about him

俳優・勝地涼くんのこと。

『ハケンの品格』(2)-13(注・ネタバレしてます)

2008-03-18 01:54:28 | ハケンの品格
・スランプに陥った東海林に、「米・プラスティック、協力してよ。一緒に考えて、二人の名前で出そうよ。東海林さんの押しの強さが俺には必要なんだ。」と助け舟を出す里中。
対する東海林は「憐れみをかける気か!」とか反発するんじゃないかと思いきや「俺を必要としてくれるのは賢ちゃんだけだよ!」と感激して里中を抱き上げくるくる回る。
人一倍プライドの高い東海林ですが、だからこそ結構単純というか、自分の益になること・持ち上げてくれる発言は素直に受け取り喜ぶ。
(「東海林さんの押しの強さが俺には必要なんだ」を東海林の自尊心を傷つけないためのフォローと理解したうえで受け入れたんなら「ありがとう」とだけ返して「俺を必要としてくれるのは~」とは続けないと思うので、結構本気にとってるんじゃないかと)
彼が仕事ができるのはこのプラス思考による部分も大きいのでは。まあ里中に押しの強さが欠けてるのは事実だし、東海林には里中のような人望がない。お互い補い合ってちょうどいい感じ。
しかし感激のあまり抱きしめるならわかるが、抱き「上げる」(しかもくるくる回る)というのは成人男子の友情表現としてはやや微妙なものが。このへんにも同性愛的、というか共依存的な密着度の高さを感じます。

・どこぞの料亭で眉子ママが謎の老人(大滝秀治さん)と食事を。この人物、エンディングのテロップによると何とS&Fの会長さん。
二人がどんな関係なのか(結構親密そうではある)は明かされませんが、ここで眉子が会長にハケン弁当の話をしたことが、美雪の企画が上の肝入りでコンペの上位5位内に入る結果となっていく。
しかし二人の会話の流れ(「お前さんに務まるか、大変なんだよハケンって」「でも多いんだってね、ハケンって」)からすると、会長は眉子の娘分がハケンなのも現在自分の会社で働いていることも知らないように聞こえる。彼は眉子がどんなルートでまだ世に出てない企画を知ったと思ってるのだろう。
「カンタンテ」に「ハケン弁当」企画者の周辺の人間が客で来て、その雑談から知った、という解釈なんだろうか。会長が眉子と繋がりがあるなら桐島部長に「カンタンテ」を教えたのは会長の可能性もあり、ならばさらに桐島に連れられて「カンタンテ」に出入りするようになった社員がいても不思議じゃないわけだから。
そして眉子がここで会長にハケン弁当の話をしたのは、美雪のためというより先日の里中の志に対する援護射撃だったように思います。またハケンの企画を認めることが将来的には会長と会社のためにもなると考えた結果なのだと。

・企画の件で黒岩を筆頭とする社員たちに(販売二課のハケンにまで)責めたてられる美雪。
彼女の後ろで浅野くんと近くんが手をもぞもぞさせてる仕草に、バッシングにさらされてる美雪を支えて(肩でも抱いて)やりたいのだけど、そうできない辛さ・気まずさが表れています。
しかしあれだけ美人の美雪に販売二課の男どもがちっとも優しくないのが不思議。

・「ハケンの企画に負けた恨みをハケンで晴らす。あなたがたは最低です。」 
いつもは春子の毒舌に反感をあらわにすることも少なくない販売二課の面々がこの時は一言もなくちょっと萎れている。少し気が収まったら女の子一人を寄ってたかってつるしあげた自分たちの無様さに思い至ったのでしょう。
春子は美雪が責められている間は一切かばうことはしなかったが、それはハケンが企画を出すことに伴う困難を、美雪自身にも無邪気に彼女を応援してた浅野たちにも思い知らせるためだったのでは。

