変革の時代にはリーダーの質が問われます。
昨秋に出版された本ですが、半藤一利『日本型リーダーはなぜ失敗するか』は現在考え直すべき課題を教えてくれます。
まず日本の陸軍・海軍の人事管理が米国と比べてきわめて劣悪であったこと。何と「威厳と人徳」が重視された。
参謀が重要な役割を果たすのですが、日本では自分勝手な参謀がほとんどであったこと。
よき参謀は①指揮官の頭脳を補うことができること
②部隊の末端まで方針を徹底させること
③将来の推移を察知する能力を有すること
これだけでもかなりの力を要します。さらに
リーダーの条件は①最大の仕事は決断
②明確な目標を示す
③焦点に位置する
④情報を確実にとらえる
⑤規格化された理論にすがらない
⑥部下には任務を最大限に遂行させる
人間には「損失」「不確実」「危険」を避けようとする心理が働く。起きてしまった危機、失敗を徹底的に検証して、知恵をふりしぼって、次なる危機に備え、起きた場合にはそれを乗り切るだけの研究と才覚と覚悟をきちんと身に着けておくこと。
根拠のない自己過信、無知蒙昧、逃避癖、底知れぬ無責任など私たち日本人の愚劣さ、見たくない本質を正しく見つめ直すことが大切だ・・・・・・
やー学ぶことがいっぱい詰まった敗戦論でありました。
昨秋に出版された本ですが、半藤一利『日本型リーダーはなぜ失敗するか』は現在考え直すべき課題を教えてくれます。
まず日本の陸軍・海軍の人事管理が米国と比べてきわめて劣悪であったこと。何と「威厳と人徳」が重視された。
参謀が重要な役割を果たすのですが、日本では自分勝手な参謀がほとんどであったこと。
よき参謀は①指揮官の頭脳を補うことができること
②部隊の末端まで方針を徹底させること
③将来の推移を察知する能力を有すること
これだけでもかなりの力を要します。さらに
リーダーの条件は①最大の仕事は決断
②明確な目標を示す
③焦点に位置する
④情報を確実にとらえる
⑤規格化された理論にすがらない
⑥部下には任務を最大限に遂行させる
人間には「損失」「不確実」「危険」を避けようとする心理が働く。起きてしまった危機、失敗を徹底的に検証して、知恵をふりしぼって、次なる危機に備え、起きた場合にはそれを乗り切るだけの研究と才覚と覚悟をきちんと身に着けておくこと。
根拠のない自己過信、無知蒙昧、逃避癖、底知れぬ無責任など私たち日本人の愚劣さ、見たくない本質を正しく見つめ直すことが大切だ・・・・・・
やー学ぶことがいっぱい詰まった敗戦論でありました。