旅芸い者放浪記

前沢政次 ブログ

家族と「一緒に」という意志

2012-06-20 22:37:08 | 読書
先日の講演でも紹介したのですが、芹沢俊介『家族という意志―よるべなき時代を生きる』(岩波新書)は学ぶところ大です。

一人暮らしでは配偶者がそばにいません。この世にいないことも多いです。老夫婦のみ世帯の圧倒的増加の中では、そばに子どもも孫もいません。

「一緒にいたい人」は妄想や創造の中でしか存在しません。

そこで芹沢氏は

家族とは「自分のいのちの受けとめ手が一緒にいること」
その意志である

と語るのです。

対幻想

という言葉も意味深いです。

議員のみなさんと

2012-06-19 23:06:24 | 地域協働
けさは4時に起こされました。慶和園の入所者の方が転倒して、股関節を痛がっているとのこと。

もう少し眠りたいところで起こされたので一日ボーと仕事でした。

本日午前中で町議会6月定例会が終わり、夜役場の幹部職員とともに懇親会がありました。

酒飲む皆さんをうらめしく見つめながら、ひたすらお茶をいただきました。

今晩ゆっくりお話しできたのは議員さんで櫻組代表取締役櫻貢さん。

櫻組の社員さんたちは先日健診で診ました。

名前が櫻組(さくらぐみ)というのはおもしろい。社長さんは東北地方の国立大学を出たそうで、お互い青春の話に花を咲かせました。

また一杯やりましょう。

みなさんは二次会に向かい、ぼくは帰宅。

一休みしたらクリニックから電話です。

腹痛の患者さんへの対応でした。

電話指示では心配だったので、クリニックに行ってみました。かなり苦しそうです。消化器なら何とかなりそうですが、大動脈だったらどうしようと思いつつも、まずは消化管のコントロール。

30分くらいして落ち着きました。ホッ。


ソフトボールつづき

2012-06-18 23:45:49 | 地域協働
雨で芝生が濡れ、ところどころ鍋のように凹んでいる外野を守って、滑って頭から落ちるなんて、年のせいか?

雨のせいだべさ。

打撃は2打数1安打。ヒットした打球のスピードは試合で一番速かったと自画自賛。

さてチームは1対12で負けました。それであとは暇でした。

優勝は福祉ーズ(ふくしーず)。初優勝。なんと慶和園、グリーン病院、福祉センターの混合職員チームでした。

どうしてこのチームからぼくに声がかからなかったのでしょう?  登録選手数は一番多かったので、年寄りなど相手にしてくれなかったのでしょう。

かくして大会は終わり、3時半ころから懇親会がありました。

理事長の山中さんにお世話になりました。山中さんがなぜ、町内会や町のためにがんばるのでしょう。ゆっくりお話を聞いてみたいです。

雨の中のソフトボール

2012-06-17 23:11:56 | 交友
お隣の山中さんが理事長を務めている京極町ソフトボール協会。

きょう大会があり、11チームが参加しました。

クリニック事務の渡部君にどこかぼくを入れてくれるチームない? と尋ねたらけげんな顔をしているのでおかしいなと思っていました。

あとで調べたら渡部君は役場青年部チーム。ここは20代の男女しか入れないので、ぼくは入れない。当然。

山中さんのお世話で人の足りないチームに入れてくれるというので、結局「京極ウォーターズ」というメンバーが8人しかいないチームに入れてもらいました。

開会式に出たらこのチームは監督の大木二郎さんしかいません。まさか二人で? と心配しているうちに、雨がポツポツ落ちてきました。周りのチームを見渡すと人はいっぱいいます。それも若い人ばかり。

雨がひどいのに試合はするのです。ウォーターズだもの雨の中で水浸しでも仕方ないのか。これでは風邪引くなあと一度家に帰りました。

ウォーターズは10時試合開始。これだけひどかったら中止だろうと顔を出したら、9時半過ぎに試合開始。

ピッチャーしてとイキナリ言われても、ソフトの下手投げはしばらくしてません。まず外野。じゃあライトというのでライトに行ったらすでに「ぼく外野したことない」というお兄さんがいたので、ぼくはセンターへ移動。初回から打球はみなライトねらいです。

センターにもフライが飛んできて、何とか落球せず取った・・・・と思った瞬間、なぜか体が宙に浮いて、頭から芝生に落ちました。

落球せずアウト。

旅芸い者本領発揮

2012-06-16 23:30:16 | 地域協働
講演で久々に歌いました。

本日の曲目は「空蝉(うつせみ)」。

これに本日は「介護と協働する医療」としましたので、町で介護福祉を担当している保村さんと駒田さんに助っ人をお願いしました。何となくミト黄門と助さん、格さんふうでした。

本日の会は北海道国民健康保険診療施設連絡協議会(会長:白川拓、鹿追国保病院長)主催。第17回北海道国保地域医療学会でした。

メインテーマは「地域における地域包括ケアの充実・推進を考える」でした。

僕の話は
①介護・福祉からたくさん学びとろう!
②一人ひとりを丁寧に看ていこう!
③地域の将来を一緒に考えよう!
という内容でした。

中川貴史先生からの質問は「前沢先生はなぜ腰が低いの?」というものでした。

おやじが教えてくれた「人を使う人生から、人に仕える人生に切りかえた」という回答をしました。

あとで「我以外みなわが師なり」という吉川英治の言葉も思い出しました。どのような人からも人間と人生を学ぶ姿勢を持ち続けることも無意識に心がけてきたような気がします。

北海道国保連合会の石子理事長からも「今までで一番いい会だった」とお褒めの言葉もいただきました。もちろん他の方々の発表も魂が入っていたからだと思います。

企画された白川先生、小西先生お疲れさまでした。