一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

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2つの地盤調査方法

2010年08月02日 19時13分44秒 | 住宅ノウハウ・実例
▲ これがボーリング調査の機械です


先週は、2種類の地盤調査を行いました。


ひとつは、木造2~3階建てなどでは一般的な
スウェーデン式サウンディング試験と呼ばれる方法

もうひとつは、もっと本格的な鉄筋コンクリート造などで採用される
ボーリング調査(標準貫入試験)と呼ばれる方法です。

 


▲これが、スウェーデン式サウンディング試験です。
直径2センチ程度の鉄の棒をおもりを乗せて回転させながら沈めていきます。
最大で10メートルくらいまで沈めます。

ここは増築予定ですが、2階建てなのと擁壁が近くにあり盛土と切土の間に
増築することになる可能性があるので、調べることにしました。

平屋の木造増築で問題の無さそうな地盤では、この調査をしない場合も珍しくありません。







▲こちらは、ボーリング調査です。
機械も大掛かりになりますね。セッティングが終わりました。





▲この丸い筒を回転させながら、地面を掘っていきます。
地盤の土も取り出します。直径10センチくらいの穴が開くことになります。
必要ならば30メートルくらいは掘っていきます。






▲順調に進んでいきました。





▲完了したところです。土のサンプルなどを採っています。


地盤調査は、必要に応じて行いますが、木造住宅の新築では
スウェーデン式が費用も安く、一般的です。



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