を行く観光列車「アガワ・キャニオン・ツアー・トレイン」。起点のスー・セント・マリーから終点のアガワ渓谷までおよそ180Km。車窓には4時間にわたって壮大な錦秋が展開される。


11月 ボスニア・ヘルツェゴビナ

夕陽に向かって走るトゥズラ炭鉱鉄道の蒸気機関車。炭鉱の石炭運搬用に今なお現役で活躍している。形式はかつてドイツで貨物列車用に大量製造された52形である。


12月 オーストリア

降りしきる雪の中を力走するピンツガウ地方鉄道の蒸気機関車。湖畔のツェル・アム・ゼーと山間のクリムルを結ぶ線路幅は760mmの軽便鉄道である。冬季はクリスマスから新年にかけて5回のみ運行する貴重な存在だ。

「わんちゃん、来年のカレンダーはいつもとちょっと違うよ」
「えっ!!何でしょう?」
「付録があるんですよ、ホラ!!」




卓上カレンダーでした。