・「あのハケン、泣いちゃったぞ。(中略)お前がかばえばかばうほど、あの子は辛い立場になっていくんだよ。」
先に販売二課の皆が美雪を非難したときも、ハケン差別者のはずの東海林が、唯一美雪をフォローしようとしていた。彼は里中が美雪の企画を彼女の名前で出そうとしてたいきさつを知っているし反対もしてたわけで、ある意味美雪が里中の被害者だと考えたんでしょう。
ハケンの企画を通すことに伴う困難、美雪が吊るし上げにあうような事態は(普段衝突ばかりしてる春子と東海林が「ハケンは企画など出すべきでない」と口をそろえた時点で)十分予期できたはずなのに、里中は「ハケンを差別するのはおかしい」という自身の理念、「自分の名前で発表すればアイデアを盗んだことになる」という潔癖さのために美雪を犠牲にしてしまった。美雪自身は「私の思いついたことが里中主任の名前で社内中に流れるなんて」と自分の名前が出ないことをむしろ喜んでさえいたのに。
前回いきなりバースディパーティを企画された春子が「あなたは人の気持ちをちゃんとわかったうえで接待なさってるんですか」と里中を責めましたが、その「善意の押し付け体質」がここで悲劇を呼んだ形です。

・女子トイレの個室で泣きじゃくる美雪に春子がドア越しにお説教。
先に東海林に美雪をフォローしてやるよう言われたときは社員がやれ(第二回で言ってた「ハケンにハケンの面倒を見せようとするな」という事ですね)と言い返してたくらいなので、単に業務時間内だから連れ戻しに来ただけだと本人は言うでしょうね。第五回でも小笠原さんをようじ屋から連れ戻してましたし。
この場面加藤さんの泣きの芝居が美雪のキャラを見事に表現していてそのはまりっぷりに拍手。

・美雪を電話でなぐさめる一ツ木さん。「よくあることですから」ってこの人も本当苦労が絶えない。「邪念」てのはひどい表現な気もするけど。

・「ほんとに自分で考えた企画なら男たちにつぶされちゃだめよ。」 さっき皆の先頭に立って美雪を責めたのは黒岩だったのだが。
まあ彼女の企画が一番有力とみなされてただけに「ハケンに負けた」という屈辱もあってカッとなっちゃったけど、冷静になってみたらハケンであるゆえに頑張っていい仕事をしても低く見られてしまう美雪に、男たちの中で一人頑張ってる自分が重なったのだろう。
正社員の黒岩はコンペへの参加も許されているし、それどころか桐島部長も彼女の企画を押していたくらいだが、それだけに同じ課の男性社員から「女の企画をやることになるのかよ」と言いたげな嫉妬の視線を感じてたのかも。
東海林が里中に言った「社員はハケンより優れてなきゃならない。創立80周年の伝統あるコンペでハケンが優勝するなんてことはあってはならない。」という台詞は一昔前なら「ハケン」を「女」に入れ替えてまんま成立していたはず。
今はこうした大企業が公然と女性社員を差別することはそうそうないと思いますが、それがハケンに対してはまかり通っている。今や女性差別が非常識と(建前であっても)されるようにハケン差別も非常識とされる日が遠からずやってくるのかも。
そうした時代の先がけが、正社員もハケンも「人間同士助けあったり励ましあったりして一緒に成長できるはず」と主張する正社員里中であり、ハケン先の部署にきわめてウェットな思い入れを持つハケン社員美雪なのでしょう。
二人とも自力で新しい社会のあり方を築き上げてゆくにはまだまだ頼りないですが、だからこそ彼らには正社員に伍して独力でハケン人生を切り開いてきた先輩・春子が道を指し示す必要があるのでしょうね。

