発売が待たれるミシュラン新型タイヤ、PRO３。既にプロレースに実戦投入されており、性能に関しても少しづつ情報が入ってきております。
バイクレース、モトGPで培ったデュアルコンパウンド技術を投入し、コーナーリング時のグリップを２７％向上させています。これはタイヤサイド左右６mmずつ、新開発のスーパーグリップコンパウンドを使い、PRO２に比べ４０％ものグリップ力向上を達成。センター部分は、今まで以上に転がり抵抗が少なくなったコンパウンドを採用。コーナーリングの性能はもちろん向上していますが、更にシャープなハンドリングとコントロールのしやすさも向上しています。耐久性もアップしており、テストライダーのデータではトレッドの寿命は3600km。対パンク性能に関しては、トレッド下に軽量なパンクプロテクターが入っており、試験機のデータではパンク発生の割合は5919kmだそうです。ということは、トレッドの寿命が尽きてもパンクが発生しにくいという驚きなデータですね。シーズン始めは品切れもありそうなくらい、人気が高まりそうです。重量２００ｇ。発売は５月頃。価格７４００円。
