旅芸い者放浪記

前沢政次 ブログ

羽黒山五重塔

2013-08-26 22:31:51 | 旅行
たまには美味しい空気を吸いましょう。京極町も十分美味しいですが、酒田市にお邪魔したついでに羽黒山に行ってみました。



五重塔が見事でした。






大田仁史先生を迎えて

2013-08-25 22:36:15 | 日記
明日は京極町で講演会があります。シルバーリハビリ体操推進者の大田仁史先生(茨城県立健康プラザ管理者)をお招きしました。

おみやげに『リハビリテーション入門』(IDP出版)『介護予防のいっぱつ体操』(NHK出版)をいただきました。

地域を元気にするために一般の方々に勉強してもらって「シルバーリハビリ体操指導士」を養成したのです。

介護予防、地域包括ケア実現への大きなキーを握っています。

老健「うらら」にて

2013-08-24 06:53:40 | 日記
庄内空港に降り、まず余目病院を訪問。野末院長と総合医養成のこと意見交換しました。現在250床の病院、5つの老人保健施設を運営してがんばっています。

次に鳥海山が近い酒田市上田に移動しました。


ぼくは石川美恵子さんの前座を務めました。「地域包括ケアシステムと介護保険制度の近未来図」

石川さんは「茨城型地域包括ケアシステムとファミリーケアプラン」というテーマでお話しされました。
言葉の持つ力「不本意でしょうが、車いすを使いませんか」ご主人にかけられた若い看護師さんの言葉を紹介しました。


元は上田診療所ですが、老健、ケアハウス、グループホームなどを運営し、今や職員数は160人。矢島恭一先生のリーダーシップはすごいです。

終了後は懇親会。そしてカラオケへと進みました。もちろん練習した歌を歌い、最後はさとうむねゆきの歌になりまして終了でした。午前零時を回ってました。

徳田虎雄氏と再会

2013-08-23 08:16:02 | 日記
徳洲会理事長徳田虎雄氏と30年ぶりに再会しました。

数年前からALSにかかられて全身の筋肉が力をなくしていますが、その志は衰えることなく、ますます盛んです。

徳洲会も多くの病院が救急を中核にした高度先進医療を実践していますが、これからは少し切り替える部分もあってほしいとぼくは願っています。

恵の医療から地域を変える医療、地域がもう少し自立できる医療へ、部分的にはそういう医療も提供してほしいと思います。そうでないと良き総合医は育たないでしょう。

北海道大学の品性

2013-08-21 23:10:52 | できごと
北海道大学水産学部の2年生男子学生が飲酒後、7月19日から20日未明にかけて自室でなくなっていたできごとがありました。大量の飲酒が原因だろうと考えられています。

大学生になるまでわが子を育てられたご両親はさぞかし無念の思いをいだいておられることでしょう。謹んでご冥福をお祈りいたします。

北大はこの問題に関して記者会見を7月31日夕方に学務部長が行ったそうです。学長は出席しないのです。

ちょうどその時間帯に山口佳三学長は北大の常勤役員とともに、大学への多額の寄付者30人を招いて、大学構内のビアガーデンで懇親会を開いていたというのです。(北海道新聞8月20日朝刊)

学長はこの問題について「コメントできない」としているそうです。

いろいろ事情はあったのでしょうが、大学の方向性が問われます。

大学は学生を教育し、社会に輩出することが使命ではなくなっているのです。研究費をたくさん集めることを最重要視しているのです。まさに象徴的な出来事でした。

最近起きた降圧剤に関する大学教授たちのねつ造論文問題と重なります。患者さんはもはや研究対象でしかなく、製薬会社から多額の研究費をもらい、クスリが売れる(よく使われる)ように論文を書く。

効果も少なく、副作用も少ないクスリだから論文ねつ造が許されるとでも考えていたのでしょうか?

日本という国が恐ろしい勢いで崩れつつあると感じます。

学生や患者さんをたいせつにする大学はあるのでしょうか?