・「彼女、うちの会社にどうも馴染まないようだね。」
美雪のクビを切ろうとする一方で、正社員に(自分にも)あれだけ傍若無人な態度を取る春子は放置なのは、彼女が会社にただならぬ貢献をしてるからだけでなく、冒頭のかるた取りでもわかるように彼女が本当の意味で正社員の顔を潰すことをしないからですね。
美雪自身には正社員の顔を潰そうなどという気はなかったし、桐島も里中が美雪に断りなく彼女の名前で企画書を出した事情を知っているのだけど、「ハケンの企画が通った」ことがこれだけ回りに広がってしまっては、本人に罪はなくとも火種である美雪をスケープゴートにするしかないという判断。「社員と違ってハケンはまた別の会社に行けばいいだけだから」と軽く考えてる部分もあるでしょう。
隣で東海林は複雑な表情をしていますが、単に美雪に同情してるというのでなく、面子のために罪のない人間を冷然と切る桐島の姿に、正社員の自分や里中も切り捨てられる時が来るんじゃないかという不安を喚起されているように見えました。

・エレベーターでの春子と桐島。「君はこのことを承知だったんだろう」「部長の品格・人格・品性、もろもろを総合的に判断し、そうなさるだろうと思っていました」。
この「部長の品格」というのは今回の最初の方で東海林が言っていたおべんちゃらと同じ言葉。それだけに皮肉がきいている。先に下りた春子を見送る桐島の表情も相当こわばっている。

・エントランス前で桐島を呼び止める里中。「部長!」と呼びかける声(二回とも)の荒っぽい響きに、これまでの里中にはない必死さを感じます。とはいえ何もできないままなんですけど。

・「ハケンがクビになる理由の6割は「社風にあわない」なんだけど・・・けどそれはね、言いがかりですよ。」
一言ずつ、搾り出すように話す一ツ木さんの声のトーンと間に、いつも如才なく軽く腰低く(でも実は胃が痛むのをこらえてるんだよ、という感じで)周囲を持ち上げたり取りなしたりしてる彼の、初めての本音を聞いた気がしました。美雪もちょっと感動してます。
「あの会社だけは信じてたのに」という発言は、(主としてハケン嫌いの東海林のせいで)ハケンがなかなか居つかないS&Fに対するには意外な好評価ですが、ハケンが自分から逃げるケースは多発すれど会社の側からこういう形でクビを切ることはなかったんでしょうね。それ以前にイビり出されちゃうだけ、という気もしますが。

・「森美雪を守るとこの男は言っていました。でも、このザマです。」 
初めて春子が里中を「この男」呼ばわりにする。それも本人のいる前で。
「ザマ」という言葉を吐き出す発声も含め、「軽蔑する」と言ったも同然の台詞ですが、「企画が選ばれたから森くんが辞めさせられるなんて、あってはならないことです」という里中の発言を受けての「人を守るには体を張るか命を張るか、自分のクビをかけるか。できませんよね、あなたには」「優しいだけじゃ人は守れません。私がお手本を見せます」とあわせて考えると、里中を発奮させる意図で彼女は台詞を選んでいるように思えます。
春子は実のところ里中にはかなり期待をかけている。かつてリストラを経験して会社組織への不信を抱くようになり、ハケンとなってからも行く先々での待遇のあり方にますます会社不信をつのらせていただろう春子は、ハケンと正社員を(良くも悪くも)区別しない、弱弱しいようでいて自分の信念は決して曲げない里中を見るうちに、彼のような社員の存在が現在の会社とハケン、正社員とハケンの関係性を変えてゆく可能性を見出したんじゃないか。
翌日春子は桐島を半ば脅して自分の(そして里中の)意を通しますが、業務に関係なく、頼まれたわけでさえないのに自主的に行動に出ている。
「私には関わりございません」が決まり文句だった彼女としては自分の主義を逸脱するような行為ですが、彼女の態度はもともと現行の会社組織とその構成員たる正社員のあり方への抵抗と諦め(自分の立場を確保するため強気な態度を貫きつつも、相手との人間的関係を望みはしない)のないまざったものなので、内心密かに夢見てたであろう「会社とハケンの新しい関係」に期待を抱きはじめたことで、彼女の言動にも変化が生じるのは自然な流れですね。

