旅芸い者放浪記

前沢政次 ブログ

スウェーデンの介護事情

2014-02-02 10:00:02 | 医療制度
昨年の5月に国診協の視察団がスウェーデンに視察研修に行かれた時のレポート『スウェーデンの保健・医療・介護・福祉』が送られてきました。

その一部は国診協発行の『地域医療』51:2、3に大原昌樹先生がレポートしています。

充実した福祉介護サービスを謳っていたスウェーデンですが、近年の事情は大きく変わってきたようです。

①ヘルパーはコーヒータイム3分、排せつ介助5分など時間が決められていて、ゆっくり利用者と接する時間がない。
②ヘルパーは外国人が増加し、利用者は昔話ができなくなった。
③田舎では自宅が分散しているので、ヘルパーの派遣効率が悪く、利用者本人が望まない集合住宅に集められている。
④グループホームは効率が悪いので、アパート型や施設型に移行している。

とレポートされています。

うーん。「効率化」が進行し、利用者中心でなくなってきていますね。日本はどうなるのでしょう?

さて、本論の医療は?




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