2012GIANTロードラインナップは大幅にモデルチェンジが行われ、一新された印象を受けました。2012モデルはロードに注力していくと、そして特にカーボンフレームに注力すると、明言するだけのラインナップが揃いました。
最初に紹介するモデルはTCRコンポジット3です。大きくモデルチェンジされたラインナップの数々ですが、このTCRコンポジットフレームは継続モデルです。ですが真っ先に紹介する理由は衝撃プライスなため。シマノティアグラ10Sで149,100円です。ミックスのパーツアッセンブルとはいえ、このプライスは来期も他社を圧倒するでしょう。ついにここまで価格が下がり、フルカーボンフレームの良さを、より多くの方に楽しんでもらいたいというGIANTの思いも含まれています。TCRはレース系のフレーム設計ですが、このレンジを購入されるであろうエントリーの人向けにガチガチではなく、乗りやすく後のレースを視野に入れた完成車という位置づけで長く楽しめる1台です。
この3は2色展開。カーボン地が分かりやすい上のブラック&レッドと、全塗装されたホワイト&ブルーになります。好みが分かれるところですが、どちらもGIANTらしいカラーとデザインです。メインのロゴの入れ方は新しいですね。