・「森くんを守る方法を教えてください。」
これまでのように「助けてください」ではなく「教えてください」、守ること自体は自分がやるという決意を思わせる表現に、春子との対話を通して里中が少しずつ強くなっている事が示されているように思えます。
春子が「あなたには無理です」の後に「だから私がやります」でなく「お手本を見せます」と答えるのは、「今の」あなたには無理、だからそう出来るようになりなさい、私が教えてあげるから、という意味合いですね。
「お手本を見せます」と口にする時の語調もそれまでに比べると少し柔らかく、口元も心なし微笑んでいます。

・「大前春子です。出ません」という留守電メッセージに笑う。言っても言っても電話をかけてくる美雪よけですかね。
このシンプルにして身もフタもない表現は春子ならでは。

・「先輩にはほんと、ご迷惑のかけっぱなしで・・・」と美雪が留守電を入れている時、当の春子は明日の対決に向けて―美雪を守るために―筋トレに励んでいる。この呼応関係にほろりとします。
黙々と体を鍛える春子の姿には「人を守るには体を張るか~」という春子自身の台詞が重なる。そして美雪の、泣き言を言わず終始取り乱さず、春子に感謝の言葉と反省、今後の抱負を語る言葉つきに成長のほどがうかがえます。

・桐島は突然道場に現れた東海林に「どうして今日は背広なんだ」と尋ねる。
道場の場所を知っていたことと言い、これまでにも休日に桐島に一手指南してもらいに来たことがあったのでは。ゴマすり上手の東海林ならいかにもやってそう。
一方の里中は道場の場所を知らなかった。休日を利用して上司にゴマをするなんて発想自体ないんでしょうね。そのへんに彼が上司・会社密着型でない―ハケンに対して偏見を持たない自由な物の見方もそこに根がある―新しい時代の社員なのを感じます。
しかし道教えるだけでなく結局(心配して)一緒についてくるあたり、東海林も根っこはお人よしですね。

・「部長、森くんを辞めさせるなら、マーケティング課はあの企画、引っ込めます!」
力の入った口調と、ここまでやってきた不退転の決意を思わせる行動に、てっきり「辞めさせるなら、自分も辞めます!」と続くのかと思えばこの台詞(笑)。
もともと桐島的にはハケンの企画などない方がいい、あってはならないものなんだから、「ハケン弁当の企画を引っ込める」宣言は歓迎されこそすれ何ら打撃を与えないだろうに。
上層部がこの企画を押してるのを知ったうえで、企画を引っ込める→桐島の顔が潰れると計算したのだろうか?
先の春子の「体を張るか命を張るか、自分のクビをかけるか」のいずれも選んでないあたり、まだまだ覚悟が足りないように思えます。だからこそ春子の荒療治が有効なのですがね。

・白い胴着に竹刀を下げてきりっとした表情で歩いてくる春子。光を背にしたその姿は、確かにジャンヌ・ダルクのよう。

・里中と東海林がやってきても、里中と桐島が言い争ってても、特に反応を示してなかった子供たちが、春子には興味深々。
きっと部下が急用で指示を仰ぎにきたりすることはままあって、スーツ姿の人間(上の桐島発言からすると東海林は普段から出入りしてるが背広ではやってこないようなので、他の部下でしょう)が叱られたりするのは見慣れてるんでしょう。

・剣道四段ながらも桐島(何段か不明ですが子供とはいえ人に教えてるのだから七段くらいはいってるんじゃないか)と対等以上に打ち合う春子。
五段以上の段位審査を受けてないだけで(現行の規則だと四段を取った後最低でも二年経たないと五段は取れないらしい)、実力はさらに上、ということなんでしょうね。

