福島県の方から、お手紙を頂戴しました。
お名前が「御年=みとし」さんという方。
他界されたお父様が「稲の神さんの名前だよ。古事記から名付けたんだよ」
と仰せだったそうです。
そのまま、どんな神さまかも知らないまま過ごされていて、
先日インターネットで検索したら、
「御歳神社の神さまだと知りました。」と。
で、親戚の結婚式が関西であるから来訪したいとの事。
伊勢の講習中でしたが、ちょうど日曜日でしたので、
御歳神社でお待ちすることにしました。
私にとっても感動でした。
とっても素敵な御年さんでした。
若くして亡くなられたお父様の面影を重ねるようにして、
なんだか懐かしそうに佇んでおられました。
ただ、静かなだけが取り柄の神社ですが、深く感じるものがあられた様子、
私もほっとしました。
御歳神社の神鏡を分けてくださいとのことでしたので、
講習を終えて後日一人で祭典を執り行いました。
一人でする祭典も好きです。
この日は、厳粛な静寂に包まれていました。
この空気はまた格別です。
目に見えない神様の御心を鏡に込めます。
心を込めて祈ります。
それだけが、私に出来ることですから。
もう届いた頃でしょうか。
御歳神さまは古事記では御年神、古語拾遺では御歳神です。
お父様もきっとお喜びではないでしょうか。
うれしいご縁に感謝です。
みとしのかみさまがお守りくださいますように。
| Trackback ( 0 )
|
メールを書くのははじめてなので、冷や汗をながしているのをご想像ください。
すっかり秋風情になりました。
今日は秋祭り、お忙しく一生懸命にお勤めをはたされていることでしょう。昨年のお写真を拝見しました.大きな提灯をたくさん段のように飾られるのですね。
夏、講習を受けられている最中にお尋ねしてから、今日まで晴れやかな気持ちで過ごして参りました。あのときは、姉ともどもお世話になりました。
御神鏡をおねがいしてこちらにもどりましてから、神様をおむかえできるということが「不思議」でたのしく、きっとご修行をおえられてから「御魂送り」をなさってくださるのだろうと、一心にお祈りあげてくださる姿を時折想いうかべたりする事がありました。
御拝殿や、あの、古代にずっとつながっているような土塀、そこにはちいさな穴があいていて、脱皮した蛇のぬけがらがトンネルのように突き通っていました。現実からふっと抜け出でていけるように、ああ、あそこに理屈でない私の神様がおいでになるのだな、とおもえます。
お一人で執り行われた祭典についてよませていただき、深い感慨をもちました。
生きていくうえに起きる新しい出来事、それはちょっと幸せな顔をしていたり不幸せな顔をしていたり、でもいや応なく受け入れていかざるを得ません。しかしそれ自体が人生のチャレンジです。そしてチャレンジであるという覚悟をもつことが最も大事なのですね。(すると生活はなんだか芸術だと思えます)
神職の修行の道を歩まれる東川様の自然な勇気を思い、私も見習って毎日を歩いていきたいとおもいます.私達の為に深いお祈りをしていただき有難うございます。
御歳神様と共に私は百万力です!!
素敵なハンドルネームですこと!
先日は御丁寧なお手紙を頂戴し、また、
こちらへの嬉しいコメントに感激です(^^♪
私にとっても、きっと、一生忘れない大事な思い出になることでしょう。
一人で祭典している間も、嬉しい気持ちでいっぱいでした。私が大切に思っている御歳の神さまが深い由縁で繋がった遠くの方の所でもお祭りいただけるのはとっても楽しい気分です。
本当に日々色々なことが起こります。
>でもいや応なく受け入れていかざるを得ません。
そう思えたら、きっともう進める道はちゃんと出来ているのでしょうね。
そう信じて、進むしかないですものね。
御歳の神さまと、お父様が下さったご縁に感謝です。
また、御来訪くださいませ。
こちらにもまた、書いてくださいねっ(^^
本当にありがとうございました。
こちらへおいでくださり、喜んでいただいている事
コメントを感動しつつ読ませて頂きました。
その中で
>すると生活はなんだか芸術だと思えます
の一文! 釘付けになってます。
深いです。
今はまだ「人生って修行」の段階なんで
芸術と思えるようになるのが
楽しみになってきました。
コメントをいただいてとても嬉しく、これからよろしくお願いします。本当にメールって不思議ですね。ふわーと空からやってくるのですね。音楽もまた空から心のなかへはいってきますね。いつかはーもにー様の音色を聴ける日を楽しみにしています。
楽しいですよね。
手紙だとなかなか出せなくてもメールだと一瞬で着いてしまう。
またいつかお祭りやイベントにもいらしてくださいね。少し遠いですが。。。
いいことも悪い事も私の「人生」と思えれば、
一枚のじゅうたんを織るようなもの。
すべてが自分のものです。
すべての経験が「私」の存在理由なのだと思えれば
「芸術」と言えるかも?
いつかそう言えるように人生を送っていきたいですね。
http://blog.goo.ne.jp/mitoshi7/e/0e2b252ce234cf7eec62af1928012cbc
※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。