・「子供たちの前で恥をかきたくなかったら、森美雪をクビにするのをやめなさい」 これはまたあからさまな脅し。
これまではわざと正社員に(今回の冒頭で桐島にも)密かに勝ちを譲ってきた春子が、ここでは条件つきで勝ちを「譲ってやる」。
美雪をクビにしないという言質を取る前に負けてやったのはツメが甘いとも思えますが、「部長の品格・人格・品性、もろもろを総合的に判断し」、これだけすれば部長はクビを取り下げるはず、という確証があったものか。
桐島が「子供たちの前で恥をかきたくない」という個人的な事情を美雪の処遇-仕事上の問題に持ち込んだのは公私混同のようですが、ここで自分に勝ちを譲った―これまでにも実は勝ちを譲っていたのだろう春子が、その気になればいつでも自分や他の社員に仕事の上で恥をかかせる事ができるのを思い知って、ここは彼女の要求を呑んだのでしょう。
その危機感があればこそ東海林に、これまでは単に毒は吐いても優秀な機械と思ってたゆえに持ち上げていた春子について、「大前春子には気をつけろ」と助言を与えたのでは。

・マーケティング課の面々が美雪のお別れ会を。美雪の挨拶に小笠原と浅野が涙ぐむ。他の部署では考えられないような正社員とハケンの関係がここでは成立している。
しかし浅野くん、このままお別れでいいのか?彼女がクビ取り消しにならなければ、何らかのアプローチをするつもりだったのかな。

・美雪のクビ取り消しを喜びあう面々から離れて、春子は一人カウンター席で手酌で飲んでいる。
一切嬉しそうな様子を見せない彼女こそが美雪のクビを食い止めた功労者であることは(この場では)里中しか知らない。
こうした春子の姿に、そっと人助けをして人知れず去ってゆくヒーローの面影が重なります。

・ハケン弁当の企画を、桐島は里中を外して東海林一人に任せる。
美雪の名前を出すことにこだわった結果、肝心の企画は美雪のものどころか、里中やマーケティング課からさえ離れてしまった。
美雪のクビこそ回避できたものの、里中のこだわりは美雪に辛い思いをさせ、企画はよそに取られ、自分は桐島の不興を買い、と現時点では全面的にマイナスばかり。
ただ古い常識を変革してゆこうとする時に障害はつきもの。これも会社とハケンの関係を改革してゆくための第一歩なのでしょう。

・里中と二人で請け負うつもりだったハケン弁当の企画を一人でやるよう言われた東海林は悲しげな目で「わかりました」と静かに答える。
ハケンの企画を正社員が「取る」ことは当然とする東海林も、正社員、それも親友である里中の(普通なら彼の名前で提出されるはずだった)企画を奪う形になることには動揺を禁じえない。
古い会社の常識を生きる東海林としては、あれだけ桐島にたてついた里中が企画から外されるのは無理もないと思う気持ちもあり、しかし親友を裏切りたくない(里中と二人でハケン弁当の企画をやると言ったのは、先に里中がスランプに陥った自分に米・プラスティックの企画を連名で出そうと言ってくれたことへの恩返しのつもりもあるのだろう)気持ちもあり・・・。
そんな東海林の複雑な心情が、彼の目の表情だけで一瞬にして伝わってくる。
主人公である春子と衝突を繰り返し、ハケン差別者でもある東海林のキャラは、その傲慢な物言いもあいまって下手すれば視聴者から蛇蠍のごとく嫌われかねない。
それが里中を上回るほどの人気を得たのは、怒鳴ったり偉そうな台詞を吐くときもどこか憎めないユーモラスさがあり、シリアスなシーンでは切なさを感じさせる大泉さんの演技力に拠るところ大ですね。

・春子に「僕はあきらめてません。ハケン弁当の企画」と静かだがゆるぎない口調で告げる里中。
この時点で彼はハケン弁当の企画が東海林一人に任されたことを知りませんが(桐島が東海林に口止めしたことが次週明かされました)、きっと知っていても同じことを言うでしょう。
春子は「まだそんなこと言ってんですか」と答えるが、里中を否定してるのでなく、その悟らなさ、諦めの悪さを「自分が見込んだ通りだった」と内心喜んでるのでしょうね。

(つづく)

 

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